中島省三の湖畔通信

未来の年表

2017/10/02

未来の年表(講談社現代新書・河合雅司)は今話題の本の題名だ。新聞の新刊案内で知り買って読み始めた。未来の年表、人口減少日本でこれから起きること、がタイトルだ。僕は77歳の後期高齢者で今更、近未来を心配しても意味が無い事と、そして少子高齢化など関係ないと思っていたが、読み始めていきなり頭をガッンと叩かれて反省しながら読んでいるところだ。国会解散で各政党が掲げるお題目には現実も未来も見えてこない霧の中だ、こんな時にこそ冷静になり政治を考えるのも良いのではと思った。霧の中で読書するのも一つの手段かもと考えながら本に目をやると近未来に起きる問題点の多さに改めて驚き身近な処で次々と起きてくる事象を考えると恐ろしくなってくるが此れが此の国の現実と受け止めねばと思った。人口が減少する此の国で原発を再稼働して次の世代への負の遺産を残す事など狂気の沙汰、原発を即廃止しても廃炉には数十年以上が必要とさる事は誰もが知っている、各政党は第一に即原発廃炉を唱え、少子高齢化で起きる問題に真剣に取り組まねばならない時に、国難を旗印に解散選挙などありえないのではと、国難は外にではなく内側から水が沸いてくるように静かに起こってきている事に気づかないのは政治家だと思うと空しくなるばかりだそんな気分を紛らそうと雨の中、三井寺の蓮池へと・・・雨の情景を見ていると自然界の静かな時の流れが空しい心を癒してくれた。

キャッチアンドイート

2017/10/01

におの浜湖岸で釣り上げられたブラックバスが路面に置かれているのを見て、以前、僕のドキュメント作品でインタビューしたおり研究員のNさんがキャッチアンドイートが外来魚を減らす一つの方法と語ってくれた事を思い出しながら路面のブラックバスを写真に撮った。何時もブルーギルは路面に打ち捨てられているのを見かけるが美しく立派なブラックバスがこの様な姿で置かれているのを見たのは初めてだ。釣り人は僕が写真を撮っている間にも大きなブラックバスを釣り上げたが、魚の寸法も測る事無くポリ袋へ入れるのを見て、リリースするバス釣り客とは一線の違いを感じた。此方はバスハンターで多分、外来魚つり名人ではと想像して辺りの釣り人を見ても釣り上げている様子も無く、そこで何故こんなに釣れるのですかと訪ねると餌が違うと言われた、趣味のバス釣り客は疑似餌ルアーだけでブラックバスを狙い、釣り上げてもリリースが大半だがバスハンターは滋賀県の提唱する外来魚撲滅に貢献している人達で釣れた外来魚は回収ボックスへと食べられる事も無く処分される、今日見たブラックバスは美味しそうに見えた、何故キャッチアンドイートが出来ないのかとおもった。琵琶湖博物館のレストランではブラックバスは料理されてお客に出されていると聞いた。浜大津や打出浜のレストランで買い上げて新メニューと行かないものかと考えながら湖岸サイクリングをした。

市井の人達は

2017/09/30

秋を感じる空気の中、湖岸を自転車で走った。今年の九月はアオコも発生はしなかった、琵琶湖にとっては良い事と思いながら打出浜の湖岸から湖上を見ると藻群が多く見られるが台風でも来ない限り湖岸には寄せられないのではと考えた。異臭も無く最近では最高の環境ではと思った。におの浜ではワンちゃんのイベントで多くの愛犬家がドッグランなどして楽しんでいた。空を見上げると雲の美術館が作品を大空に展示していた。そして何時も寄る喫茶店で朝日新聞を広げると国難の大きな活字が目に入り記事を読んだ、凄く親しみをもてたのは市井に暮らす人達の思いが伝わり久ぶりに嬉しくなった、記事は美術家、ファションブランドの経営者、作家と三人の話を読むと国難など感じていないし真っ当な考えには理念を感じた新聞も論説委員や高い執筆料を払った有名な人の話よりも数倍、心に響いてきて納得できた。政治家の嘘で固められた演説を聞くよりも僕は記事を読んで少し明るくなってきた、市井に暮らす人々の多くは常識をわきまえ足下を見ながら日常を考えている、其の事が此の国を安全で自由な暮らしができる元をなしているのではと思うと少し明るい気分になった。

静かな琵琶湖

2017/09/29

世間の喧騒とは関係ない静かな琵琶湖の風景を見ていると少しは気分が平静さを取り戻した。でも地球上は不条理がまかり通っている現実の多さをフォトジャーナリズム誌DAYS/JAPAN10月号を見て又、暗く重い気分になってきた。ビルマを追われる少数民族ロヒンギャの難民の人達、シリア難民問題、クルド難民、ウクライナ紛争,そして沖縄基地問題らの記事と写真を見て世界では政治が正しく働いている国が存在しないのかと思った。我が国は国会解散で選挙のことのニュースが忙しく飛び交っているだけだ。今回の選挙でも理念無き政治家が理念無き政治を目指すだけでは此れから先、此の国を何処へ連れて行こうとしているのか不安でならない・・・政治が民衆から離れて行くばかりではムヒカさんの言葉、国民から政治が嫌われると、政治は失敗に終る、の言葉を又、思い出してきた。

シラサギの狩り

2017/09/29

昨日、撮ったシラサギの狩りの写真を見ながら改めてシラサギの能力に驚いている、湖上は白波が立ち風は瞬間10メートルは越えていると想像できる中を超低空で飛行、これは理にかなっている対地速度が遅くても失速することが無くその気になればホバーリング状態に出来、湖面の魚を認識し易くなるがと昨日のシラサギの狩りの様子を思い浮かべた。見ていてオイオイそこまでやるかと驚いたのはダイブするが羽は広げたままで瞬間、羽が湖面に触れ、僕は少し心配した。そして以前、カラスが川面で羽をばたつかせ飛び上がる事が出来ずにいるの姿を見た事を思い出したが、シラサギは無事、何事も無かったように湖上を飛翔して視界から消えた。シラサギの大胆な湖上での狩りを考察すると、気象条件と琵琶湖に漂う藻が無ければこんなに大胆な狩りは出来ないのではと考えた。風が強く、波があるとテイクオフし易いのと藻が密集していれば水面よりも抵抗があり足で蹴る事もでき羽を水面に濡らす時間も短くダメージを受ける事がないのではと考えながらパソコンの画面に映るシラサギを見た。そして湖上を飛翔するシラサギの首を見ると藻がくっついているのが確認できた。パソコンでシラサギの捕食で検索しても沖合いで大胆な狩りをする写真等はなかった、偶然、条件が揃った琵琶湖で観察できただけとおもったが、僕はやはりカモメのジョナサンの様に技術を磨き努力して進化するシラサギもいるのだと考えた。


シラサギの写真を撮っていて少し物欲が・・・コンパクトデジカメでは上手く撮れず、残念な写真になるのが少し悔しく感じ、もっと良いデジカメが欲しいと思うが・・・・何処かで工夫しろと声がした。

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