中島省三の湖畔通信

今年は大雪・・・

2017/02/11

昨日、テレビの天気予報は大雪と伝えていた、骨折する前は雪と聞けば胸が躍ったが・・・今朝、散歩へと玄関を開けると天気予報どおりに雪が屋根や道路に積もっていた、散歩は諦めたが鹿関橋までなら新雪の上を歩けば滑る事は無いとダブルストックで向かった。雪景色を写真に撮り三井寺へは向かわずに家に帰った。何でも前へ、前へと進む気持ちは抑えようと心に誓った。昼食後、は三井寺の茶房ながら亭へコーヒーを飲みに出かけ、少し境内を歩き写真の被写体を探すも見当たらず、ならばと家に帰り自転車を出して湖岸へと向かった。浜大津港も冬場の祭日では観光客も見かけず寂しい佇まいだ。文化館近くの湖岸で自転車を降りて琵琶湖を見ると雪雲で琵琶湖大橋以北は見えないが湖上には観光船とヨットが数隻、強い風の中を東に進んでいた。強い北西風を受けて湖岸に立つと若狭の原発に事故が起きれば近畿は全滅すると言われている、本当に再稼働など止めて原発を廃止すべきだ、そして福島第一原発は事故後の処理は進まず、新聞記事によると人間が数十秒その場所に立つと死ぬ、量の放射線がと記してあった。また東電によると事故処理の予算が又膨らんだと発表していた、まるで他人事のような姿勢での発表には呆れるばかりだ。暗い考えばかりが頭を過ぎり、少しでも明るい話題は無いかと湖岸に目をやるとメジロの幼鳥が強い北風を避けて佇んでいた、急いでカメラを出し数枚撮った、メジロは梅の花に良く留まっている写真を見かける、鶯は人目を避けるので、一般的に言われている、梅に鶯は見かけたことが無く殆どがメジロで鶯とメジロを間違えている人が多いと聞いた事が・・・そんな事を思い出しているうちにメジロは飛び去った。少し寒さが身に・・・でもメジロのお陰で気分が明るくなり、強い風に向かいペダルを漕いだ。

三井寺観音堂からの展望

2017/02/10

リハビリを兼ねて、以前から続けている三井寺への散歩を復活する事にした。左足はサイボーグ状態で少し違和感があるが歩き始めると改善されスムーズに?ダブルストックを使用する流行のクロスカントリーウォーキングで家を出た。鹿関橋から見る疏水は水は無く休眠状態だ、三井寺観音堂も薄っすらと雪が冠っているのが見えた。総門を潜り石段を慎重に上がった。観音堂にお参りを済ませ、展望台へ、僕は何時も堂前の展望台よりも高い場所にある展望台へと理由は建物に邪魔されずに琵琶湖が一望できるからだ。今日もカメラを出して観音堂の背後に広がる比叡山そして大津市街と、琵琶湖を眺めている時に此のお寺の執事長の友人Fさんは写真が好きで、特に古写真を収集されていて以前に明治時代に撮られた観音堂から撮影された大津市街と琵琶湖の風景写真(モノクロ)に着色を施されたさた古い写真を見せてもらった事を思いだした。もちろん疏水の工事は着工されておらず、眼下には甍の町屋が整然と並ぶ旧大津町と尾花川付近は農地が続き長閑な風景が広がっている風景写真が僕の脳裏に浮かんで来た。そして現実の光景は無造作に開発され近代化されたコンクリートのビルが立ち並ぶ町に変化してしまった。僕が飛行機から初めて撮影した航空写真には大津市街は甍の屋根が続き高い建物は数件だったそして観音堂から見る眺めも明治時代に撮られた写真とそんなに変わらない風景が広がっていた。此処三四十年で劇的に変貌した、最近行政が風景条例で風情のある歴町へと・・・・今更、と僕は思った、金儲けの為に自然景観を無視して進む資本主義社会の破局の光景と思いながら今日も写真を撮った。

境内を歩き、金堂へ,桧皮の屋根に雪が・・・美しい曲線を眺めながらスキージャンプ競技を思いだした高梨沙良ちゃんが今にも飛び出してくるのではと・・・・・

大津の商店街にも雛人形飾りが・・・春は近付いているのだと・・・

坂本へ

2017/02/09

今日は、坂本のKクリニックへ向かった、入院中で一番困ったのは何時も飲んでいる泌尿器の薬が処方してもらえず、何回も夜中に起きて寝不足になった。如何しても以前の薬がと、京阪石坂線で皇子山、そしてJR湖西線で比叡山坂本駅へ、以前は自転車で家から40分でKクリニックへ向かうのが手段だったが、長距離の自転車は当分無理だ、しかも雪降りではと駅からタクシーでクリニックへ、診断を受け、処方せんを受け取り、薬局へ一連の作業が済み、帰りはリハビリを兼ねて歩いて京阪坂本へ歩いた、日吉大社へ向かって歩いていると妙な視線を民家の窓に感じた、湿った雪が降る中、じっと此方を見ていたのはスヌーピーの大きなぬいぐるみだった。此の家の主のユーモアーを感じ湿った重い空気が軽くなったと思いながらデジカメで撮った。駅近くのカフェでコーヒーを飲みながらマスターと骨折した状況を説明しながらコーヒーを飲み終えた。代金を出しかけると今日は受け取れないよと、そして見舞い代わりにと言われ、好意に感謝しながら、本家鶴喜そばへと中に入り、直ぐに友人の店主Uさんを呼んでもらい、スキーに行けなかった事を詫びると笑顔で握手された。そして掛けそば、ざる蕎麦、そして日本酒を注文した。Uさんとは50年来の友人で歳は四歳上だが一度も上から目線でモノを言われたことは無かった、そしてスキーの師匠でもありスキーが上達できたのはUさんのお陰と何時も思っている、蕎麦を食しながらUさんと楽しい会話が弾んだ、知り合って間もない頃、蕎麦を粋に食べる老婦人の話をされた事を思いだした、その人は掛けそばとビールを何時も注文、そして上品に食す姿の粋さの様子を・・・・其の時に僕もその様に食したいと言ったら、50年早いとUさんに言われた、そして今、僕の前には掛けそばと日本酒が・・・丁度、そんな事を言われてから50年、店主Uさんの前で掛けそばを肴にUさんに注いでもらった杯の酒を口に運んだ、粋とは程遠い事と感じるとほろ苦さと旨みの混じった酒が食道を通過した。又、此処でも代金をと・・・Uさんが笑顔で見舞いの代わりと・・・素直に従いご馳走になりお礼を言って店を出た。そして京阪坂本駅へ、丁度、電車に間に合い乗った。電車は湿雪の降りしきる中を大津へと走り出すと、薄っすらと積もり始めた雪の風景が車窓から見へた。電車のガタン、ガタンとリズミカルな音を聞きながらお酒のせいか少し眠くなった。電車は雪の中を大津へと・・・・

湖岸を走った・・・

2017/02/08

久ぶりに湖岸を自転車で走ったと言ってもクロスバイクやロードバイクではなく買い物に使っている内装ギア6段の自転車で午後三時に家を出た。疏水道を琵琶湖へ、161を横断すると浜大津港は直ぐだ。こんなに慎重に自転車を漕ぐのは初めただ。何時もなら電動自転車を見ると追い越して行くのだが転倒等のリスクを考えて安全運転を心に誓いながら浜大津港に着いた。午前中なら知人にも会えるのだが、今日は曇り日で薄ら寒く感じるお天気では人影も疎らで閑散としていた。打出浜で自転車を降りて、湖岸から琵琶湖の風景を見ていると心が鎮まり何ともいえぬ喜びを感じた。遥かに見える琵琶湖大橋は上方蜃気楼を確認、そしてデジイチを出して数枚撮った。雪で薄化粧した比叡山、そして雲間に青空も見えた。琵琶湖冬景色を堪能しながら冬の美味しい空気に深呼吸した。そして今年は湖北は大雪で春には冷たい水が琵琶湖に入ると北湖の水が全循環して酸素が湖底に届くと琵琶湖が元気になる、この事を滋賀大学名誉教授岡本巌先生が最初に此の現象を琵琶湖の深呼吸と呼ばれた事は有名なお話だ。僕も自主制作映画、琵琶湖見聞の中で岡本先生にインタービューした事を雄大な琵琶湖の風景を見ながら懐かしく思いだして来た。

サイボーグ爺家に帰る

2017/02/07

23日ぶりに家に帰った。玄関を開けるとO工務店の棟梁Oさんが急な発注に応じてくださって、付けられた手すりが目に・・・安心して手すりにつかまり靴を脱ぎ上がり久ぶりに畳みの感触を足裏に感じると家に帰ったと心に安心感が宿った。宮大工Oさんに感謝しながら手すりを持って二階へ上がり、散らかったままの部屋を見ながら苦笑した、そしてトイレへ、入ると使い勝手のよい位置に手すりが付いていた。Oさんの仕事は何時も素晴らしいと感謝した。昼食後、は運動を兼ねて三井寺へ向かい、茶房ながら亭で久ぶりにコーヒーを飲んだ、口中にほろ苦さと香りが混じりながら喉を通過した。帰り道は疏水道を琵琶湖岸へ向かい疏水河口を写真に撮りながら、久しぶりの本当の湖畔通信と思った。

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