中島省三の湖畔通信

空撮日和

2016/06/03

三井寺の散歩で展望台から空を見上げると雲、一つない日本晴れ、視程はそれ程でもないが航空写真には最適な日だ、一年に数回しかない晴天で、久ぶりに飛行機に乗り高度一万フィート(3千メートル)上空から琵琶湖を見たくなった。水平の視界は少しヘイズがあるが上空からの撮影には支障を来たさない、絶好の空撮日和で、飛ばない自分がわくわくしているのに気がつき少し自分に笑った。
湖岸サイクリングで湖岸を走っていても晴天過ぎて琵琶湖の風景にも情緒を感じる事が出来ずに、ただ湖岸をのんびりと走った。

家に帰り、パソコンで以前に撮影した琵琶湖の航空写真のCDを開き見た
画面に映る1979年11月2日に撮影した琵琶湖の全景写真を懐かしく眺めていると、亡き友人H氏と一緒に飛行して撮った事が懐かしく思い出されてきた。其の時、機は高度一万二千フィート(3600メートル)で眼下の琵琶湖は、総合開発が着工される前で美しい自然の湖岸線と葭原が確認できた、僕が琵琶湖の原風景を感じ見た最後の時だった。それ以後、何度も琵琶湖を空撮したが開発が進み人工的な湖岸線と無残に破壊された葭原を見るのは悲惨で琵琶湖を見るのも辛く感じて撮影した事が記憶として蘇ってきた。

今日も湖岸開発され公園となった打出浜では園児らが楽しく遊んでいるのを見ると、これで良いのだと諦めに満ちた心の自分がいる事に気がつき、晴天の穏やかな琵琶湖を眺めた。

琵琶湖は海・・・

2016/06/02

今日も爽やかなお天気、自転車に乗りチョイと其処まで・・・はタカダ、ワタルの自転車に乗って、の歌詞だ、僕の湖岸サイクリングといってもチョイと湖岸を10キロ走るくらいではサイクリングは少し大袈裟と思った。打出が浜から見る琵琶湖は風が強く、気温が低ければ冬を思わせる、季節風の様に感じ不思議な感覚を覚えた。湖面は強い風で波が立ち南湖も今日は海の様に見えて、何時もと違う迫力ある光景に見入った。湖岸の石組に当って砕け散る波を見ながらイメージを広げて行くと僕の頭のスクリーンには大きな海原となって行くと、前方の比良は立山連峰に、東の三上山が富士山に変化した。雄大な脳内映像に感動していると水しぶきを足元に感じ、我に返ると眼前には何時もの琵琶湖があった。少し写真を撮り、自転車を由美が浜へと、まだ風は強く、波も高く、其の波が渚に打ち寄せている様は自然の浜辺にいるように感じた。観光客が見れば、三保の松原からの眺めを想像するのではと思いながらデジカメのシャッターを押した。

家に帰りパソコンに写真をアップしながら、何故か柿本人麻呂の、近江の海 夕波千鳥 汝が鳴けば 心もしのに 古思ほゆ を思い出し、グウグルで近江を検索すると古事記には近淡海、淡海が近江として表記されていると記してあった。琵琶湖は海・・・淡海と・・・そして日本では一番大きな淡水湖と誰でもが知っている、今日もまた大きな自然からのパワーをもらったと感謝した。

諦める事も大切と

2016/06/01

朝の散歩は五月の爽やかさを感じた、今日から六月、梅雨入りは間もなくと思いながら境内を歩いた。
今日はロード自転車を改造修理に出そうと、友人のNさんに御願いして京都まで運んでもらった。僕の自転車は30年前に製造されたもので直せば生涯?と言っても後、何年乗れるかといった爺の事だが迷った挙句のこと
久しぶりの京の町は車も人も多く、賑わっていて大津とは格段の違いと思ったが、直ぐに京都は京都と・・・そして自転車を下ろして・・・さあ帰路にと・・・Nさんにランチに誘われご馳走になり、楽しい都の時を、そして持つべきは友と感謝した。

京都から帰り、自転車を出し湖岸サイクリングへと出かけた。空を見上げると久しぶりの雲の美術館が開館かと、呟き、カメラを出して深呼吸をしながら空の広さを体に感じながらその光景を写真に撮った、何時も小さな事に囚われ、煩悩でガンジガラメになっている心の狭さを、この大空に解き放てればと考えた。何かの本にもあった様に、諦める事も大切なことの一つと考えているが、そう簡単ではないとおもった。毎日、訪れる湖岸で感じる雄大な自然の中ではチッポケナ人間が出来ることなど、たかが知れたモノと知らしてくれる日がある、それは晴れて風が強く波が立ち大空に雲が躍動して地球上全ての生物にパワーを与えているのだと想像することが出来る時、気分が少し明るくなって行くのを感じる、それが今日だった。


飛行機雲にも問題が

2016/05/31

今日も湖岸サイクリングに・・・・湖岸を走りながら琵琶湖を眺め、デジカメを出すも被写体も見つからず、困って・・・空を見上げると飛行機雲が青空に数本が目に入った、自転車を止めて空を見上げて、飛行機雲の多さに少し戸惑いも感じながら写真に撮った。
由美が浜で折り返し大津方向に自転車を向け、全視野で空を捉えながらペダルを漕ぎ打出浜までの僅かな時間、その間も上空を飛ぶジェット機から出される排出ガスは飛行機雲となって白線を引いている、僕等の少年時代の飛行雲といえばB29が終戦近くの琵琶湖の上空を飛行雲を引きながら飛んでいるのを見た印象が強く、その後は、普通に飛行機雲かと見るくらいだった。今日、空を見上げて少し驚いた、先日、湖畔通信でケムトレイルの問題を少し載せたが、それとは別に現実的な航空機の排ガス規制が問題ではと考えながら帰宅して、直ぐにパソコンに向かいグウグルで見ると、EUでは2006年12月にEU域内で航空機の温室効果ガス排出規制が決められたが、アメリカ、ソ連(ロシア)中国、日本らの世界中の国の航空事業関係社らが反対したままで留まっているとあった。そして航空機事故よりも飛行機の排出ガスの影響で年間一万人は死んでいるとも記されていた、そして大気の対流圏上層部成層圏に直接堆積されていて環境問題としても真剣に考えねばならないと・・・そしてパソコンの画面上で全地球上を飛行する航空機の可視化した映像を見て驚き言葉を無くした。地球上で起こる問題の多さ、戦争、紛争、核、原発、排出ガス、食料.難民、貧困等の問題を経済一辺倒の資本主義では解決する事は不可能と考えるとお先は真っ暗闇・・・人類の英知がと期待するのみと祈った。

地球上で起きている環境問題はすべてトイレの無いマンションの例え通りと実感するだけの空しい一日となった。

近未来の湖岸

2016/05/30

朝の散歩を終え、西大津耳鼻科M医院へ、突発性難聴の経過は良好で聴音検査も順調に回復と診断され、治療の薬をもらって帰宅した。耳鳴りが少し気になる程度でほっとした。

午後は雨の上がった湖岸へ何時ものサイクリングへ向かった。湿度が適度にあり風も優しく感じ、自転車も快調に走れストレスの解放にはピッタリだ。今日の目的は膳所公園湖岸のオオバナミズキンバイが咲いている様子を写真に撮るためにと・・・着くと湖岸には黄色い花が湖畔を美しく占拠している様を眺めて、改めて植物の迫力と脅威を感じながらデジカメを出しシャッターを切った。もう特定外来植物として駆除するにも時すでに遅しといった感じだ、曇り空の下、鮮やかな黄色の花が湖畔に映える光景は近未来の琵琶湖の姿を想像できた。地球全体で考えると、人類はお構い無しに自由に何処へでも行けて、人間以外の生物だけが何故制約を受けるのかと単純な疑問を感じた。帰路、湖岸を走りながら前方に広がる西大津の無造作に進んだ都市開発で立ち並ぶマンション群も雲が立ち込める比叡を背景に近未来の風景を見せている、もう僕は行政がいまさら風景条例などといっても、意味の無い事と琵琶湖を眺めながら考えた。

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