中島省三の湖畔通信

原発新基準

2016/02/24

今日の京都新聞,夕刊の一面に原発新基準、高浜、1、2号機「合格」の見出しが目に入ったが、ネット等の情報ですでに決まることは知っていたので驚くことは無いが、40年を経過した老朽原発を再稼動するなど狂気の沙汰としか思えない、事故を覚悟で再稼動する事は戦時中の特攻隊の様で、此の国に住む人を道ずれに金儲けに邁進して行くというのかと呆れ果てて体、全体の力が抜けて空しくなるが、こんな事で怯んでいては、これから始まる目に見えてこないファシズムに立ち向かう事は出来ないと気を取り直した。

今日の湖岸サイクリングでは琵琶湖の北方の彼方にある福井高浜原発の事が心配になってきた。事故が起これば近畿1300万人の命の水が危険に曝されて生活が破滅することは間違いなしなのに危機意識が余りにも感じない人が多いのに驚いている。

日本では原発を止めるチャンスは1986年のチェルノビリの原発事故の折に国の原発建設の計画を中止する決断を逃し、また福島事故の後に全ての原発を廃炉に出来なかったこと、2回も原発を止めるチャンスがあったのにと悔やまれるが、此の国の政治家たちは一般常識を持ち合わせていないと嘆いても・・・・何か良い考えはと琵琶湖を見るだけ今日も終った。

空の美術館,開館

2016/02/23

久しぶりの空の美術館が開館した。三井寺の展望台から見る空に広がる雲の雄大な風景を久ぶりに楽しめ気持ちも明るい日になると思った。
午前中は月に一度のメディカルチェックに坂本の医院に向かい、異常なしと言われて、一安心で帰宅した。午後は三井寺の茶房ながら亭へ出かけた、此の場所は本を読むには最適と何時も集中できるので考える内容の物を2時間ほど読むのが通例になった。
読書を終え、境内を歩き、空を見上げると雲が新作と言わんばかりの迫力で僕の視野を独占した。よく見ると自分が海中から空を見上げている様な錯覚に陥った、今、北海道では流氷が接岸したニュース映像の情景を海の中から見ている様に想像した。
今日は空の美術館では大作を鑑賞できて大満足で家に、そしてテレビから流れてくるニュースが気になった。新幹線の全車両にビデオカメラが設置され常時記録撮影される事になったと聞き、日本も全体主義国家へなって行くのかと少し心配になった。
しばらくたって僕が以前に見た映画1984、を想いだして来た。ジョージ・オーウェル原作のSFディストピア小説の映画化された作品の映像が僕の記憶の中から断片的に浮かんで来た、全てが管理されて自由に考えたり恋愛も出来ない社会で街角や家の中でもビデオカメラが四六時中の出来事を監視している社会の恐ろしさを感じたことを・・・、その様な時代になれば自由に空も見られなくなるのかと想像すると怖くなり、絶対に今の社会の自由さを守るためにも確りと政治を監視しないといけないと考えた。

大津を感じる景観スポット

2016/02/22

今朝の散歩で三井寺観音堂の前の展望台に新しく設置された案内板を見ると、大津を感じる景観スポット、と大きく書かれたキャッチコピーに目を奪われながら一通り読み、お役所らしい内容と・・・自然環境と調和した都市景観が感じられる絶好のポイントと案内板に書かれていて、丁寧に見る場所まで指定してあるので、其処へ行って眺望を楽しんだが、僕がヒネクレテいるのか、どう見ても自然環境と調和した都市景観には見えない、40年前の景観なら案内板の言葉も通用したかもしれませんが、無造作に開発され湖岸近くには高層マンションやビルが立ち並び三井寺からの展望も江戸時代以前より続いた自然と調和した美しい風景を見ることが出来ない状態の中、今頃になって風景条例などとほざいても遅すぎると感じている、案内板には都市計画課と記してあったが関係者が一度でも観音堂に来て現状を見ていれば、案内板の中に記してある、場所よりも一段高い処にある展望台の眺めの方が無造作に開発された都市景観を感じる事も出来、琵琶湖のパノラマ風景が楽しめ写真に撮ることも出来き、案内板のある場所や、指定したスポットよりは良いと思った。そして見るスポットまでいちいち決めて見える風景などは絵葉書と一緒で感動も伝わらないと、一人一人が景色ぐらい自由に観賞すれば良いのであって、お節介な案内板など要らないと僕は思った。

湖上は荒れ模様

2016/02/21

今日の琵琶湖は風が強く波立っている。自転車で湖岸を膳所,由美が浜へ向かう時は追い風を受けながら走り、何時もより早く着いた。砂浜では近くの高校野球部、そしてラグビーをしている人達で賑わっていた。
自転車を大津方向に向けると風が強く、寒さを感じジャケットのファスナーを締めた。湖岸を走りながら湖面を見ると白波が見えて往く時よりも荒れていて、打出浜近くの湖岸では波しぶきが見える様子を写真にと自転車を降り数枚、撮るがコンパクトデジカメでは難しいと呟きながら湖面から視線を上げると比良が目に入ってきた、此の次期に見る比良にしては異常に雪が少なく今年は比良の慕雪と河津桜の写真は撮れないと思った。
風の来る方向には福井、美浜原発が在り今日の様に北西の強い風が吹くときに事故が起これば大変な事にと心配になってきた。高浜原発は3号、4号が再稼動され、そして40年使用され老朽化が心配されている1号機。2号機が規制委員会の新基準審査に事実上合格したと報道されていた、ますます事故への不安が募るばかりで琵琶湖の風景を見ていても気分が沈むばかりと、荒れる湖上を眺めた。

冬の旅

2016/02/20

冬の旅といっても僕が旅をしたわけではない、今日、堅田教会で開かれた第四回、アイリカ・クリシャール、コンサート、ドイツ歌曲の夕べでアイリカさんが歌われる冬の旅を聴きに出かけた。三時過ぎに堅田教会に入ると席は既に埋まっていた。竹内牧師の挨拶の中でアイリカさんとベルンハルトさんの紹介がありお二人とも有名な音楽家で世界中で活躍されていることを知った。僕は音楽には詳しくないので冬の旅も初めて聞く音楽で基礎知識もないままと少し戸惑いもあった。挨拶が終るとベルンハルトさんのピアノでアイリカさんの歌声で冬の旅が始まった。ボーリズ建築の教会の礼拝室に美しい歌声とピアノの美しい音色が優しく教会の屋根に当る雨の音を消して観衆を冬の旅へと誘って行った。僕はただ気分よく音楽に聞き入っただけ、ただそれだけのことが幸せに感じた二時間の僕の冬の旅でした。

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