中島省三の湖畔通信

琵琶湖横断レース

2015/11/04

琵琶湖横断レースと言っても湖上を泳いだりカヌーでスピードを競うレースの話しでは無い、今日も自転車で湖岸を走り打出浜で自転車を降り、湖上を遥か高島の明神崎か安曇川の方を眺めていると僕が熱気球で空を飛んでいた頃のことを懐かしく思い出してきた。風の弱い日は気球には絶好の飛行日和で参加したことのある熱気球の琵琶湖横断レースや仲間15人で熱気球を製作したことが追先ほどあったかの様に僕の脳裏に映像化されて浮かんできた。1979年に熱気球は完成した、気球は高さが20メートルと大きくて、膨らんでみると巨大な風船のようで驚いた。テストフライトも終えて、近場で気球関係の指導者Sさん、Oさん等にお世話になりながら練習飛行をして、琵琶湖横断レースに参加した。そしてSさんの指導の下で僕がバーナーを操作して安曇川、近江白浜から11月初めの晴れた早朝にテークオフした、気球にはLPガスボンベが3本積み込まれているので三時間は飛行可能で安心して湖上を渡れると・・・でも気球には推進力(エンジン)がない其の時の風の速度が気球の速さだが近江白浜から対岸の近江八幡までは20キロメートルはあるが、熱気球は其の距離を三十分位で湖上を渡りきる、気球のゴンドラからの琵琶湖の眺めは素晴らしく360度遮る物はない雄大な風景を楽しめたことや仲間たちの顔も身近に浮かんできて嬉しくなったが環境の事を考えると熱気球が飛行に使うLPガスは三時間で一般家庭の一月分を使う事を考えると大空に優雅に浮かぶ熱気球も決して地球に優しい乗り物でないと、今更に反省しても遅いのですが僕が空を飛ぶことに使った化石燃料の量はと飛行機を初めウルトラライトプレーン、そして気球、自動車と過ぎたこととでも反省してもしきれないと悔やんでいますが、でも原発だけは絶対に廃炉して即原発を廃止しなければ人類の危機と地球の未来にも禍根を残すと思っています。

小春日和?

2015/11/03

先日、雑誌かパソコンで小春日和は十一月に春のようなぽかぽかした暖かい日をと書いてあった事を思い出しながら今日も湖岸を自転車で走ったが由美が浜では水上スキーを楽しむ人がきらきら輝く漣を切り分け走っている、湖岸から眺めていると小春日和かと、でも風も冷たく湖岸を行き交う人も急ぎ足で紅葉した木の傍のベンチに座る人も無く少し寂しさを感じる晩秋の風景と写真に撮った。近江大橋から浜大津にかけての湖岸公園の紅葉が今、一番美しい季節ですがやはり湖畔は夏が一番、賑わいがあると考えながら浜大津へ近づくと湖岸から湖上に伸びる観光桟橋の下を見ると琵琶湖の水位が低く見えた、今年は異常に雨の少ない秋となり琵琶湖が少し心配になってきて1994年の大渇水のことが僕の頭に浮かんできた。其の時の琵琶湖の水位の低下で水生植物が太陽光線の影響を受けて藻が異常繁殖して南湖を占拠する様になり、それが今も続いていると言われている。今日、湖岸から見る琵琶湖は少し小さく感じ、今年の冬は大雪になると良いのにと思った。

雨後の秋景

2015/11/02

久しぶりの雨の中を三井寺へ散歩に出かけた、境内の木々も少し色づき秋のライトアップには美しい紅葉を見せてくれると秋雨を楽しみ帰宅した。午前中は久しぶりの映像ドキュメント作品の取材に琵琶湖ホテルに出向き、元滋賀県知事の武村正義氏にインタービューした、内容は映像の中でと、久しぶりのビデオカメラでの一人取材ですが武村さんは此方の質問に手際よくまとめられて答えていただいたお陰で良いお話が聞けたと感謝して取材は終った。雨の上がった午後は自転車で湖岸の雨後の光景を楽しんだ。打出浜の湖岸の紅葉の並木道では名画、第三の男(監督キャロル・リード)のラストシーンを思い出して写真を撮ってしまった、映画はモノクロームでカラー作品ではないので紅葉していたかは画面では判らないがと・・・・僕は多くの映画を見てきたが第三の男のラストシーンを越える映画は見たことが無い。落ち葉が湖岸公園に絨緞を敷いたように見え湖上に広がる雨後の水気を帯びた光景と見事に調和して心が和らぎ幸せな気分になった。文化館のテッペンのトンボも気流の安定している空を見て飛び立とうとしているように見えた。そして湖上の彼方を見ると雲が上昇しているきっと明日は晴天と思いながら家に向かった。

三井寺の天狗杉

2015/11/01

毎朝の散歩で三井寺の境内を回っているが今日は金堂の傍に立つ老杉で大津市の文化財指定を受けた樹齢千年と言われるその木は天狗杉と呼ばれているが写真に撮ろうと思ったことは無かったが今日は何となく空を見上げると天狗杉が目に・・・デジカメで撮り近づき立て札を見ると、この杉の伝説が室町時代の初め、この寺の勧学院で密教を学んでいた相模坊道了なるお坊さんが突然、夜半に天狗になりこの杉の木の上より明け方に東の方へ飛んで行った・・・・うんぬんと書いてあり立て札を僕は読むのは初めてで天狗杉の由来を今日、知った。三井寺の境内では天狗杉が飛びぬけて大きいとは感じない、境内には椎の大木が多く在るからと、そして天狗杉の上部は落雷により無くなっていることもあり高さは20メートルと樹齢にしては低いが枝の張りは流石に天狗杉と思う、国宝の金堂を落雷から守る役目を避雷針が出来るまで務めてきたと僕は思った。金堂の北側にも大きな杉の大木があるが落雷で枯れたが今も存在感を空に向かって示している、此方の木も魅力があると写真に撮り、空を見ると青空が広がってきた、この木も人の何倍もの時間を過ごし人間を観察してきたことと、もし天狗杉や枯れても存在する杉と会話して見たいと思いながら家に帰った。

其々の空

2015/10/31

湖岸のサイクリングも大空の雲のお陰で気分も軽やかに自転車は走った。浜大津の一本木コロッセオ公園の石の円柱群も晴れやかに雲と美しさを競っていた。ミシガン号も今日は何時もより大きく見え琵琶湖と調和した風景に見えた。何時も見ている街中の景色も空を入れて撮影すると、それなりの街角の風景となり自分でも驚いた写真になった。楽しい午前の時間は終わり、午後は、膳所の生涯学習センターで行われるビデオの上映会に自転車で向かった。映画は死刑弁護人、安田好弘弁護士のドキュメント作品を見るために、知人のアムネスティ団体が主催で友人も来ていた。ビデオの内容は退屈するかと思っていたが画面に吸い込まれて重い課題を突きつけられ死刑と冤罪について考えさせられ少し暗い気分になったが大切な事を考えた充実した時間になった。帰りは強く吹く風に向かいながら湖岸を大津へ向かった。

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