中島省三の湖畔通信

酉年に因んでアオサギ三態・・・

2017/01/03

今年の干支は酉年、僕は十二支などには興味は無かったが酉所謂鳥には興味があるがと、一度パソコンで十二支を見ると興味が湧いてきた。12進法、で方角は十二支で東は卯(うさぎ)西は酉(にわとり)南は午(うま)そして北は子(ねずみ)と判ると時代劇の銭形平次を思い出し現代の会話よりも江戸時代の会話の方が楽しく暮らせると思いながら、酉の方にも興味が行き鶏の先祖は恐竜と聞いている、そして最近のニュースで羽毛の生えた化石が見つかり今まで映画等で見てきた恐竜のイメージは大きく変わった。恐竜は絶滅したと考えているのは間違いと、そして形を変えて今の地球上で生きて行く大きさに進化したのが今の鳥類と考えると身近に見る鳥たちにも畏敬を感じるようになった。パソコンを閉じて、今朝、三井寺の池で見たアオサギに会いに行こうとデジカメを持ち出かけた。金堂前の池の傍らにはアオサギが佇んでいた。至近距離で見るアオサギには威厳を感じ、やはり恐竜を祖先に持つ鳥は人類の歴史を遥かに越える時間をかけて進化した現実の姿を見ているとアフリカを出て5万年と言われている人類が此処40年で地球上の森林や天然資源を人間の為だけに使い地球を汚染させた事実と、おまけに存在しなかった原爆や原発を造り取り返しのつかない状態になりつつある地球環境を霊長類頂点にいると自負している人間が責任をもってこれ以上の破壊はやめるべきと考えながらアオサギの写真を撮った。帰り際にアオサギ君に先祖は恐竜かと尋ねるとイエスと返事が返ってきた。

追 三井寺のアオサギは堂々としていて人が近づいても逃げない。

書初め?読初め・・・・

2017/01/02

正月、二日目は伊勢神楽の囃子で目覚めた、三年前までは我が家にも伊勢神楽は来ていたが、僕が止めた、父親の代から毎年、家の前で伊勢神楽の獅子舞を見るのが慣例だったがと思いながら起床した。雑煮を食べ、何時もの三井寺への散歩、そして湖岸サイクリングを済ませるも、今日の湖畔通信の写真も文も考え付かずに午前中は終った。午後は本を持って三井寺の茶房ながら亭へ出かけ、コーヒーを飲みながら書初めならぬ読初めと本を開いた、本は去年、新聞の書評欄で題名が気に入り買った、最も危険なアメリカ映画(町山智浩)のページを開いて読み始めた、第一章はKKKを蘇らせた「史上最悪の名画」『国民の創生』は映画が人々に与える影響の大きさに愕然とした、映画としては素晴らしく監督D・Wグリフィスの作品の中では最高と言われているが悪名高きKKKを再び社会へ呼び戻した罪は大きいと記してあった。技法が優れて芸術的にも評価される映画作品であっても社会に対して悪影響を及ぼすとなれば、問題があると・・・・でも芸術の自由表現を考えると難しい事と考えた。映画がプロパガンダに利用される事は歴史の上でも明らかだ、ナチスがベルリンオリンピックの記録映画を国威発揚に使ったことは誰もが知っているが、この本を読み進む中に大衆娯楽としての映画の中に隠された国家の企みには注意して映画を見なければと思った。そしてアメリカ映画だけでなく、我が国の映画、邦画にも近年の映画作品は注意をして選んで見る様にしなければならない時代になってきたと感じた。
 

写真 長等公務員宿舎の廃墟の向こうに見えるマンションも時が経てばと思いながらデジカメのシャッターを押した。

穏やかな元旦

2017/01/01

2017年の初めは穏やかに・・・と言ってもお天気だけが穏やかではしょうがないと今年も又、ボヤク日々が続くのかと先行き不安な年を迎えた。三井寺の除夜の鐘は撞かずに此処、数年は元旦の三井寺への散歩の折に新年の鐘を撞くのが僕の慣わしになった。鐘楼に入れてもらい三井の晩鐘で有名な鐘を撞くとゴォーンと鳴った、暫らく鐘の余韻を聞き、鐘楼をでた。今年77歳に、随分と遠くへ来たと思うこの頃と、そして進む道の短さを実感した。この国が、世界がと考えたところで如何しようもない事と判っていても考えてしまう、使えるモノで残っているのは稚拙な考えをめぐらす頭だけを今年もフル活用してAIなどが及ばない超低空飛行の低脳で暗い世の中をストールしないよう気をつけゆっくり楽しんで飛行することに決めた、元旦の散歩でした。本年も湖畔通信をよろしくお願いします。

師走の湖岸

2016/12/31

師走の湖岸と言っても何ら日常とは変わらない、いつもの様に自転車で今年最後の湖岸サイクリングを楽しんだ。毎日、湖岸より見る光景は一度きりの出会い、雨の日、晴れの日、と日々、移り変わる琵琶湖を眺められる環境に感謝しながら大晦日のサイクリングを楽しんだ。又、来年も湖畔を自転車で走り琵琶湖を写真にそして湖畔通信を続けようと思いながら雪の比良をバックに水上スキーをデジカメで撮った、これが僕の今年の撮り収めとした。

来年も湖畔通信をよろしくお願いします。 では 良いお年を・・・・

ユリカモメを見て

2016/12/30

におの浜の手すりに一羽のユリカモメが留まっているのが目に入り自転車を止めて、デジカメで写真を撮ろうと近付いても逃げないので三上山を写真の構図に入れて撮った。辺りを見渡してもユリカモメの群れはいなかった、単独で行動するカモメと言えば小説かもめのジョナサンを思い出す、1970年ニリチャード・バックが発表したが反響は少なかったが数年後世界で4000万部以上売れた大ベストセラーで日本でも五木寛之が翻訳して260万部も売れた人気小説で僕も興味を持って読んだ事が懐かしく思い出して来た。そして単独のユリカモメと小説のジョナサンとかさなって親しみを感じ、そのユリカモメにジョナサンの様に飛行術の訓練に励んでいるのかと問いたくなった。でも躊躇しているうちに飛び去ってしまった。由美浜のベンチで紅茶を飲みながら、もう一度、かもめのジョナサンを読もうと思った。

午後3時すぎ出し忘れた年賀状を出しに打出浜の郵便局に向かう途中、浜大津港に寄るとユリカモメが乱舞していた、それは餌を投げる人に集まってきているだけで、かもめのジョナサンをイメージするユリカモメはいなかった、ただ人間に媚びて乱舞しているだけと・・・でも写真を撮っているとユリカモメの飛行を分解映像で見ている様に感じ、やはり此の乱舞するユリカモメも素晴らしいと感じながらデジカメのシャッターを押した。

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