空は秋の気配
2017/08/31
秋を感じる爽やかな空気の中、三井寺への散歩へ出かけた。展望台から見る琵琶湖の眺めも遠くまで見渡せた。空に広がる雲は巻積雲,高積雲と高高度の雲を見ながら秋は近いと考えるも熱帯化しつつある現状では九月はまだ晩夏と暑さは続くと覚悟した。湖岸サイクリングで浜大津港に出ると遮るもののない広大な琵琶湖が広がる風景は今日は格別だ。放射線状に広がる美しい雲のある眺めは見飽きることがないと暫し湖岸に佇んで景色を楽しんだ。今日は空気密度が濃く自転車のペダルを踏むと水気の無い空気は快適に自転車を進めてくれた。空の雲の風景を眺めながら自転車を走らすとそのままテイクオフして空へ舞い上げれるのではと心地よい風を受けて気分は鳥になったと由美浜へ向かった。何故か今日は早く着いたように感じた。
湖面に藻が・・・・
2017/08/30
今年は例年に比べ琵琶湖の藻が少なく何時もなら大きな藻群が湖面を埋め尽くし嫌な臭いを漂わせ地域住民を困らせる日が続くのだが今年はその様な事も無く夏は済んだと思ったが今日、自転車で浜大津湖岸から三上山方向を見ると湖面に小さな藻群が観察できた。九月は台風シーズン、強い風が吹けば藻群が風で集められ湖岸に押し寄せるのではと思った。昨日、テレビニュースで琵琶湖の水草除去に県が補助金を出す事が決まったと伝えていた。水草除去に取り組む県は多額な予算で琵琶湖の環境を守ろうとするが植物の威力はことのほか強く、此れから先も外来植物との戦いは続くと考えながら琵琶湖を見ながら湖岸を自転車で走った。今日は暑さも和らいだせいかカラス、ムクドリらが群れていた。由美浜ではシラサギ、アイガモらが水辺でのんびりとしている姿を見ながら、戦時中に制作された映画、或る日の干潟、を思い出した戦争の激しくなった時代に、自然で平和な干潟の動物たちの長閑な姿を見た、戦時下の庶民は映画を見てどんな気持ちになったのかと想像した。闇雲に恐怖心を煽る最近の報道に戦争の臭いを感じた、今こそ長閑な琵琶湖の風景を見ながら心を鎮めるが大切と思った。
今日も件のアオサギ君に会った。至近距離で写真を撮るも逃げる事はなかった、きっと僕を認識しているのではと?
晩夏・・・
2017/08/29
三井寺の境内の蝉の声もツクツクボウシに変わり耳から入る暑さは和らいだが体で感じる暑さは厳しいと思いながら散歩した。湖岸サイクリングも水気を含んだ空気で眺める景色もモヤットして気分までも不快でペダルを踏む足も力なく自転車をゆっくりと進めた。湖面を見るとカワウが羽を広げて乾かしている姿が目に、急いでデジカメを出すもカワウは西風に向かってテイクオフしてゆく姿を見送った、カワウは空気密度が薄いのか、翼がまだ乾ききっていないのか足で水面を蹴りながら何時もより長い距離を走って浮かんだ。カワウの離陸姿も捨てたものでないと写真に撮れなかった事を少し悔やんだ。帰り道、浜大津近くの湖岸でアオサギを見つけ、写真を撮りながら近付くと飛び立たれた。件のアオサギ君ではないと直ぐに判った。辺りを見ると小さな河川にもアオサギ君が此方は間違いなく三井寺で見るアオサギ君と思いながら写真に撮った。飛び上がるところを撮りたいと思うが一向にテイクオフする気はないらしく餌探しに興じていた、僕はデジカメをカバンに入れ、其の場を離れた。
育った土壌
2017/08/28
育つ土壌は植物だけと思っていたが最近サン・テグジュペリの小説、人間の大地を、を読んで凄く感銘した。サンテックス(サン・テクジュペリの愛称)は飛行士で小説家で、星の王子様は誰でも知っている名作だ。僕は最近、後悔している事がある、飛行機の操縦練習をしているときにサンテックスの人間の大地を読んでいたら人生は大きく変わったと考えている飛行機が好きで夢中になりすぎて自分を失った事は確かだ。小説、人間の大地は飛行士の描写も素晴らしいが自然に対する表現には感銘を受け、ただ飛行することが目的と、飛行機しか目に入らなかった自分が恥ずかしく感じる今、でも振り返ると小説の中でも人は土壌の中で育てられるとあった、僕も最初は飛行機が目的と勘違いしていたが今では手段と理解できる目的は琵琶湖の環境の変化を写真で撮ることだと分かったのは小説、人間の大地を読み終えてからのことだ、生まれたのは彦根だが77年間育った大津の土壌の影響があると自覚した今日、今までは自分の育った大津には感心は無かったが、考えて見ると幼い頃、近くに在った、少年航空兵学校で飛行機を見たことが始まりで、小学生時代はライトプレーン(竹ひご、紙、ゴムらで作る飛行機)に夢中になり勉強もしなかった、そしてラジコン機は作っても上手く飛ばず失敗の連続、そして本当の飛行機に乗れる様になったのも僕の育った土壌があったからこそと考えると自分の力など殆ど無かったと考えている77年間育っててくれた環境は素晴らしかったと感謝するばかりだ、琵琶湖の写真も琵琶湖が撮らせてくれたのだと思うこの頃、土壌は植物だけの言葉では無いと確信した。飛行機は手段で写真で琵琶湖を記録することが目的だったのかと理解すると少し充実感を味わった。
充実した日曜日
2017/08/27
充実した日曜日と言っても素晴らしい映画を見たからだ。先週の日曜日と続いて京都シネマへ出かけて僕の好きな映画を楽しみ、そして考えた。今日見た、ヒットラーへの285枚の葉書(ドイツ・フランス・イギリス合作)監督ヴァンサン・ペレーズの映画はナチス時代、兵役で息子を殺された夫婦が孤独な抵抗、としてヒットラーへの批判を葉書に書き市民に知らせナチ政権を変えようと試みる姿を描いた映画は映像の素晴らしさと俳優陣の見事な演技で103分の充実した時間を味わった。レジスタンス映画と言えば活劇シーンが多く派手な演出もあるが、今回の映画はレジスタンスへの考が広がり今後自分が何をすればと考えさせられた内容で今後の権力や反原発の運動にも参考になるのではと映画を見終えて考えた。一人で出来る事は考えればいくらでもあると思った。先週見た、アンジェ・ワイダー監督の遺作、残像、は芸術家が権力に抗して自分の信念を守りぬく孤独な姿にアンジェ・ワイダーを重ねてしまい胸が熱くなった。フイルム時代を生き抜いた名監督達が次々と亡くなってゆくのは寂しい事だが映画は残って光を放ち続けると思えば少し明るさを感じてきた。
今日の三井寺への散歩では境内の小さな川で親子連れがサワガニを捕っていた。サワガニの想い出は小学生の頃、漆に負けて顔がかぶれた時に祖母が三井寺でサワガニを捕って来て、サワガニを潰してガーゼにくるんで顔を冷やしてくれた事を思い出した、効能のほどは憶えていないのが残念と思った。

















