中島省三の湖畔通信

寂れる町

2024/05/22

僕の暮らす町は寂しくなるばかりだ。湖岸には高層の集合住宅が衝立の様に立ち並ぶ光景は豊かにも見える様だ。一方町中に足を踏み入れば商店街がシャッターの閉まった店が多く寂れた商店街だ。昔は自転車に乗って通ることが出来ないほど人で賑わっていた丸屋町商店街は人影もなく寂しい通りの片側の建物は取り壊されて更地になっていた。東西に伸びる商店街は過去には滋賀県では一番と言われる賑わいがあった。昔は通りには映画館が2軒もあり必需品は購入できた商店街は昔の面影も消え寂しい状況だ。でもこんな商店街もイベントの百円商店街の時は大勢の人が訪れるから不思議だ。菱屋町や丸屋町のネームバリューがあるのだろうか?日常の商店街の寂れようを見ると寂しくなるばかりだ。

今日の散歩写真

2024/05/21

湖岸は少し風もあり爽やかなお天気だ。湖畔の平日は人の姿も少なく長閑な風景だ。鯉釣りをする人の側にはカラスも釣りを見物しているように見えた。浜大津港ではウエディングの前撮りが行われていた。人を気にすること無くゆっくりと撮影できる広い場所は都会では難しいが平日の湖畔なら貸し切り状態だ。帰路は町中を通った。最近、町の書店が少なくなったとニュースで知った。大津も以前は僕の住む町には6軒も在ったが今では2軒となった。僕は何時も中井書店で買うが取り寄せに時間が掛かるのが別に待てば済むことだ。店主と会話も楽しめる良い書店だ。インスタグラムに写真を投稿するのを止めてスマホを手にする時間も少なく、何よりもスマホのカメラで撮らなくなりゆったりと散歩が楽しめるようになった。

祭りのあと

2024/05/20

千団子祭りが終わると少年時代は祭りのあとの寂しさを感じながら学校へ向かったのは楽しかった千団子祭りが終わると全てのお祭りが終わるからだ。勉強嫌いの僕は辛かった事を思い出している、特に千団子祭りの日の賑わいは京都の京極(大津に暮らしている人は賑わいに憧れを感じていた)の様な賑わいが3日間続いた後の静けさは空しさを伴った。そんな思いは高校生になると消えた。今日の三井寺の展望台からの眺めは雨後の清々しい光景を楽しめた。展望台の直ぐ下には今度、国の重要文化財に指定された観音堂の伽藍一同が誇らしく存在感を表している様に見えた。

今日も千団子祭り

2024/05/19

今日も千団子祭りは続く、以前は曜日関係なく16・17・18日と3日間続いたお祭りだった。地元の人たちは此のお祭りを親しみを込めて千団子さんと読んでいる、そして此の頃には椎の花の匂いと花粉が飛び交うと千団子さんの匂いがしてお祭りが近いことを知った。でも今年は匂いが弱く感じる人も少なかったようだ。最近はお祭りは5月中旬の土曜日曜の二日間になった。残念ながら今日は雨、でも人出もあり賑わっていた。でも以前の賑わいには遠く及ばないと思った。県道から護法善神堂に直接向かう時に潜る門は両側に立派な石垣があり門前には狭い広場があり、露天が並び賑わっていた。もちろ境内には溢れるばかりの露天や植木市や見世物小屋もあった昔と比べると余りも寂しい姿だ。門前の中では演芸大会が開かれていた。門はやはり見通しよくしてほしいと思った。

写真一枚目二枚目は昨日の撮影、三枚目は今日の撮影です。

千団子祭りと湖岸のボランティア

2024/05/18

今日は千団子祭りで三井寺の境内は賑わっていた。以前は曜日と関係なく5月16・17・18日と行われていたが最近では5月中旬の土日に行われるようになった。僕らの少年時代の賑わいは大規模だった。京阪石坂線三井寺駅から人並みが三井寺まで続く、今で言うオーバーツーリズムの様な混雑ぶりだった。疏水の鹿関橋を渡ると沿道には露天が並び千団子さん(護法善神堂)まで植木市と露天が続いていた。境内には見世物小屋などが立ち並ぶ繁盛ぶりは今のお祭りからは想像することは難しいのではと思いながら静かな賑わいをデジカメで撮った。湖岸ポタリングに出かけると浜大津港はミシガン号が出た後で静かな佇まいだ、辺りの広場もイベントもなく人影は疎らだ。打出浜湖岸ではボランティアのグループが清掃活動をしていた。団体名の旗もなく静かに湖岸のゴミを拾っている姿にデジカメを向け撮った。爽やかな行為が清々しい風を運んでくれ気分の良い日となった。

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