中島省三の湖畔通信

秋の空景

2015/11/09

先日の空中散歩では琵琶湖周辺の空景はモヤットしてパンチの効いた写真は撮れなかったが、それなりに風情があり満足している。名古屋空港に着陸して事務所で休憩して、またPA28パイパー機JA3933は名古屋から静岡空港へと飛び立った。飛行機仲間の松岡さんが名古屋空港で食事するより静岡へと・・・チャーター機ならではのちょっとした贅沢な小さな空の旅を楽しめて空の好きな僕には最高の日となった。機は静岡へと安定した気流の中を飛んで,眼下に広がる市街地を抜け山間部へと高度6千フィート(1800メートル)といっても山の高さ千メートル以上あるから山の紅葉も迫力を感じながら秋の空景を楽しめた。上空から見る山の紅葉に感動しながらデジカメで撮った。僕も大津で飛んでいた頃を思い出したが自分が操縦しているとゆっくりと写真を撮ったり眺めたりは出来なかったが今日は中橋氏の操縦のお陰で充分に空の散歩を楽しめた。太平洋の方を見るが海はヘイズで見えないが山並みが日本画の様な光景を見せている。パイロットが空港との無線通信にいそがしくしている空港は近い、眼下に茶畑が広がっていて静岡と感じる機は無事着陸した。僕は静岡空港を見るのは今日が始めてで小さな空港と、でも国際空港でターミナルビルもコンパクトに出来ていて利用客は中国人の観光客が多く賑わっているそうです。昼食はターミナルビルで飛行機を見ながら石松ではないが鮨食いねえの清水港が近いから魚が美味いと松岡さんが言った、それで石松、いや松岡さんが鮨をご馳走してくれた持つべきものは友と感謝しながら鮨を食べた。帰りのルートは海岸線を飛行して町の明かりが灯る頃に名古屋空港にランディングして楽しい空中散歩は終った。

空港で聞いた話や考えたこと

2015/11/08

昨日のフライトは琵琶湖方面は視程も悪く空景を楽しめなかったが、空港では好きな飛行機が見られ楽しい日となった。テイクオフして間もなく名古屋空港のハンガーに国産ジェットMRJが見えたので思わず写真に撮った。小型ジェット旅客機で百人までの乗客を乗せられるそうです。スマートな形だと思った。空港で飛行クラブのアメリカ人パイロットがMRJの初飛行が送迎デッキが混雑を理由にクローズされる事に怒っていた。国産ジェット機を見たいと多くの人が来ることへの事前対策らしいが、誰もが見る権利があることなら空港が準備をして見せる対策をするのが普通のことと僕も思います。最近は自主規制が多くなった様に感じていますが戦争前もこの国の民衆や新聞等は自主規制から権力にものを言わなくなり独裁政権が勢力を増して戦争へと進んだと歴史が語っている。最近は特にメディア等の自主規制が多く少し不安を感じています。僕が空を飛んでいた頃はもう少し大らかだったと覚えています。最近は規制が多くなり安全の為とはいえ少しやりすぎと昨日も静岡空港で僕等の小さな飛行機に乗る前に金属探知機で検査を受けてから飛行機に向かったが、小型機に三人が爆弾を持って自爆するはずも無いのにと少し笑った。僕は此れからも自主規制する事無く自由にものを言い、デモにも参加してゆこうと思った。

琵琶湖空撮

2015/11/07

今朝、京都新聞を見るとアオコ発生と県が発表と記事になっていた。昨日、僕が京都新聞にアオコを知らせ県の琵琶湖政策課に報告され県も動き湖岸に調査に行ったものと・・・・僕が個人で県に知らせても動かないので新聞社を通じたらこの結果に、少し腹立たしさも残りますがまあいいかと・・・新聞を読み終え急ぎ名古屋行きの支度を済ませ自転車で大津駅へ向かいJRで京都駅へ、友人の飛行機仲間の松岡さんと落ち合い名古屋へ新幹線で向かった、今日は以前より飛行機に乗らないかと誘われていたのが実現して名古屋空港に行く事に・・・・空港に着くとすでにパイロットもスタンバイしていた。フライトプランを出し駐機場へすでにPA28パイパー機が待っていた。パイロットの中橋氏の操縦で名古屋空港を十一時にテイクオフしてどんよりとした曇り空の中を琵琶湖へ向かった。久しぶりに聞くライカミング180馬力のエンジンの軽やかな音を聴きながら飛行を楽しんだが空撮にはイマイチのお天気でチャーターしてくれた松岡さんに僕ならこんな日には絶対に飛ばないと、そして写真には向いていないと会話しながら滋賀県に入った。上空九百メートルより見る琵琶湖は視程も悪くはっきりとは見えないが風情があると思えばそれなりの空景が楽しめると自分に言い聞かせてデジカメを出し撮影の用意をした。沖島もそれなりの佇まいで琵琶湖の中に見えた。烏丸半島の博物館や水生植物園が、そして止まったままの風力発電の風車、そして増えすぎた蓮の群落らが確認できた。どうしても空から見たいと思っていた帰帆島の県下一の大きさを誇るソーラー発電設備を空から見学できたことは今日のフライトの一番の収穫と嬉しく思った、これも飛行機をチャーターして乗せてくれた友、松岡さんに大感謝した。機は撮影を終え名古屋へと飛んだ。

湖岸にアオコ

2015/11/06

今朝は少し暖かく、十月に戻った様なお天気の中、三井寺への散歩、そして自転車で湖岸へ、浜大津港の湖岸から湖面を見るとアオコが発生していて緑色のペンキで水面に模様が描かれた抽象画の様にも見えるが琵琶湖にとっては良いことではない、十一月でアオコを見るのは僕は初めてです。今年は雨の少ない秋となり琵琶湖の水位が低く其のことも影響していると思っています。1994年の渇水は九月に来た台風のお陰で水位は一気に回復したが今年はの台風シーズンも終わり大量の雨を期待しても無理かと思います。瀬田川南郷洗堰で琵琶湖の水位を人が調節しているのですが今年は雨の予測を外した結果が今の琵琶湖の水位の低下を招いたのではと考えています。滋賀県の発表が無いので僕がアオコだと言っても無駄なことですが僕は琵琶湖の水質が少し悪化しているのではと心配しています。来年の琵琶湖の様子はと・・・そして琵琶湖の周囲の山に多くの雪が積もり春先に溶け出して琵琶湖に注がれて琵琶湖の深呼吸が起きることを祈るのみです。

日々好日

2015/11/05

昨日、三井寺の境内の茶房ながら亭で午後の日差しを浴びながらコーヒーを飲んでいると柱に虫の影が美しく映されているのが目に付きデジカメを出し写した、其の虫の影はとガラス戸を見るとカメムシだった、何時もならカメムシを見ると直ぐにガムテープを持ち出し気の毒だがカメムシの嫌な匂いを消すためくっ付けてテープで閉じてしまうのが習慣になっているが今日はカメムシの美しい影に惑わされ写真に撮った。秋の優しい光が何でもない光景を演出したとおもった。今日、玄関を開けると斜向かいのお家の庭の花梨の実が黄色くなり見事な実が・・・カメラを持ち出し撮影していると、二十数年前に見た映画マルメロの陽光(ビクトル/エリセ監督)の作品を何故か思い出してきた、マルメロと花梨は違うのですが僕のイメージでは同じように見えます。映画はマドリードのアトリエで画家アントニオ・ロペス・ガルシアが秋から冬にかけて進み行く時間の中でマルメロを描いて行く様をドキュメントした作品で結果的に画家はマルメロを絵にする事が出来ずマルメロは木に生ったまま腐ってしまうと哲学的な映画だったと記憶しています。写真は簡単に今を撮るだけで重みは感じないがと思いながら僕は花梨の実を写した。昨日と今日と、何でもない小さな出来事にも感動できる日常が日々好日と言う事だと感じた。



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