中島省三の湖畔通信

今夜は宵山

2015/10/10

今夜は大津祭りの宵山、懇親会が終わると弁護士の鹿島さんの案内をTさんにたのまれ宵山で賑わう町に出た。美しく飾られた曳山が提灯の灯りに
照らされお囃子も賑やかに何時も静かな大津の町もこの日ばかりは昔の繁栄を思い起こしてくれる。何人かの曳山町の知人にも出会った。鹿島さんもお祭りが気に入られたようで楽しんでお在られ,街中の小さなバーは在りますかときかれ、何度か行った小さなショットバーへ案内した。中に入り椅子に座ると知人が隣に、しばし鹿島さんらとウイスキーを飲みながら会話した。鹿島さんはお祭りの中に溶け込み楽しみたいと一人で祭囃子の笛や鉦の聞こえる雑踏の中に溶け込んで消えて行かれた。鹿島さん流石、お祭りの楽しみ方をご存知と感心しながら見送った。隣の知人には久しぶりの出会いで奥さんも一緒で、以前より奥さんが元気になられて、三人での会話も弾みギネスビールらをご馳走になり次回は近日にあるジャスフェスティバルでまた出会いを約束して店を出た、そして僕も宵山のお囃子の中に溶け込んで楽しみながら写真を撮った。以前に比べお囃子も派手な動きで音も賑やかになった様に感じた一昔前は鄙びた大津の町に静かにコンコンチキチンとなっていた頃を懐かしく思いだした。お祭りという伝統は長く続いてきたが、憲法九条も同じように長く守り続いて欲しいと思いながら家に向かた、賑やかな町から静かな我が町へと疏水の鹿関橋を渡ると秋の虫達の心地よい音色が聞こえて何故かほっとした僕はなんとなく此方の方が好きだと呟いた。

さいなら原発10・10

2015/10/10

午後は大津駅前、教育会館へさいなら原発10・10びわこ集会に参加した。講師は大飯・高浜原発運転差止裁判弁護団の鹿島 啓一弁護士の講演を聴いた。大飯・高浜仮処分事件の経過・予定の裁判の経過や今後の原発訴訟らのお話を分かりやすい言葉と周到に準備された資料で説明され誰もが納得する充実した内容で久しぶりに勉強をしたという空気が会場内を満たした。終了後、懇親会があり楽しい談笑の中に鹿島さんの社会に住む弱い立場にいる人達への優しい眼差しを感じ、若くて素晴らしい鹿島さんのような弁護士がいる限りこの国の司法にも少し希望が持てるようになり充実した日になった。原発が廃炉になるまで反対運動を仲間たちと続けて行かねばと思った。


釣り大会

2015/10/10

お天気が崩れると思っていたが、曇り空で雨の心配も無く湖岸へ自転車で、浜大津港周辺はイベントで賑わっている。釣り人が多くと近づくと外来魚駆除釣り大会が、行政の主催で行われていた。親子連れらが湖岸から釣り糸をたれブルーギルやブラックバスを釣っていた。ポリバケツの青いビニール袋には外来魚が入っていた。この魚たちも好んで琵琶湖に来たわけでないのに敵視され琵琶湖のギャングとまで呼ばれ駆除されている。知人の学者はブルーギルやブラックバスが高級魚として市場で取引されれば経済的に価値観があるとなれば状況が違うことになるのではと言われていた事を思い出しバケツの中の外来魚をみて悲しさと哀れみを感じた。琵琶湖に起こる環境問題の多くは人間が持ち込んだものが殆どで、外来植物や外来魚に責任を押し付けるのは人として恥ずかしい事ではないかと考えた。

白いハイビスカス

2015/10/09

今朝も玄関を開けると白いハイビスカスがお早うと元気に迎えてくれた。パソコンで調べてもハイビスカスは一日花とあったが白い花は三日目も美しさを保っている。たしか荒木さんに花を届けていただいた時、二、三日は咲きますよとそして此花は人が工夫して作り出した事もあって幹や茎がひ弱なので倒れないように添え木をと説明いただいたことを思い出した。艶美な白い花は時間が経っても美しさを保っている、人も現在は長生きになったこれも研究された薬や食品そして科学で命を長くできる様になったのかと思った。僕は白いハイビスカスを見ながら少し怖さを感じた地球上の生命を思い上がったホモサピエンスが万物の霊長類として生命の神秘の領域までもコントロールしてよいのかと考えた。科学の発展は何処まで行くのかと人類がアフリカを出て五万年とかでも地球の歴史46億年から比べるとごく僅かな時間の中で進んで来た近代文明に恐怖を感じずにはいられないと白いハイビスカスに目をやると考えすぎと美しい花が僕に素直に楽しんでと言っているように見えた。                                                  (追)昨夜、夕顔と白いハイビスカスの競演が見られた。白い花と虫の音を聞きながら見ていると心が和み其の夜は楽しい夢をみた。

湖岸の草刈

2015/10/08

今日も秋晴れの中を自転車で湖岸を走った。平日にも関わらず人出もそれなりにあり、湖岸近くの草原では保育園児らが楽しく遊んでいる、湖岸に目をやると釣り人もちらほらと見かけた。由美が浜まで来ると先日から始まった草刈が進みエノコログサやカゼグサも刈り取られてしまい、少し寂しく感じた。秋の植物がカオス的に広がっていた湖岸の草むらから聞こえてくる秋の虫のコーラスが聴けなくなり残念だ、人工の砂浜ではエンジンの音を響かせ草刈機が砂埃を上げ作業をしている。由美が浜を離れると湖岸には植物たちが秋を演出していて、耳を澄ませばマツムシやコオロギの合唱が聞こえると、其処には心が和む風景が広がっているが間もなく刈り取られ人工的な風景に変化するのかと思うと、少し腹立ったしさがそして今朝に見た新聞では安倍改造内閣発足と、そして一億総活躍とあった、戦前には一億なんとかと,そんな戦争の時代には戻りたくないと思った、国民の声など聞かぬ首相には秋の草むらから聞こえてくる虫達の名演奏など聴こえはしないだろうし、経済強化で庶民の生活は苦しくなるばかりと湖岸に佇んでいるだけの僕は空しさを強く感じた。



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