中島省三の湖畔通信

大津叙景

2025/03/15

三井寺の展望台から彼方を見ると昨日訪れていた石川県の方向を見ると加賀白山の山頂部が見えた。好天で視程がある時は白銀の白山が湖北の山の上に見え鳥なら直線飛行で二時間ぐらいで行けるのではと考えた。サンダーバードと北陸新幹線を利用して京都から二時間ほどで金沢へ行けるようになったが以前と比べて10分ほど早く着けるだけでは新幹線の魅力は感じなかった。そして車窓風景が気忙しく中途半端な高さから見る眺めは僕には馴染めなかった。金沢は流石観光地で古き良き時代が残る場所も多いが大津は遊郭や茶屋が在った町並みも見る影も少なく細い通りから三井寺の観音堂が望めるが町の景観は昔の形を留める事が出来なかった。明治の面影を少し残しているのが疎水界隈だ。琵琶湖疎水も桜の観光シーズンに向けてライトアップの準備も出来たようだ。桜が咲けば三井寺や疎水周辺は年に一度の観光地の顔を見せてくれるが今年はオーバーツーリズムが心配だ。

金沢へ

2025/03/14

金沢へ一年一回出かけるのは内視鏡検査を受けるためだ。最近の3年間連続してポリープ切除をしているから今回は大丈夫と思っていたら今回はも又ポリープを焼き切ってもらった。何もなければ楽しんで金沢観光と21世紀美術館でゆっくりと時間を過せたのだが今日は急ぎ足で写真を数枚撮るだけで終わった。
三枚目写真は北陸新幹線の車窓風景

疎水通水

2025/03/13

鹿関橋から疎水を見ると通水が開始され最初の水が京都へ向かって流れて行くところをデジカメで撮った。堰堤の桜は蕾も硬くまだ咲きそうもないが既に25日から始まるライトアップの準備が出来ていた。浜大津港のターミナルも静かな佇まいだ。琵琶湖は黄砂の影響でぼんやりとした眺めだ。まだ本格的な春には程遠くおもった。

梅の開花も・・・

2025/03/12

今年は花の事情が少し違っているようだ。早咲きのカワヅザクラの開花も遅く、梅も花も遅く近くの紅梅も蕾のままだった。湖岸ポタリングの帰り市内を走ると梅の香りを感じて自転車を止め辺りを見ると民家の盆栽の紅梅が咲いていた。琵琶湖の水位もマイナス17センチまで復活したのは湖北の山々の雪解け水が流れ込んだからだと思った。今日は気温も高く春は駆け足でやって来る気配を感じた。

今年の桜の開花は・・

2025/03/11

今年の桜の開花は遅いのではと思ったのは数日前に膳所由美浜の河津桜の様子を見に行くと例年なら開花していて写真に撮れた、でも今年は由美浜の河津桜の花は開花していなかった。辺りの木を確かめてやっと一輪咲いているのを見つけた次第だ。今日は雨で近場を散歩すると去年の今頃は満開になっていた疎水傍らのオカメザクラも蕾は小さく咲く気配を感じられなかった。そして隣の紅梅が蕾を赤く染めていた。紅梅もまだ咲いていないことに気づき驚いた。今年の寒波は長く桜木に影響を与えたのではと疎水に掛かる北国橋から三井寺を眺めながら今年の開花は少し遅れるのではと思った。

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