中島省三の湖畔通信

三井寺の榎

2015/10/23

三井寺の観音堂の上にある展望台の榎が今年枯れた。この木の樹齢は傍の石碑が明治十八年に建てられたと刻まれているので、其の時に植樹されたとして、1885年は明治18年で今年は2015年で丁度100年目で枯れたと,この木は戦争の時代を見つめて、またこの国が戦争をと・・・嘆き悲しんで枯れたのかと思った。榎は江戸時代には一里塚として植えられたとパソコンで見た,そういえば大津市和迩にも道が三つに分かれる中央に榎の大木が在ったのを思い出した。榎は昆虫の餌、食樹として知られている以前この木が元気な時には玉虫を見かけて写真に撮った事もありこの木が枯れるのは寂しいことと少し悲しくなった。石碑の傍の石柱までも力強く巻き込んで丈夫な根を張っていたのに・・・・命あるものは何時か果てるものと木を見上げるとまだ往時の強さを少し残しながら立っている。傍らには朽ち落ちた榎の枝が白骨の様に見え人生の儚さを見ているような気がした。豊かで便利な今の文明社会も何時か朽ち果てて行くと少し考えていると、何処かで鐘がなった様に、此処は三井寺、諸行無常の鐘の音が鳴るにはお似合いの場所と思った。

時代祭り

2015/10/22

時代祭りを観に行った訳ではない、京都シネマへ映画を見に行こうと京都へ出かけたら今日が時代祭りで偶然に見ることが出来た。市役所前で下車して大吉さんの店へと地上に出て御池通りの方をに目を向けると見物人で賑わっている、其方の方にカメラを出しながら進んだ。行列は華やかな女性の衣装の行列は通り過ぎていたが武者行列が前を通過して行くのを何枚か写真を撮った後に大吉さんの店でお茶を済ませ、そして京都シネマに、映画は、ベルとセバスチャン、監督、ニコラ・ヴァニエのフランス映画で第二次大戦下のアルプス地方での少年と犬(グレート・ピレニーズ犬)が活躍する心温まる物語で何時ものフランス映画の様に構えずに楽しめた。昨日は猫と人との物語、今日は犬と少年が主役で、俳優さんも頑張りましたがやはり子供と犬にはお手上げです。映画を観終え、何時ものバーK6に向かい知人にも出会い楽しい一日となった。

湖岸の収穫

2015/10/21

湖岸の収穫といっても農作物を刈り取っているのではない,浜大津から膳所へと繋がる湖畔公園の草の刈り取り風景が秋の収穫に思えたからのことでただそれだけ・・・・午後は久しぶりに映画を見に大津セブンシネマへ出かけた、騒がしい映画は見たくないと、イッセー尾形が主演をしている、先生と迷い猫、監督、深川栄洋の作品を選んだ。映画は静かに始まった猫が鄙びた下田の港町を歩いている、動物の出てくる映画は演技をする俳優は動物のリアリティーな存在には勝てないがイッセー尾形は上手く年老いた校長先生を演じていたと思う,暮らす家も昭和の生活が感じらゆったりとした時間が流れる画面で今の暮らしの華やかなもの達は登場せず、久しぶりにお金が飛ぶ経済第一の社会から離れた地方の心にゆとりを感じる生活が猫を介して人と人の温かい交流を2時間近くの映画の中で表現した作品はこの国が経済の繁栄と国防を、そして戦争を出来る国へと進む中、平和な日常の大切さを訴えた素晴らしい作品だと僕は思った。

続セイタカアワダチソウ

2015/10/20

秋晴れが続き気分爽快で湖岸を自転車で走った。浜大津から続く湖岸から湖面を見ていると少し緑色に、やはり植物プランクトンのミクロキステイスやアナベナが影響しているのかもと思った先日も琵琶湖疏水の付近の岸辺は緑色のペンキが付着しているように見え少し琵琶湖の水質が悪くなっているのかと心配になった。由美が浜でユーターンして帰路に、湖岸に目をやるとセイタカアワダチソウが青空の下で輝いている、思わず自転車を降りてデジカメで撮った。昨日、パソコン調べた事を思い出し花を見てなるほどと、花言葉は元気、生命力と、僕は本当だと思った、昨日からこの花に元気を貰って今日も元気だ。そして場所を変え青空をバックにセイタカアワダチソウの花を撮っているとヒョウモンチョウも飛んできていて動きが早く撮るには難しいと・・・家のデュランタの花ではそんなに敏捷とは思わなかったが飛行術の上手さに感心して撮影した。黄色の花は晴天が似合うと思いながらデジカメのシャッターを切った。そして振り向くと町で時々見かけてお話しをするご夫妻に出会い少し大津の良さなど会話して別れた、知り合ったご夫妻も大津が気に入られている様で嬉しくなった。その後、もう一箇所でセイタカアワダチソウの花を撮り本日の撮影は終わりにした。

小さな庭

2015/10/20

昨日、夕方に帰宅すると玄関先に小さな庭が届いていた。小さな庭は荒木さんの鉢植えの作品でダイモンジソウの花が競って咲いている美しい庭園に見えた。カメラのファインダーで見ると飛行機に乗って航空写真を撮っているような感覚を覚え楽しい時となった。懐かしい光景が蘇ってきて40年前の琵琶湖は空から見ると箱庭のように見え小さな池の水面をおもちゃの船が航跡を残しながら進んで行く、周辺は緑の葭原が続く美しい空景をダイモンジソウの咲く小さな鉢植えの庭を見ながら懐かしい飛行機で飛んでいた頃を思い出した。

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