自然の力
2016/10/01
九月は雨の日が多かったお陰で琵琶湖の水位も上がり、そしてアオコも拡散して湖面を見ても日常の姿に戻った。琵琶湖の自然をコントロールすることなど考えない方が良いのではと琵琶湖保全再生法が少し心配になってきた。琵琶湖総合開発の総括が済んでいないのに又、琵琶湖を玩具にするのかと・・・・・此の言葉は三十年程前、僕の自主制作映画で登場していただいた近江舞子,尾松崎の漁師のIさんがインタービューに応えてくれた時に、もうこれ以上、琵琶湖をおもちやにしてほしくないと語られた事を思いだした。今日も人工的に加工された湖岸から見る琵琶湖は神秘的な姿を見せてくれた、暫らく佇んでいるだけで心が穏やかになった。そして湖岸のアオコも自然の力で拡散した人間が自然をコントロール下に置く事など努努考えることは止めた方がよいと思った。
三井寺の境内は雨と湿気のせいでキノコが元気良く育っている、大きなキノコはマツタケではないが・・・姪っ子の長男航太君の絵を思い出し真似をしてキノコを下から写真に撮った、そして美味しそうに見えた。
写真を探す
2016/09/30
天気予報では晴れるのは今日だけと伝えていた。今朝の散歩は久しぶりの青空に雲が・・・自然とデジカメを出し撮った。午前中は11月に三井寺のライトアップの関連イベントで僕の写真展が企画されるのでお寺の事務所で打ち合わせがあるので・・・・少し早めに湖岸サイクリングをと湖岸へ向かった。湖岸から琵琶湖を見るが少しモヤットしている、朝はスッキリした青空が見えたのにと空を見上げ午後は雨と予想しながら湖岸を走った。
三井寺の事務所に着くと企画会社の人は既に机についていた,執事長のFさんも見えて打ち合わせが始まった。僕は10年近く前からFさんに湖畔通信として写真ハガキを送り続けていたものを今回の写真展にも使用することに決まり、今日はその写真ハガキを選ぶ作業が始まりFさんが気に入っている写真が見つからず、時間は過ぎた、でも写真ハガキは150枚ほど選ばれたが、問題の一枚が見つけられずに、僕への宿題となりデーターを捜すことになった。そして帰宅して古いCDから捜し始めるとラッキーなことに直ぐに見つかった、何時もモノを捜す時は念じて捜すようにしていると不思議に見つかることが多いと・・・そして振り向くと坂村真民さんの色紙が目に・・・念ずれば花ひらく と書いてあった。
三枚目の写真が捜していた京都市役所前のスナップ写真だ、此の写真を気に入る人が多い・・・何故と少し考えた・・・そして見つかった事にホッとした。
シュミレーションと現実
2016/09/29
何時も湖岸サイクリングで撮影した写真を湖畔通信に載せているが、写真の風景と実際の風景には大きな隔たりがあることは言うまでも無い事と考える必要も無いが・・・今日の午後、大津パルコへ映画を見に出かけた。飛行機好きには見逃せない映画、ハドソン川の奇跡(監督クリント・イーストウッド)は2009年に実際に起こった航空機事故の話は有名だ、ニューヨークのハドソン川にエアバスが着水、そして一命も死者が出なかった奇跡的な実話の映画化を見に行った次第、トム・ハンクスが演じる機長のサリーが連邦航空局の調査で疑われて公開審査を受け無事、無実となる内容で見ごたえがあった。審査の画面で航空局側が差し出す資料はコンピュータに寄るシュミレーションで近くの空港に着陸できると決めつけ査問するが、機長が心因的要素が欠けるシュミレーションと実際に起こっている現場の状況と一緒ではないと主張してシュミレーションに35秒を付け加えると、飛行機はどちらの空港には到達できなかった事が解り無実となり映画は終る。何事も最近はコンピューターに寄るシュミレーションが、そしてバーチャルが現実よりも力を持ちかけている現代社会は危ういと僕は思った。写真も現実空間を一部切り取っただけの仮想空間で琵琶湖を見るなら是非、出かけて湖岸にたって実時間で琵琶湖の現状を見てほしいと思った。
写真は僕の登山靴を・・・本日、ゴミとして捨てる事になり惜別を込めて写真に撮った、ただそれだけのこと・・・
雨の情景は三井寺ながら亭に咲く睡蓮一輪・・・・
心象風景
2016/09/28
雨の風景はどちらかと言えば好きだ。今日も雨具を着て自転車で湖岸へ向かった。打出浜から見る琵琶湖はカラーで撮るよりは白黒写真の方が良いと思ったがデジカメの設定を変えずにそのままカラーで撮った。映画で言うならギリシャの映画監督アンゲロプロスの映画のシーンを思い起こしてくる風景は僕の心象風景に近いとおもい自転車を止め写真に撮った。暗く重く今の世相を考えさせてくれる今日の琵琶湖の風景を見ていると、世界中の政治や社会は袋小路に入ったと学者が言っていた記事を読んだことを思いだしてきた。アメリカ大統領の選挙も大詰めだがインタービューを受けた人が選ぶ人がいないと応えていた、日本でもどんな政治家を選ぶかと質問されれば僕も選ぶ人はいないと応えるだろうと思った。毎日、考える事は自分の力では解決できない大きな悩みばかりだ、原発事故、自然環境、戦争や難民、貧困問題と上げればきりが無いほど問題がいっぱいある、解決できることなど一つもないが僕は雨の日には暗く静かに深く心で少しでも考えることができればと思うが僕の思考能力では無理と判っていても雨の日の暗さは好きだ。
久しぶりの映画
2016/09/27
最近は以前ほど映画を見なくなった。僕の好きな映像が主体の映画、例えばタルコフスキーの映画ノスタルジアの様に静かで淡々と進んで行き映像が素晴らしく自分が勝手に解釈できる映画が少なくなったからと考えた。午前中の湖岸サイクリングで、空は秋の装い、でも気温は高く蒸し暑さを感じる夏日、でも風景を見ていると秋を感じた。アオコの勢力が戻り始めた文化館の朽ちた桟橋でアオサギと白鷺が湖面を見ながら琵琶湖を心配している様に見え、鳥たちの方が哲学者に見えた。デジカメで湖岸風景を切りとりフレームで見ていると急に映画を見たくなった。そして午後は映画に行くと決め湖岸を後にした。
パソコンの情報で得た、映画 ザ・ビートルズEIGHT DAYS WEEK(監督ロン・ハワード)イギリス映画を見に浜大津アレックスシネマに出かけた。僕はビートルズの音楽を興味をもって聞いた事が無かったと記憶している、そして僕はアウトドアースポーツが好きでスキーや登山、其の上、ラジコン飛行機つくりで手一杯で音楽までは・・・そして実機の飛行機へと進んだ結果、ビートルズの音楽は聴かなかったと思っていたら映画が始まると何処かで聴いた音楽と思いながら画面に見入った。映画は時代背景を的確に捉えながらビートルズが歩んだ歴史を楽しく散歩させてくれた。画面には熱狂するフアン等の様子も映し出され其の当時のビートルズの人気を改めて感じた。そして昨夜テレビから流れたニュース、国会で安部首相が拍手をと言うと議員の多くが一斉に拍手する議場内の映像が浮かんできて、ナチの記録映画でヒトラーが演説した後の拍手風景がオーバーラップして見え、ファシズムが静かに心地よく世間や社会に浸透してきているのかと心配しながらテレビを見た事を思い出しながらビートルズのライブ会場の映像の中の観客の熱狂する姿が三重の映像になった。映画を見終え熱狂は音楽の世界とスポーツの世界で充分と思った。

















