中島省三の湖畔通信

水の惑星

2018/04/30

三井寺の金堂前の蓮池へは毎日、寄る、今日は水面に浮かぶ蓮の若葉に水玉が二つ留まっている形の美しさに感心した。よく見ると二つの大きな水玉は宇宙から撮られた地球の様にも見えた。そう言えば地球は水の惑星と呼ばれている事を思い出した。以前に読んだ、水の惑星(ライアル・ワトソン)は地球を讃えた美しい本で今も持っている、そして宇宙の中では貴重な惑星と記憶していた。帰宅後、パソコンで水の惑星、をグウグルと、なんと水だけで構成された惑星、GJ1214bが存在する、其の星はハーバード・スミソニアン天体物理学センターが発見、最初は氷の塊で恒星に近づき現在は摂氏232度の水蒸気に覆われていると記してあった。美しい水玉や水の神秘的な風景を見ることが出来るのは地球だけだ。46億年の歴史を持つ地球が人類の消費的経済主義時代の悪影響を受けている現実を真剣に受け止め考えて行かねばならない時ではと思った。

今日も大津の町は静かな佇まいを見せていた。僕は静かな町に暮らせて幸せだと改めて思った。

静かなゴールデンウイーク

2018/04/29

晴天のゴールデンウイークとなり有名観光地は混雑していることと思いながら湖岸を自転車で走った。浜大津港は何時もの休日よりは賑わっているが混雑とは縁遠い状況だ。自転車もスピードを出さなければ歩行者に迷惑をかけずに膳所公園まで快適に走れストレスを感じる事は無かった。何時もなら黄色の花、キショウブ、オオバナミズキンバイを見かけるのだが、辺りを見回しても目にすることは無く、去年の学生ボランティアの活躍で成果が出ているのではと考えた。でも油断していると何時、復活してくるか分からないと思った。膳所公園近くの湖上橋から湖面を見ると外来種のミシシッピーアカミミガメの親子が楽しく遊んでいる様子を見ていると微笑ましく感じ外来種を目の敵にするもどうしたものかとデジカメのシャッターを押した。空は青空、静かな琵琶湖を見ていると平和の大切さが一番と、でも世界の現実は厳しく、核兵器は大国が保持して力で権力を欲しいままにしている、我が国の現政権も強い国を目指している中で暮らしの中にも権力が影響を与える心配もあると先日,大手の通信会社が国に忖度してネットをブロッキングしたと新聞が記事にしていた。この国はデストピアへと進み始めたのではと心配しながら4月の青空を見上げた。

京都国際写真祭其の2

2018/04/28

連休初日の湖岸は家族連れが多く見られ、長閑な風景を見ながら京都の人の多さを思い出し琵琶湖大津の静かな佇まいの良さを再認識した。二日間も京都へ出かけ、写真展の会場めぐりをした疲れもあり今日はのんびり琵琶湖を眺め心を鎮めた。京都国際写真祭は会場が京都の市内の広い範囲に展開され午後からでは五ヶ所廻るのが限界と、26日は京都文化博物館別館のジャン=ポール・グード展を見た。写真家の顔だけでなく多方面で活躍した人だけに飽きる事無く展示作品を楽しめた。そしてパフォーマンスでは写真やオブジェの展示された空間を二人の美女が厳かに動く様子にSF的な物語を感じるのは何故と自問した。原因は最近読んだSF小説、地球幼年期の終わり、が影響しからとオブジェを見ると恐竜の尾が付いた大きな二体のオブジェが動く様子には小説の中に出てくる超高等生物(上主)の表現と似ていると頭に思い浮べながら二体のオブジェに小説のカレレンとラシャヴェラクの姿を重ねると、小説の中の主人公に会えた気分になり少し喜びながらパフォーマンスを楽しんだ。室町では、誉田屋源兵衛家の黒蔵での展示ではアフリカの写真家ロミュアル・ハズメのポリタンクを持つ人間を取材した写真には久しぶりの写真の力を感じ魅入ってしまった。何れの会場も建物が素晴らしく楽しめる写真展だった。

京都国際写真祭其の1

2018/04/27

昨日と今日、京都で開催されている京都国際写真祭を二日連続で見に出かけた。年金爺にしては気合が入った充実した日となった。パスポートチケットは4千円で有料会場を廻ればお徳なので購入した。昼食後、JRで京都駅で乗り換え山陰線、丹波口へ向かった。中央市場、三三九(旧貯氷庫・旧氷工場)で展示されている写真を見るためだ。駅から京都中央市場の広い敷地を抜けると三三九の会場についた。廃工場の雰囲気は写真表現を圧倒して存在感を見せ、時間経過を漂わせ、臭いまで連れて写真を飲み込んでいる様にも感じた。役目を終えた機械が置かれた中でギデオン・メンデルの写真が雰囲気に負けずに輝いていた。写真の人物は下半身が水没した、洪水災害の写真だ、其の写真を見ていると何十年も前に見た映画、ラテンアメリカの光と影の詩(監督フェルナンド・E・ソラナス)の映画のワンシーンを思い出してきたがストーリイの記憶は定かでないが町が水没して行く映像は今も僕の記憶の中にあり、写真を見ているとオーバーラップして頭の中に浮かんだ。写真展は会場が其々離れていて一日で見るにはハードで後期高齢者には少し無理がと思いながらも京都新聞ビルの印刷工場跡の会場へと・・・会場はまだ印刷インクの臭いが残る広い空間にアメリカの写真家、ローレン・グリーンフイルドの写真が現代アメリカを表現した明るい写真が、役目を終えた印刷工場で消費資本主義経済の空しさを感じさせてくれた。今日も一万歩は越えた明日は休養日にと考えた。

山笑う

2018/04/26

山笑う、は俳句の春の季語として知られている、今日も三井寺の展望台から比叡山方向を眺めると、長等山から比叡山に続く山並みが豪快に笑っている様にも見えた。何時もの年よりも早い変化に驚きながらも自然のダイナミズムに圧倒されながら少しパワーをもらった、と感じながら写真を撮った。琵琶湖では稚アユが回遊し始めたのか漁船が多く見られた。打出浜でも稚アユ釣りを楽しむ人が多く見られた。

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