中島省三の湖畔通信

孤高のシラサギ

2018/05/14

今日は快晴、少し風はあるものの自転車は快適に湖岸を走れた。由美浜サンシャインビーチでは水に浸かりながら作業する人が見られたが多分、オオバナミズキンバイの若芽の除去かと思った。渚では名ハンターのシラサギがアユを探して長い首を伸ばして湖面を見ていた。間違いが無ければ波を物ともせずにダイブして狩りをしていたシラサギの様に見えるのは首の括れに少し特徴があり記憶しているからだ。人間に媚び?いや学習して釣り人が棄てる外来魚を採るアオサギよりも、人など当てにせず自分の力で狩りをするシラサギの方が僕は好きだ。今日も敬意を持って撮影した。帰路におの浜で二羽のアオサギがテリトリーを争っていた。勝ち残ったアオサギが人を恐れずに湖岸の柵に悠然と止まり釣り人の動向を伺っていた。アオサギの様子をデジカメで撮っていると、頭の中に孤高のシラサギの姿が浮かんで来た、野生動物は人間に馴れてほしくないと考えながら自転車のペダルを漕いだ。

モリアオガエルを撮りに・・・

2018/05/13

雨の日は退屈だ、朝の散歩から帰ると何時もなら湖岸サイクリングへ出かけるのだが、強い雨に気圧されて諦めた。以前ならゴアーの雨具を着て平気で雨の中を走ったがと・・・やはり歳をとったと自覚した。昼食後、暫らくは読書と昆虫の本を読み始めるが,気分が乗らずに窓から雨の様子を見ると少し小止みだ。朝の散歩、三井寺でカエルの鳴き声を聞いた事を思い出し、今年まだモリアオガエルに出会えず写真は撮れずにいる、雨の日はカエルに出会えるチャンスと三井寺本寿院(ながら亭)の池へ出かけた。家を出ると急に雨が強く降ってきたが引き返す事無く進んだ。コーヒーを注文して待っている間に濡れ縁から池の木立を探すもモリアオガエルは見当たらなかった。コーヒーを飲んでいると急にカエルの合唱が聞こえてきた。戸を開け、濡れ縁の端からカエルの鳴き声が聞こえる、樹にスポットをあて目をこらし探すと、細い幹の上部で三匹のモリアオガエルが鳴きながら雌を奪い合っている姿を確認した。モリアオガエルは雨で滑るのか苦労しながら動いている姿が微笑ましくも見えた。デジカメの感度を上げて静かにデジカメを構え、濡れ縁の端まで近付いた。モリアオガエルにカメラを向け、シャッターを半押しに、すると測距のランプの弱い光が目に当たるとカエルの目がゴジラの目の様に赤く光った。モリアオガエルはゴジラほど迫力は感じないが人類誕生よりも遥かに長く地球上で生存し続けるモリアオガエルに少し敬意を持ちながらデジカメのシャッターを押した。

アザミとキアゲハ

2018/05/12

三井寺への散歩で通る疎水端の道から堤防を見るとアザミの花が咲いているのに気付いた。毎年、咲いていたのかと少し考えた、見落としていたのか記憶は定かでないが桜並木の下草の中でアザミが多く咲いていたとしたら見落とすはずが無いと思った。写真を撮ろうとしたが固定レンズのデジイチでは無理と諦め散歩を続けた。帰宅後、何時も重宝しているコンパクトデジカメを持ってアザミを撮る為に疎水へ向かった。アザミは通船の事業が始まったので新緑の桜と下草の中で鮮やか色で目立つアザミを植えたのでは考えた。疎水には頑丈な鉄製の垣根があるので丁度小型のデジカメが撮影に向いていた。望遠にして画面を見ていると丁度、キアゲハがアザミに留まったところを上手く撮れ、二度も来たからチャンスに出会えたと喜んだ。


午後、鹿関橋から疏水のトンネルを見ていると通船が客を乗せ帰って来た慌ててデジカメを出し撮った。水路一杯に広がる迫力のある波を見られるのも京都から琵琶湖へ向かうため流れを上るからだ。乗ることがあれば僕は大津からより京都蹴上げからの通船にと・・・でも乗る機会は殆ど無いと思いながら通船を眺めた。

アメンボ

2018/05/11

昆虫の本を読んでいるせいか虫を探しに三井寺へ出かけた。午後二時では虫達の姿を見ることは難しく、簡単に撮れる池面のアメンボに決め何時も寄る本寿院ながら亭の池へ向かった。先日、同じ池でアメンボを撮ったがパソコン画面で拡大すると全部ブレていた。池の水面ではアメンボが数匹見られ、デジカメの感度を上げファインダーを覗いた。アメンボの動きは素早くコンパクトデジカメのファインダでは対処するのが難しく、十数回シャッターを押し、モニターで確認するとブレの無い写真は二枚だけだった。水面を瞬間移動するアメンボの能力に驚いた。コーヒーを飲みながらデジカメの画面のアメンボを見ると水面に接した足の水玉、六個が宝石の様に輝いて見えた。アメンボのスマートな体と足の美しさを改めて認識させられた。アメンボの名前の由来をパソコンで見ると、飴棒、そして臭腺から出る臭いが飴の臭いに似ているからとあった。そしてカメムシ目と分かった、嫌われ者のカメムシも飴の臭いを放っていたら即、ガムテープで包まれる事も無かったのにと少しカメムシが気の毒に思った。

名前も知らない草たち

2018/05/10

季節はずれの寒さでパーカーを着て湖岸サイクリングに出かけた。湖岸では草刈り作業が進み綺麗になった処を見てから草の残っている場所を見ながら何れが好きかと自問した。もちろん草の残っている湖岸の方が自然で良いのではと思った。一帯に生えている雑草にも名前が付いているが僕が知らないだけだ。美しい花なら直ぐにパソコンで調べるのにと少し身勝手さを反省、反省するのは今、読んでいる本、絶滅危惧の地味な虫たち(小松貴)の中では僕の知らなかった虫たちの名前が出てくる、著者は美しい貴重な虫たちは脚光をあびるが目立たない虫たちは知らないうちに絶滅して行く、そんな虫たちにスポットをあてて優しく語る内容に興味を持ち今まで何気なく殺したり見過ごしていた事を思い出しながら多くの草が残る湖岸を写真に撮った。由美浜の湖岸でも黄や赤、白の小さな花が草原の中で多く咲いている様に自然の迫力を見た。ビーチではシラサギが小魚を探す浜辺にはオオバナミズキンバイの黄色の花は見られなかった。におの浜ではアオサギが釣り人が棄てる外来魚を傍で待っていた。

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