中島省三の湖畔通信

秋は深まり・・・

2016/11/10

寒さが秋の彩を早めたと感じながら今朝も三井寺を散歩した。自然界の流れは人間社会の騒々しさと違い瞬間の時を重ねながら粛々と進んで行き、何万年はあっと言う間に過ぎてしまう、今日も湖岸に佇んで琵琶湖を眺めていると、400万年以上の歴史を持つ此の湖も琵琶湖と呼ばれるようになったのは最近の事、そして琵琶湖の環境の変化の起きたのも琵琶湖総合開発が始まった1970年後半からの40年間の間に自然環境が悪化、それも人為的なものが大方を占めている事を考えると、琵琶湖と呼ばれている此の湖が環境を回復するには周辺から人間が消えれば20年位で環境は自然に良くなることは間違いないと考えながら神秘的に見える今日の琵琶湖にカメラを向けた。浜大津港ではユリカモメが冬の使者として到着して翼を休めていた。湖岸に架かる橋の上から川面を見ると一人で溜まった藻を清掃する人が作業していた。僕には出来ないことと、少し反省しながらにおの浜へと向かうと湖岸の紅葉は見事な色彩で秋を演出していた。

虹と海市

2016/11/09

今日は冬型、時雨れる中を三井寺への散歩へ。境内では一段と紅葉が進んだと思いながら歩いた。
 
午後の湖岸サイクリングは完全防備、レインギアで身を固めて出かけた。今日は湖上の虹を予感して小雨の降る中を湖岸へと向かった。冬型にしては風は緩いが寒さそれなりと湖岸を自転車で由美浜へと、雨雲が自転車に追いついたので雨を避けるために屋根のあるベンチに座りテルモスの紅茶を飲みながら雨の止むのを待った。そして対岸の三上山を見ると薄っすらと虹が見えたが直ぐに消え残念ながら写真には撮れなかった、でも今日の第一の目的は虹を写真にと思って出かけたのだからと虹が湖上に出る事を願いながら浜大津方向へと自転車を走らせてた。におの浜の湖岸から琵琶湖大橋の方を見ると堅田湖岸に虹が出ているのに気づきデジカメを出して撮った。願いは敵ったと虹に感謝した。そして以前から三上山(近江富士)と虹が撮れたらと何時も思っていたが、なんと三上山を見ると虹が見え驚き慌てて写真を撮った。長年、写真を撮っていると自分と大気と一体になったと感じたと思うときが何回かあった事を思いだした、そして自分の描く構図どおりになる偶然もあるのだと感じた。特にピンホール写真を撮っている時には不思議と感じるぐらい思うように大気が流れて驚いたが自分にはそんな超能力はない事はわかっているが光景が頭に描いた様な風景になる時はとっても幸せになったと感じるときだ。湖上の彼方には海市が・・・今日は充実した日とそして願いは敵うと思った。

水の記憶

2016/11/08

今年の紅葉は期待できると感じた今朝の三井寺の散歩だった、例年より寒さが早く来たことも原因かと考えながら紅葉と緑が残るモミジのコントラストを楽しんだ。

湖岸サイクリングで打出浜の湖岸より見る琵琶湖ではユリカモメが一羽が飛翔していた、辺りを見渡してもユリカモメの群れは見当たらず、僕はカモメのジョナサンを思いだした、群れから外れて飛行術の訓練に励み見事な飛行をするジョナサンと飛んでいるユリカモメを重ねイメージした。湖面に目をやると透明感をました水にほっとしながら、アオコで覆われていた夏の湖面を思い出し、水はアオコを記憶しているのだろうか考えながら美しくなった琵琶湖を写真に撮った。浜大津から由美浜への湖岸近くの楓等の木々は秋の化粧をし始めて美しく彩り始めた。ゆっくりと自転車のペダルを踏みながら短い秋を楽しんだ。

第三の男

2016/11/07

今日の湖岸サイクリングで、におの浜近くまで来ると紅葉した並木道があまりにも美しいので自転車を止め写真を撮った。僕は並木道を見ると映画、第三の男のラストシーンを想いだして、写真を撮ってしまう自分に笑いながらサイクリングを続けた。そして家に帰り写真をパソコンにアップしながら自分の思い違いをしていた事が恥ずかしくなった、第三の男はイギリス映画と、そして監督のキャロル・リードが英国人と知ったのは今日のこと、今まではフランス映画と記憶していた自分の思い違いを反省しながら映画の内容と映像の素晴らしさを脳裏に映した。第三の男の日本公開は1952年で僕はまだ12歳だ、はたして小学生がこの映画を見たのだろうかと自分に問うた。カメラワークの凄さを感じたのはこの映画が最初だったと記憶しているが小学生では無理と・・・それなら高校生の時かと疑問が増すばかりだ。映画はモノクロで随所に光と影を取り入れた映像は今も僕の脳裏に焼きついていて役者のオーソン・ウエルズの顔を思い出しウイーンの大観覧車とラストシーンの並木道を思い出してくるのが決まって秋の季節だ。僕の想い出は映画の事で一杯だと感じた秋の一日でした.

ボリウッド映画PKを見る

2016/11/06

午前中に散歩、湖岸サイクリングを少し寒く感じる季節風の吹く中を済ませた。今日の湖岸から見る風景は冬の到来を示していて、琵琶湖は冬の装いをしていた。写真もペシミスト好みの暗い光景が取れて満足した。湖岸の木々は紅葉しかけた美しい秋の佇まいを見せてくれ、琵琶湖の風景とは違ったコントラストが楽しめた。

午後は久しぶりのボリウッド映画をと言ってもインド映画の事だ最近話題のPK(ラーシクマール・ヒラーニ監督)を浜大津のアレックスシネマへ見に出かけた。映画の題名のPKは、よっぱらい、の事だ、内容は酔っ払いの話ではなく、SF,ミュージカル、ドラマ、で153分があっという間に過ぎた、楽しい見応えのある映画は宇宙からインドの砂漠にUFOから下りた青年の純粋な心で人類に接して行く物語でPK(アーミル・カーン)とテレビ局の女性ジャグー(アヌシュカ・シャルマ)との恋模様と偽宗教の導師を追い詰めて行く姿をコミカルなタッチとインド映画独特のミュージカルシーンを入れながら進んで行く映像は久ぶりに声を出して笑った、そしてラストシーンはSFの傑作と言われるE・Tのラストシーンを越える出来と思われるほどじーんと心にきて少し僕の目にも涙が出た。日本映画では感じられない楽しさがあり改めてインド映画の幅の広さを感じた。以前に見た暗く重い問題を描いた、苦いひとくち(インド映画1979年)を想いだして来た。そしてまたインド映画を見たいと思った。

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