びわ湖開き
2024/03/09
今日は、びわ湖開きの行事が浜大津港であった。お天気は冬型に戻り寒さ一段と厳しく例年なら湖上の観光船のパレードを湖岸から撮るのだが寒いので体を温めるために三井寺への散歩を優先して観音堂上の展望台からびわ湖開きを見ることにした。展望台から浜大津方面を見るも大きな衝立、湖岸の集合住宅所謂マンションに阻まれミシガン号らの観光船の姿は見えず、辛うじて消防艇の祝放水がマンションの上に見えた。何時もならマスコミの取材ヘリが何機も飛び交うが風や雪が舞う悪天候では飛行できなかったのかと湖上の空を探すも見当たらなかった。散歩を終えて湖岸へ向かった。残念ながら湖上のイベントは終わっていた。湖上にはミシガン号だけが見えた。僕の写真集には第28回のびわ湖開きのミシガン号が写っている、あれから41年も過ぎたのかとファインダーの中のミシガン号に書かれた第69回の文字を見て時の流れの速さに驚いた。湖上の彼方の琵琶湖大橋は上方蜃気楼で何時もと違う光景が見られた。夕方の湖岸では雪雲が春はまだだよと冷たい風を運んできた。
サンダーバード
2024/03/08
3月16日に北陸新幹線が敦賀まで延伸されるとサンダーバードは敦賀止まりで新幹線に乗り換えて金沢へ向かう事になるが新幹線に乗り換えてもメリットは少ないと思いながら昨日サンダーバードに乗って金沢へ向かった。一年一回受ける内視鏡検査で金沢のはやかはクリニックへ行くためだ。敦賀と金沢間の車窓風景を楽しめるのも最後のチャンスだと窓側に座らせてもらった。京都から金沢まで2時間19分で行けるサンダーバードに何の不満も感じずに行けるのに何故今更新幹線かと快適に走る特急電車の軽快なリズム音を聞きながら車窓風景を撮った。
由美浜のカワヅザクラ
2024/03/07
好天に誘われて由美浜のカワヅザクラを見に行くと遠くから見ると先日と余り変化していないように感じた。近づいて見ると花は咲いていたが以前のような元気さを感じなかった。不揃いの開花は初めてではとカワヅザクラの並木を眺め、来週あたりが満開になるのではと由美浜を後にした。心配された琵琶湖の水位も回復して湖岸では釣り人の姿を多く見かけるようになった。短い春がやってきたと空を見上げた。
湖畔叙景
2024/03/06
夜来の雨も上がったが琵琶湖は低気圧通過後、冬型になり北西風が強く湖面は波立っていた。JR湖西線も強風のため運行休止だ、やはり琵琶湖は比良の八講が済まないと本格的な春は来ないようだ。湖面を賑わしていた水鳥の群れも次々と飛び立ち残っている鳥も少なくなってきた。湖畔では北帰行に備えてか?餌を啄むヒドリガモが見られた。湖岸のソメイヨシノやオオシマザクラが咲く頃には渡り鳥が見られないシーズンに、そして温暖化の影響で短い春が終わるのかと湖畔の鳥を撮った。夕方、湖岸へ向かうと風は一層強くなり大きな波が打ち寄せていた。こんな日は僕は琵琶湖の彼方の若狭の老朽原発が気になってくる事故が起きないことを願いながら湖岸を離れた。
雨の三井寺
2024/03/05
毎日の散歩は雨の日も休み無しだ。鹿関橋から見る疎水には水の流れは無かった。桜の蕾も固く花を咲かせるのが遅くなるのではと疎水の堰堤を桜木を眺めた。三井寺の展望台には人影もなく一人で琵琶湖の雨情を楽しめた。大きな木々に覆われた境内は森の中の歩いているようだ。小鳥の甲高い鳴き声だけが響き渡る雨の日の静けさは格別だ。此の静けさも後20日もすれば花を求めて多くの人が訪れる花の寺へと変化するのが信じられないと境内を歩いた。