中島省三の湖畔通信

湖岸の日常

2015/09/02

秋雨前線で雨が続いたが今日は晴れ、何故か久しぶりに湖岸を走った様に感じた。何時も見る風景といっても一度たりと同じ風景は無いのだと呟き湖岸からの風景を眺めた。雲低は2000フィト(約600メートル)と空間が窮屈に見える。波間も美しくそよ風が湖面を走って行った。湖岸に住めたら毎日を定点観測するのだが・・・・自転車に三脚を・・・これも面倒かと定点観測は諦めました。

電車と蕎麦とビール

2015/09/01

今日は坂本にあるクリニックに検査に行く日、天気予報は雨の確立が高そうなので電車で行く事にした。京阪石坂線三井寺より坂本駅まで十五分で行け便利なのでこの駅はよく利用する。電車は浜大津駅から三井寺の間だけが路面電車の区間で短く一般的な路面電車(市電やトラム)の様に低床でなくホームと駅舎が必要になり僕の好きなトラムで無いのが残念です。10時25分の坂本行きに乗った。この路線が好きなのは車窓風景が素晴らしいところがあり楽しめる。滋賀里駅からは琵琶湖が望め牧歌的な光景が以前は広がっていたのが今は住宅が増え眺望は残念ながらイマイチとなったが景色はそれなりに今も楽しめる。車窓風景をデジカメで何枚か撮っていると電車は坂本に着いた。Kクリニックへはこの駅から歩いて20分で着く、検診も無事終わり本当の目的は昼食に寄る鶴喜そばへ急ぎ足で向かう、そば屋は比叡山の麓日吉大社の参道を入った処にある有名なお店で客も多く何時も混み合っている。お店に入ると12時を少し回ったところだが満席に近いが席が少しあった。今日は電車なのでビールと釜揚げそばとザル蕎麦を注文した。暫らくしてビールと蕎麦がきた。軽くビールを一口飲むと以前ここの店主といっても40年以上も前からスキーの師匠であり高校の先輩でもあり友人としても長いお付き合いだ、僕が27歳の時に店主(友人)が見せに来るお客で粋な蕎麦の食べ方をする老婦人がいる話を聞かせてくれた、その方は掛け蕎麦とビールを注文され何時も一人で食される姿が粋だと言った時、僕も掛け蕎麦とビールを注文すると店主は三十年早いと断られ天婦羅そばを注文したことを思い出してきた。今ならビールとソバを食べても似合うかなとソバを口に、そしてビールを飲んだ本当に味が分かるようになったのかなと思った。

昆虫採取

2015/08/31

夏休みも今日でお終い。また明日からは我が家の表は元気な小学生が夏休みの宿題を持って学校へ行く姿が見られる。僕も小学生の時に宿題で昆虫採集をしたことを思い出して苦笑いをしています。特に父からは何をやっても駄目なやつと決め付けられていましたから、昆虫採集も期待通りセミ三匹とトンボ二匹そしてチョウは三匹と少ない昆虫を箱に収めた貧弱な夏休みの宿題を学校へ持って行くと同級生のK君は見事な出来の昆虫採取の成果を皆に見せていた。昆虫の数の多さを見て驚いた事が脳裏に浮かんだ。期待されない子供時代を振り返ってもそこには落ち込んだりしない気楽で能天気な僕の少年時代を懐かしく蘇ってきた。そして玄関先のデュランタ宝塚の花に集ってくる昆虫の素晴らしい飛行や意外と可愛い顔をしているオオチャバネセセリを見て少年時代にもっと昆虫に興味を持てば楽しかった事と勉強も好きになれたかもとセセリ蝶の写真を撮りながら少年時代に帰れたらと思った。

桟橋の白鷺

2015/08/30

秋雨前線の影響でお天気は雨模様、雨具を持って湖岸へ自転車で向かった今日はサイクリングなら止めるのだが明日の朝食のパンを買うため必要にかられてのこと、近くのスーパーが無くなり打出浜近くのスーパーへの買い物が増えたと言っても僕のコダワリだけのものが欲しいだけのこと、それと毎日自転車で走るコースを少しそれるだけで事は足りるので労力はゼロと感じている。買い物を終わり湖岸へ出ると桟橋に白鷺が整列している藻の上では不安定なのか休憩は此方の方が楽と考えての事かと・・・数枚写真を撮り終えると小雨が降り出したので帰路に着いた。       午後は以前より見たいと思った映画が浜大津アレックスで上映されていることをネットで知った。京都シネマへ行くより近いし交通費はゼロと良い事尽くめだ。題名はさよなら、人類(スウェーデン映画ロイ・アンダーソン監督)はヴェネチア映画祭グランプリの評判の作品を見るべく出かけた。チケットを買って中へ入ると僕の他三人と少なく驚いた。京都シネマなら五十人は入っていると・・・・映画は絵画の様な色調とワンカット、ワンシーンとシンプルな構成でキャメラマンは楽だろうと思ったが構成が素晴らしく撮影に入る前の準備がそして長回しで俳優さんも大変だなと思いながら映画を楽しんだ。作品はデジタル加工なしのオールアナログでの画面は内容と見事マッチして人生を考える事の出来る一時間四十分はあっという間に終わった。映像はゆったりと流れるのに退屈しないのはオムニバス映画の様に感じたからと・・・・アレックスシネマ四階の窓から琵琶湖を眺めたゆっくりとした時の流れを感じる夕景が広がっていた。

ホバーリング

2015/08/29

家の玄関前に在る鉢植えのデュランタ宝塚の花が満開になった。知人の荒木さんが言われたように八月下旬に見事に紫色の花を枝一杯に咲かせている、その花の蜜を狙って小さな昆虫が訪れるを見てデジカメ一眼を持ち出しデュランタの花と虫を撮りはじめるとファインダーの中にエビの様な胴体をした虫が見えた、ファインダーから目を外してよく見るとエビが空中を飛んでいる様に見え器用にホバーリングして口から伸びる細い管で花の蜜を吸っている。何枚か写真を撮るが動きが早くモニターで確認しても翅は見えないそれほど早く翅を動作させての見事な空中停止に感心した、その後直ぐにパソコンで検索するとホシホウジャクという名前のスズメガの一種とあった。昆虫の飛行術の凄さは鳥よりも優れている事は誰もが知っている。以前に写真家の今森光彦さんの写真集世界昆虫記の中に素晴らしい蛾の飛行する写真に感化され今年の二月にベニヤ板に蛾をイメージした旅客機を空想で未来の飛行機として描いた。昆虫はどんな乱気流でも失速することは無いし墜落は皆無である。その様な夢の航空機は出来ないものかとホシホウジャクの見事なホバーリングするパソコンの画面に見入った。

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