中島省三の湖畔通信

蓮池のアオサギ君?

2018/06/17

毎日の散歩で訪れる三井寺、金堂前の蓮池でやっとアオサギ君に会えたと思ったが、確認するほど詳しく見ていないので自信はないが先日、見たアオサギは近付くだけで飛び去るが、今日はデジカメを出して構えても逃げずに悠然としていた。デジカメのシャッターを数回、押して其の場を後にした。件のアオサギ君なら明日の出会いが楽しみだ。空を見ると飛行機雲が多く見られ、明日は雨になる事は天気予報士でなくとも分かる空の様子に自信を持って雨と判断した。午後、三井寺、ながら亭へ、池を見るとモリアオガエルのオタマジャクシが多く見られた。水面には小型のアメンボが素早い動きで走り回っていた。アメンボは危険を察知すると飛行して他の場所へ行くことを知ったのは昆虫の本を読んでからの事だ。自分が知っている事など極々一部のことと何時も思うべしと心に刻んだ。

昔、ボテ釣り、今、ブルーギル

2018/06/16

五月晴れの浜大津港では釣りを楽しむ家族連れが彼方此方で見られた。ブルーギルを地面に並べる家族に声をかけ写真を撮らせてもらいながら話を聞いた、ボテを知っているかと訪ねたが知らないと言われた。ボテはパラタナゴで琵琶湖の在来種で子供の頃、釣りと言えばボテ釣りの事で浜大津近辺の釣り道具店では安い竹竿が売られていた。ボテは誰でも簡単に釣る事が出来た。そのボテは今では見ることは無くなり、その代わりに外来魚のブルーギルが簡単に釣れる魚だ、釣られたブルーギルを見ると丁度ボテの大きさに似ている、そして時々釣れた、色ボテ?と言っていた大陸パラタナゴに似ていると思った。そして近くで釣りをしている親子にも声をかけた。親子は釣り上げたブルーギルを水の入ったポリバケツに入れていた。その中のブルーギルをよく見ると、その美しい姿に少し驚いた、小さなバケツの中で小さな命が輝いていると思いながら写真に撮った。きっと親子は心が優しく外来魚に対する姿勢に感心しながら、ボテを知ってますかと聞くと知っていると返事をされた。決して外来魚撲滅釣り大会では見られない光景にほっとした気分になった。琵琶湖の環境問題も外来魚だけではない、今、G7等でも海洋でのプラスチック、特にマイクロプラスチックスの汚染問題が議題に上がり憲章案が提出されたのにアメリカと日本は賛同しなかったと新聞の記事で見た。我が国の政治はアメリカ追従が基本らしいが、海に囲まれた海洋国家としては海を汚染するプラスチックの問題は一番に声をあげてプラスチックの使用制限や製造禁止に向かう常識を持った国にならなければと考えた。そして琵琶湖を控えた滋賀県が日本で最初にプラスチックの使用制限の条例を作るべきと思った。

銀色の雨

2018/06/15

お天気は予報どおり雨だった。何時もの散歩、三井寺へ向かう頃には止み傘は無用とストック二本のノルディクウォーキングで家を出た。梅雨の境内は訪れる人も疎らで森の中から聞こえる鳥達の鳴き声がすると、僕は左耳を塞ぎ右耳の回復状態を調べた。数年前の突発性難聴は手当てが早かった事もあり回復したが今回は少し遅れたせいか完全回復は無理と諦めた。金堂前の蓮池で,葉に溜まった雨水が銀色に輝いている、大きな水滴は坩堝から出された溶解銀の様に見える美しい水の変容に感心しながらデジカメで撮った。そして蓮葉の上の大きな水滴は何故、銀色に・・・ならば琵琶湖も銀色に見えても良いはずと考えながら蓮池を後にした。

移民国家

2018/06/14

ドイツが移民国家とは知らなかった。コーヒーを飲みに寄った店で朝日新聞の天声人語にはドイツがバブル経済時に多くの移民を認め労働者にした結果、多くの外国人労働者が増え問題に、そして現在、ドイツは移民国家である事を認めているとあった。少子化の進む我が国でも難民や移民を認めざるを得ない人手不足の状況になりつつあるのが実情だ。夕刊を見ると福島第2原発廃炉への記事を目にして、廃炉作業は気の遠くなるほど長く過酷な作業が続くと予想される中、人手不足では話にならないと思った。最低でも70年間も必要とされる作業を担うのは日本人だけでは無理な事は誰でもが分かっている、日本中の原発が次々と廃炉の時期を迎える近未来は外国人労働者が大勢必要になり、日本は東アジアで一番の移民国家になる事は決まっている、明るくない未来が待っている現実を政治は確りと見据えているのだろうかと心配になってきた。明日は雨の予報、今日も湖岸に佇んで琵琶湖を見ると遥か上空には巻雲(毛状雲,鉤状雲)が見えた。雨は間違いなく降る・・・気分も下降線かと思いながら自転車を膳所方面に進めた。

楽園から来た旅人

2018/06/13

楽園から来た旅人は2011年製作のイタリア映画で巨匠エルマン・オルミがアフリカからの難民を主題にした物語で、カンヌ映画祭でパルムドール賞に輝いた。イタリア映画で難民を主題にした映画は他にも、海と大陸、も良い映画で記憶に残っている、命がけで海を渡り新天地を目指すのだが行くてには厳しい現実が・・・そんな映画を見ると我が国の難民に対する冷たさを寂しく、哀しく感じるだけだ。迫害を受けた人達は已む無く難民となって逃げるしかない現状はテレビ、新聞らのメディアで知っている人も多いと思うが、我が国は難民を簡単には受け入れないのが現実だ。DAYS/JAPAN6月号で難民の取材記事を読んだ。先日テレビ番組でも取上げられた、不法就労問題も、日本政府が難民申請のハードルを上げたままで、我が国の人手不足を補うために仮放免?を見てみぬふりで多くの難民申請者を仮放免状態で労働力として利用しているのではと疑わざるを得ないと考えた。人手不足の我が国で日本人の嫌がる肉体労働を引き受けている現実をテレビや雑誌の記事は伝えていた。東京オリンピックを控え建設作業員の不足を見越して難民で日本に来る人達を労働力として利用するなら彼らの出す難民申請を受け入れ正規の労働者として認める時ではと思った。

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