中島省三の湖畔通信

三井寺の土人形

2017/09/03

朝の中に散歩、湖岸サイクリングを済ませ午後は三井寺で行われるワークショップに参加した。今日の題名は、知られざる、三井寺の土人形として講師津田徹英氏によって90分間の内容ある話に耳を傾けた。人形は境内の護法社(千団子さん)に奉納されていた土人形の殆どが伏見人形である事を知った。そして奉納された目的は子供を疱瘡から守る為の願いをこめて住民が千団子さんに奉納したのではないかと講師の話を聞き納得した。人形が作られたのは江戸末から明治にかけての百年の間で短かった事や其れよりも以前には三井寺では疱瘡除けの札が売られたことらを知り、医療や医学が進歩した現代と違い病に対する恐れは神や仏に祈るしかなかった時代に生きた庶民の暮らしを考えた。紐解けば大津にはまだまだ歴史を感じる祭りや風習が残っているのではと思った。その後、各自、用意された小さな皿に童子の顔を描いてワークショップは終った。


朝の散歩では久ぶりにアオサギ君に出会った。蓮池を見ると毛虫が蓮の葉をアートしていた。現代美術は毛虫が先かと思いながら写真に撮った。

晴天の土曜日は

2017/09/02

爽やかな晴天が三日間も続くのは此の季節では珍しいことと思いながら湖岸サイクリングを楽しんだ。浜大津港から打出浜の湖岸では外来魚の釣り大会で賑わっていた。一方、におの浜では生協主催の清掃ウォークで多くの参加者が湖岸のゴミ拾いをしている姿が彼方此方で見られた。九月は台風シーズンと穏やかな琵琶湖を見ながら嵐の前の静けさでない事を祈りながら自転車を走らせた。帰路、町中に入ると百円商店街のイベントで丸屋町、菱屋町らの大津の商店街はこの日ばかりは昔の賑わいを取り戻し昭和時代に戻った様に感じた。でも明日からは静かな商店街に戻るのかと思うと少し空しさを感じた。今月から西友後で平和堂フレンドマートが営業を始める事もあり菱屋町は活気を取り戻し元気な商店街になればと賑わいをデジカメに収めた。

ツクツクボウシを探しに・・・

2017/09/01

昨日の午後は雲一つ無い青空が広がり家の中に居るのはもったいないと最近、三井寺の境内で聞くツクツクボウシの鳴き声の本体を探しに三井寺へ出かけた。蝉といえばアブラゼミはよく目にするがヒグラシ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシらは見かける事が無くツクツクボウシの鳴き声は毎日散歩で聞いているが姿を見かける事がない、一度姿を写真に撮りたいと考えていた事もあり今日こそは是非、カメラに収めたいと鳴き声のする樹を探してもなかなか見つからず諦めて展望台に向かった。展望台から見る透明感のある眺望は素晴らしく遠く鈴鹿の山々を背景に伊吹山、八幡山そして手前に烏丸半島のゆめ風車が見える風景をデジカメで撮った。一年に数回しかない特異日の様な晴れ方だ、こんな日は航空写真を撮るには最高のチャンスで、僕も過去に高度一万フィート(3000メートル)から琵琶湖を撮った事を思い出しながら展望台からの風景を楽しんだ。帰り際、ふと近くの樹を見上げると透明な翅の蝉を見つけ心がときめいた、ツクツクボウシに間違いないと急いでデジカメを構えて数枚撮り直ぐモニター画面で確認すると透明の翅を持ったツクツクボウシが写っていた。蝉を見ると夏休みの宿題を思い出す、僕の昆虫採集は最低の出来でトンボが二匹、蝶、蝉も二種類で箱の中は寂しく昆虫ががらーんとした空間でピン止めされたものでk君の昆虫採集とは比べようもないみすぼらしい物だったと記憶している、夏休みは好きだが宿題は大嫌いで新学期まで宿題を持ち越した思い出が今朝登校する小学生の足音とともに蘇ってきた。

空は秋の気配

2017/08/31

秋を感じる爽やかな空気の中、三井寺への散歩へ出かけた。展望台から見る琵琶湖の眺めも遠くまで見渡せた。空に広がる雲は巻積雲,高積雲と高高度の雲を見ながら秋は近いと考えるも熱帯化しつつある現状では九月はまだ晩夏と暑さは続くと覚悟した。湖岸サイクリングで浜大津港に出ると遮るもののない広大な琵琶湖が広がる風景は今日は格別だ。放射線状に広がる美しい雲のある眺めは見飽きることがないと暫し湖岸に佇んで景色を楽しんだ。今日は空気密度が濃く自転車のペダルを踏むと水気の無い空気は快適に自転車を進めてくれた。空の雲の風景を眺めながら自転車を走らすとそのままテイクオフして空へ舞い上げれるのではと心地よい風を受けて気分は鳥になったと由美浜へ向かった。何故か今日は早く着いたように感じた。

湖面に藻が・・・・

2017/08/30

今年は例年に比べ琵琶湖の藻が少なく何時もなら大きな藻群が湖面を埋め尽くし嫌な臭いを漂わせ地域住民を困らせる日が続くのだが今年はその様な事も無く夏は済んだと思ったが今日、自転車で浜大津湖岸から三上山方向を見ると湖面に小さな藻群が観察できた。九月は台風シーズン、強い風が吹けば藻群が風で集められ湖岸に押し寄せるのではと思った。昨日、テレビニュースで琵琶湖の水草除去に県が補助金を出す事が決まったと伝えていた。水草除去に取り組む県は多額な予算で琵琶湖の環境を守ろうとするが植物の威力はことのほか強く、此れから先も外来植物との戦いは続くと考えながら琵琶湖を見ながら湖岸を自転車で走った。今日は暑さも和らいだせいかカラス、ムクドリらが群れていた。由美浜ではシラサギ、アイガモらが水辺でのんびりとしている姿を見ながら、戦時中に制作された映画、或る日の干潟、を思い出した戦争の激しくなった時代に、自然で平和な干潟の動物たちの長閑な姿を見た、戦時下の庶民は映画を見てどんな気持ちになったのかと想像した。闇雲に恐怖心を煽る最近の報道に戦争の臭いを感じた、今こそ長閑な琵琶湖の風景を見ながら心を鎮めるが大切と思った。


今日も件のアオサギ君に会った。至近距離で写真を撮るも逃げる事はなかった、きっと僕を認識しているのではと?

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