中島省三の湖畔通信

湖岸の河津桜

2016/02/17

今日の湖岸サイクリングは風も強くペダルを踏む足にも力が入った。
湖岸から見る比良も雪雲に隠れている、湖面には白波が立ち水鳥も今日はのんびりと休めないと思った。由美が浜まで来ると河津桜の近くで写真を撮る人を見つけ、僕も自転車を降りて木に近づくとちらほらと河津桜が花を咲かせていた。デジカメを出して花の写真を撮っていると春が来たと、でも寒風が頬に当ると直ぐにまだ冬だと呟いた。帰り道は強い北西風を受け久ぶりに体力を使い、疲れて帰宅した。

晴れた日

2016/02/16

快晴の中、三井寺への散歩を終えて、続いて湖岸サイクリングに出かけた。打出浜から見る比良山も少し新雪が積もり輝いている、今日は寒く春はまだ準備中と・・・琵琶湖大橋を見ると蜃気楼が、目を水平に移動すると守山の湖岸とビルが浮いている様に見え幻想的な風景が楽しめた。
湖畔通信用に数枚デジカメで写真を撮り、今日はこれでと湖岸を快適に自転車を走らせた。

家に帰るも時間がと・・・近くのコメダにコーヒーを飲みに出かけた。何時も店に入ると朝日新聞を手に取って席に着く、コーヒーを注文して新聞の一面の見出しで、日本の自殺者が去年は減少したと、読むと此処10年間の我が国で自殺した人の数が30万人を超すとあったが以前に読んだ辺見庸さんの本の中にも触れられていた事もありパソコンで調べた事を思い出してきた、イラク、シリア,等での内戦や紛争,テロで死ぬ人の数よりも多い自殺者数30万人は驚くべきと思った。此の国の在り様が問われるのではと社会の弱者の事には気にもかけずに経済を最優先して格差社会を作り挙句に憲法改正して戦争を出来る国へと進む政治の行く末には不安を感じるばかりで又これからは自殺者が増えて行くのではと思った。
そして新聞をめくるとヨーロッパでの難民の窮状を伝えていた。
記事を読みながら飲むコーヒーの苦さが口に広がると、悲しさ、儚さが交じる気分に、そして何も出来ない自分がただコーヒーを飲んでいる。

店を出て自転車に乗ると井上揚水の傘が無い、の歌詞が浮かんできた・・
都会では自殺する若者が増えている・・・・・・・

煙突に興味

2016/02/15

急に煙突に興味を持ったわけではない、昨夜、テレビ番組 美の壺で、煙突が取り上げられていた、少し興味が湧いたので途中から見た。三池炭鉱のレンガの煙突と炭坑節の事で、元炭鉱夫の方が炭坑節は本当は陽気に歌ったモノではないと話されていた、哀調を感じる炭坑節を聴きながら日本の経済の発展の影を少し感じた。番組は当たり障り無く軽く日本の負の遺産には触れずに番組は終了した。少し記憶に留めて休んだ。

今朝は新聞の休刊日、昨日の新聞(京都新聞)に「煙に泣く月」炭鉱哀歌の見出しが目に入り読んだ。カン・サンジュンさんの思索の旅「1868〜」の中では大陸から連行、囚人労働など、人を牛馬の様に使い・・・・(井上佳子「三池炭鉱、月の記憶」を引用したり女性労働の過酷なことや、この恨み節を含んだ炭坑節が戦後復興の応援歌として蘇ったのは皮肉なこと・・・最後は、月はその吐き出す煙で悲哀を・・・・と記してあった。いままで気楽に月が出た、出た・・・・と口ずさんでいた自分が恥ずかしくなった。(京都新聞2016・2・14朝刊6面)

今日の湖岸から見る比良の眺めは日本画を見ている様で暫し佇んで時間を忘れた。

買い物はコンビニへ

2016/02/14

お天気は想像していたほど荒れなっかた。雨も上がり三井寺への散歩へ、今日も展望台から見る景色は雲が垂れ込め暗い光景が広がっていた。境内には風で落ちた枯れ枝が彼方此方に見え、風が少し強く吹いたのかと思った。境内の林は雑木が整理され明るくなり椎の木が根元から見え以前よりも高く聳える大木に見えた。整理された林には桜が植樹されている、この桜は今年の春に花を咲かすのかと思いながら家に帰った。

今日は信楽から友人のNさんの家族が訪れてくれた。久しぶりの出会いで話も弾み楽しい時間となった。信楽の町の現況を尋ねると商店が少なくなり高齢者の買い物はコンビニが頼りとか、でも全てコンビニで揃える事は無理で友人の妻のUさんが近くの高齢者にパソコンを教えてネット通販で買い物ができる様にとの話を聞いた。信楽だけではない僕の住む大津でも今まで在った文具屋、酒屋などは近くには無い、今日も夕食にビールをと近くのコンビ二に買いに出かけた。店員との会話も無く機械からはじき出される値段を払いマニュアル通りの挨拶を受けてコンビ二を出た。便利な事はよい事なのかと、機械とモノとカネが動き人間の存在は耐えられない軽さになって行くのかと考えた。

浜大津港では久しぶりにユリカモメを多く見かけ、船と遠くの三上山を入れて写真に撮った。琵琶湖は海では無いが遠方が雲やガスで見えないときは海の様に感じてくる、そして此の港から出るシテール島へ向かう船に、この国に希望が持てなくなった老人達や弱い立場の人達が乗り込んで行く光景がモノクロームの映像で僕の頭に浮かんできて気持ちが沈んで暗くなるが何故かホッとしている自分は何処へ行くのかと思った。

静かな光景

2016/02/13

低気圧の影響でお天気が悪く・・・・僕は毎日のお天気に善い悪いも無いと何時も思っているので雨の日、晴れた日、は関係無しに三井寺への散歩に出かける。今日も展望台から見る光景も薄く霧?雲がかかり遠くは見えないが風情は、むしろ晴れた日よりもあり,日本画を見ている様で僕は好きだ。

天気予報では午前中は雨は降らないと言っていたので湖岸サイクリングに出かけた。浜大津港を過ぎ文化館の近くで自転車を降り湖岸から琵琶湖を眺めると湖面に浮かぶ水鳥の群れや,稚アユを釣る人が見られ遠くは幻想的な霧に覆われていて僕の好きな映画のシーンが浮かび、佇んでいるとギリシャの監督アンゲロプロスのこうのとり、たちすざんで、等を懐かしく思い出してきた。残念ながらアンゲロプロスの新作をもう見ることが出来ないと静かな霧の風景に目を向けた。

今日の琵琶湖の風景はデジカメでは空気感までは無理と思っていて自分の撮る写真の軽さに満足出来ないが今更フイルムカメラを持ち出す勇気もなしと諦めている、コンパクトデジカメも故障したままで時々、スマホもカメラ機能が充実していて買うならスマホと考えるが、これ以上に便利なモノを使い資本主義経済の虜にはなりたくないと、モノを買わないと心に決めているので・・・・年金爺の負け惜しみかもと自分に笑った。


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