中島省三の湖畔通信

琵琶湖の海難事故

2017/10/04

琵琶湖では最近海難事故が増加していると新聞記事で知った。ジェットスキーやプレジャーボートの性能が上がり操船が難しくなった事も原因の一つとしていた。カヌーによる無謀計画での遭難事故も多くなっているそうだ浜大津港から湖上を見ていると滋賀県警の警備艇が帰港してくる姿が見えた。今日も事故があったのかと心配しながら写真を撮った。何時も見る狩りの名手、シラサギは湖上で狩りをしている、このシラサギだけが技を会得したのか他のシラサギが沖合いで水面に飛び込む狩りをしているのを見かけたことが無い、よく見ていると強い風を利用してスローフライトで魚を確認して水面に突っ込む様子を今日も見た、やはり藻群がなければ水鳥でないシラサギは無理と考えながらシラサギの湖上の狩りを眺めた。

スーパーかいつぶり�U出動

2017/10/03

浜大津、打出浜沖の藻群の除去作業が今日から始まった。打出浜の文化会館周辺の藻に少し異臭を感じていたやさきにスーパーかいつぶり�U号が出動して水草を刈り取っていた。藻と言えばオオカナダモが大繁殖していた三十年前を思い出しながら今繁殖している藻の種類はと考えながらデジカメで数枚、除去作業をするスーパーかいつぶり�Uを撮った。今日の琵琶湖は穏やかな表情を見せている、琵琶湖大橋から此方を南湖と呼ばれていることは滋賀県に住む人は知っているが琵琶湖総合開発で南湖の様相が大変貌した事を知る人は少ないと思った。そして今読んでいる本、未来の年表で得た知識で考えると大津湖岸に立ち並ぶ高層マンションの未来を考えた少子化が進む未来、住む人がいなくなったマンションは廃墟へと進み、取り壊すにも予算が無く湖岸の廃墟群は日本が繁栄していた頃の負の文化遺産として海外から多くメディアが押し寄せて取材している風景が静かな湖面に浮かび上がってきた。そして総合開発でコンクリート化された湖岸も無残に破壊され処所に外来種の植物が生茂る湖岸へと変化、其れを整備する財源もなく自然の成り行きにまかせの地方行政ではどうする事も出来ずに放置された琵琶湖の南湖がそこにあるだけ・・・でも琵琶湖は滅びない、自然の変化の中で何万年とかけて琵琶湖は再生を繰り返しながら生き続けてゆくと想像しながら自然の流れの大きさに畏敬を抱かずにはいられないと思った。

未来の年表

2017/10/02

未来の年表(講談社現代新書・河合雅司)は今話題の本の題名だ。新聞の新刊案内で知り買って読み始めた。未来の年表、人口減少日本でこれから起きること、がタイトルだ。僕は77歳の後期高齢者で今更、近未来を心配しても意味が無い事と、そして少子高齢化など関係ないと思っていたが、読み始めていきなり頭をガッンと叩かれて反省しながら読んでいるところだ。国会解散で各政党が掲げるお題目には現実も未来も見えてこない霧の中だ、こんな時にこそ冷静になり政治を考えるのも良いのではと思った。霧の中で読書するのも一つの手段かもと考えながら本に目をやると近未来に起きる問題点の多さに改めて驚き身近な処で次々と起きてくる事象を考えると恐ろしくなってくるが此れが此の国の現実と受け止めねばと思った。人口が減少する此の国で原発を再稼働して次の世代への負の遺産を残す事など狂気の沙汰、原発を即廃止しても廃炉には数十年以上が必要とさる事は誰もが知っている、各政党は第一に即原発廃炉を唱え、少子高齢化で起きる問題に真剣に取り組まねばならない時に、国難を旗印に解散選挙などありえないのではと、国難は外にではなく内側から水が沸いてくるように静かに起こってきている事に気づかないのは政治家だと思うと空しくなるばかりだそんな気分を紛らそうと雨の中、三井寺の蓮池へと・・・雨の情景を見ていると自然界の静かな時の流れが空しい心を癒してくれた。

キャッチアンドイート

2017/10/01

におの浜湖岸で釣り上げられたブラックバスが路面に置かれているのを見て、以前、僕のドキュメント作品でインタビューしたおり研究員のNさんがキャッチアンドイートが外来魚を減らす一つの方法と語ってくれた事を思い出しながら路面のブラックバスを写真に撮った。何時もブルーギルは路面に打ち捨てられているのを見かけるが美しく立派なブラックバスがこの様な姿で置かれているのを見たのは初めてだ。釣り人は僕が写真を撮っている間にも大きなブラックバスを釣り上げたが、魚の寸法も測る事無くポリ袋へ入れるのを見て、リリースするバス釣り客とは一線の違いを感じた。此方はバスハンターで多分、外来魚つり名人ではと想像して辺りの釣り人を見ても釣り上げている様子も無く、そこで何故こんなに釣れるのですかと訪ねると餌が違うと言われた、趣味のバス釣り客は疑似餌ルアーだけでブラックバスを狙い、釣り上げてもリリースが大半だがバスハンターは滋賀県の提唱する外来魚撲滅に貢献している人達で釣れた外来魚は回収ボックスへと食べられる事も無く処分される、今日見たブラックバスは美味しそうに見えた、何故キャッチアンドイートが出来ないのかとおもった。琵琶湖博物館のレストランではブラックバスは料理されてお客に出されていると聞いた。浜大津や打出浜のレストランで買い上げて新メニューと行かないものかと考えながら湖岸サイクリングをした。

市井の人達は

2017/09/30

秋を感じる空気の中、湖岸を自転車で走った。今年の九月はアオコも発生はしなかった、琵琶湖にとっては良い事と思いながら打出浜の湖岸から湖上を見ると藻群が多く見られるが台風でも来ない限り湖岸には寄せられないのではと考えた。異臭も無く最近では最高の環境ではと思った。におの浜ではワンちゃんのイベントで多くの愛犬家がドッグランなどして楽しんでいた。空を見上げると雲の美術館が作品を大空に展示していた。そして何時も寄る喫茶店で朝日新聞を広げると国難の大きな活字が目に入り記事を読んだ、凄く親しみをもてたのは市井に暮らす人達の思いが伝わり久ぶりに嬉しくなった、記事は美術家、ファションブランドの経営者、作家と三人の話を読むと国難など感じていないし真っ当な考えには理念を感じた新聞も論説委員や高い執筆料を払った有名な人の話よりも数倍、心に響いてきて納得できた。政治家の嘘で固められた演説を聞くよりも僕は記事を読んで少し明るくなってきた、市井に暮らす人々の多くは常識をわきまえ足下を見ながら日常を考えている、其の事が此の国を安全で自由な暮らしができる元をなしているのではと思うと少し明るい気分になった。

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