中島省三の湖畔通信

学習船うみのこ

2018/02/14

湖岸サイクリングで浜大津港に着くと丁度、学習船うみのこ、が出航するところだった。この船は35年間、小学生を中心に湖上学習で利用されて三月に引退、そして新造船の、うみのこ、にバトンタッチする事は新聞に載っていた。琵琶湖に浮かぶ大型船の中では一番、クラシックなデザインで両サイドにはカッター(救命ボート)が備えられた船で外洋でも航行できそうに見えた。県外からの観光客は学習船の事は知らないので湖上の、うみのこ、を見て琵琶湖にもフェリーが運行していると勘違いしている人を見かけたことがあった。新しい、うみのこ、はディゼルエンジンで発電機を回して電気モーターでスクリューを回転させる新しい構造の船舶だ。船と言えば石炭が燃料の蒸気船、そして内燃機関(ディゼルエンジン)でスクリューを回転させる方式で機関室では油まみれの機関士の姿を映画や写真で見た人も多いと思いながら出航する、うみのこ、を見送った。

彼方にはレンズ雲が・・・・

2018/02/13

お天気は強い冬型で北陸地方に又も大雪をもたらせた。今日の湖岸は風も強く自転車は行きはよいよい帰りは・・・と追い風を受けながら膳所、由美浜まで楽に来られたが帰りは向かい風でペダルを漕ぐも自転車は何時もの様に快適には走れなかった。打出浜から琵琶湖の北方を見るとレンズ雲が見え上空の風の強さと北陸での大雪が想像できると久しぶりの観天望気で明日のお天気を考えながら青空を見上げた。帰り道、家に寄らずにコメダにコーヒーを飲みに向かう途中、陸上競技場横を通り抜けると掲揚台が目に付き自転車を止め、青空と旗の無いポールを写真に撮り、何故、こんなモノに興味がと・・・直ぐに分かった、冬季オリンピックのテレビを見たのが影響したのではと観単に反応する自分の脳には注意が必要と権力が繰り出すメディア戦略に囚われないようにしなければと気を引き締めた。そしてグラウンドの傍らでは役目を終えた電話ボックスが青空の下で存在感を誇っていた。

浜大津港叙景

2018/02/12

冬の浜大津港の佇まいは静かだ。観光船ミシガンも春に備えて定期点検で姿は無い、停泊する学習船うみのこ、も三月で引退して新造船になる、先日も新聞に学習船うみのこ、の身の振り方が話題になっていた。解体するにも一億二千万円も費用が必要と書いてあった。港の施設も所によってはタイルが剥がれ傷みも目にする様になった。人工物は時間がたてば劣化して無残な姿を見せるだけだ。以前、月刊誌DAYS/JAPANで見た記事、インド「生きている」橋、の写真を思い出した、其の橋は川の両岸に植えられた菩提樹の木が成長しながら根をからませ長い時間をかけて橋となる姿を見て驚いた。日本でも徳島県にある,つり橋は、木の蔓を使っているが、橋の寿命は短く、架け替えが大変と聞くが、インドの菩提樹の橋は生きながら橋としての役割を何百年も続けると記事にあった。植物の生命力の強さには脱帽しながら人間の造るモノのライフサイクルの短命さに失望した。

午後は、におの浜の解放県民センターで開催される、これでいいのか日本!!2018滋賀集会へ友人Mさんと参加した。ゲストはTBSのキャスター金平 茂紀氏で2時間の話を聞いた。内容は此の国の政治の現況を沖縄の名護市の市長選挙戦の結果を交えた話には現実の選挙の姿を感じさせてくれた。そして放送界の実情を・・メディアが権力に忖度しながら取材していては真実が伝わる筈がないと僕は思った、新聞やテレビを見ない若者はケイタイでの情報を重視するばかりの社会では今後、行われる選挙や国民投票への不安がつのるばかりだとおもいながら聞き終わった。

活版印刷の本

2018/02/11

雨も上がり湖岸サイクリングへ出かけた。お天気は冬型になり打出浜湖岸から琵琶湖大橋方面を見ると雪雲が比良山から琵琶湖大橋へと向かう景色には白いマントを翻しながら走る白い巨人を想像しながら写真を撮った。僕の言葉は此処で留まった。僕がもっと上手に言葉で景色を表現できたら写真などなくても伝えられるのにと、もう一度琵琶湖を見た。そして,言葉については今読んでいる本、沙漠の椅子(大野新)の中で感じる言葉の深さに戸惑いながらも読んでいる、この本は20年前、大野さんにある新聞の企画記事で取材を受けてから親しくなり、其の時、送っていただいたと記憶しているが随分と時間が経ったと反省しながら本を開いたのはつい最近の事だ。内容は詩人、大野さんと交流のあった詩人を題材にしたもので、僕は大野さん唯一人しか名前は知らず如何に詩に関して勉強しなかった僕が興味を持って読み進めることが出来るのは大野さんの顔が浮かんでくるからだと思った。其の本は活字で印刷されたものだ。最近の本は印刷技術も変化して活版印刷は写真のフイルムの様に時代に飲み込まれてしまったが、本を読んでいて感じるのは活字で打たれた文字には重さを感じるからだ。つい最近まで、印刷と言えば鉛で出来た活字を原稿を見ながら枠に並べる植字工の姿は新聞製作の過程や町の小さな印刷屋さんで見かける日常的な風景だった。そんな時代の新聞は今よりも正確に世の中のニュースを伝えていたのではと懐かしい時代を振り返った。そして大野さんも印刷会社で活字を拾う植字工をしていたと話された事を思い出してきた。

雨の市民ウォーク・・・

2018/02/10

今日は雨、湖岸サイクリングは止めた。午後は脱原発・市民ウォークIN滋賀(61回)に友人と参加した。20人程がJR膳所駅から関西電力滋賀支社を経由して、におの浜湖岸まで雨の中を歩いた。僕は写真を撮りながらシュプレヒコールの中で、未来を守ろう、の言葉を聞いて一瞬、戸惑いを覚えた、今も守れないのに未来など守れるはずが無いのではと思った。スピカーから流れるシュプレヒコールの言葉が水気を含んだ空気の中を秒速360メートルで空しさを乗せ、琵琶湖の方へ駆け抜けた。におの浜湖岸に着くと雨に煙る琵琶湖が見えた。琵琶湖が此処に在るだけでよいと・・

TOPページ前ページ次ページ

-Topics Board-Skin by Web Studio Ciel- 管理

× 閉じる