久しぶりの上映会
2023/11/25
今日は三井寺さんの事務所の二階の広間で、全面的に三井寺さんのご厚意で僕の自主制作映画の上映会を開催させてもらった。何十年ぶりだろうかと過去の自主上映会を振り返った。1980年代は毎年16ミリ映画で琵琶湖の環境を訴えた映画の自主制作と上映会を開催してきたが最近は資金不足もあり永らく映像作りはご無沙汰だった。今年に入り友人のモロさんに即されて久しぶりにビデオカメラを回した。そして編集と音楽をモロさんにお願いした結果、モノクロの短編の映像が出来上がった。映像は僕の身近な場所を切り取った何でも無い映像に音楽がのると日常が楽しく感じる短編映画になった。そして遠くへ出かけることも無くなった老人の身近な時間旅と言える作品になった。僕、一人では完成しなかった身近な時間旅の映像は何でも無い日常が愛おしく思える作品になった。其の短編映画と琵琶湖のアオコのドキュメント、そしてプライベートの映像の上映会は水のエスキスの上映で終わった。今日は僕にとっては有意義な時間となった。三井寺の長吏福家さん、モロさん、そして参加していただいた皆様に感謝する一日となった。
深まる秋
2023/11/24
三井寺の紅葉も最盛期となり境内のモミジのトンネルも完成した?コロナ禍で三年間静かな秋の観光しーずんだったが賑わいも戻り観光客の姿も境内の彼方此方で見られるようになった。温暖化の影響が心配されたが紅葉も平年並みで境内も秋色に染まった。琵琶湖では水鳥が浜大津湖岸近くからでも大群が見られた。琵琶湖は間もなく鈍色の世界へと・・・
雲に癒やされる日
2023/11/23
本日は追加でもう一つ・・・今日の大空は雲の魅力に圧倒された。僕は一日のうちで空を見ている時間は普通に暮らしている人より遥かに多いのではと思っている・・都会と違い家から自転車に乗れば数分で浜大津の湖岸へ着け雄大な琵琶湖の風景と遮るもののない大空を眺める事ができる僕の住む大津は空好き人間には最高の場所だ。午前中も高度の高い雲が秋の空だよと教えてくれた。琵琶湖は穏やかで放射状に広がる高積雲を眺めていると、ウクライナやパレスチナで起きている悲惨な戦争が思い出されてきて、どうすることも出来ない自分はのどかな平和な場所で空をみあげ戦争が早く終わることを願うことしかできないと無力を感じるだけだ。夕方の空は羊が何千頭の群れを想像させる高積雲が東へと向かった。空は何処までも地上と繋がっている戦場の空も早く長閑な雲が行き交う空に戻って欲しいと祈るしかないと空を見上げた。
ご近所の秋
2023/11/23
京都の秋はオーバーツーリズムとやらで大変な賑わいと言うより異常事態らしいとテレビのニュースを見て想像した。大津は京都からの余波もなく静かな秋の観光シーズンだ。ご近所の三井寺のモミジも見頃となり朝から境内は賑わっているが京都から見れば静かな状況だ。今日は三井寺のキャラクター広報僧ベンベンの誕生10周年のイベントがあり護法社前の広場には多くの人が来ていた。駐車場には観光バスの姿もありコロナ明けの秋の観光シーズンは順調の様に見えた。浜大津の観光船ターミナルも以前のインバウンドの様な賑わいはなく少し寂しさが漂っていた。湖岸に佇んで見る琵琶湖は水位低下で環境への影響が心配だと少し小さくなった琵琶湖を眺めた。
湖岸の塀
2023/11/22
大津の琵琶湖岸は細長い大津湖畔公園として市民に親しまれていて、長い遊歩道があるのが特徴だ。其の遊歩道の途中が通行止めになった。随分と長い期間が通れなくなり遊歩道を使って長い公園を楽しめなくなるのは残念だ。それにしても無粋な塀を湖岸に立てるのはいかがなものかと思った。工夫すれば人が通れる小道が作れたのではと湖岸に聳える塀を写真に撮った。市民プラザの広場は多目的な場所で色んなグループが使用していた、夏の学生たちの音楽イベントやホンダのスーパーカブの集いなどは市民プラザの風物詩となっていた。広いスペースは県の防災ヘリが訓練で着陸したことも在った。大津市が進める再整備計画は「たねや」の施設を作り湖畔の賑わいを創生とメディアが報道していた。広場には八重桜の咲く場所もありそれなりに楽しめた空間だ。また琵琶湖の名を語った人集めの施設が出来るのかと工事が始まった様子を眺めた。もちろん此の場所も琵琶湖を埋めて作られた土地だ。琵琶湖の自然を活かしながらと言いながら国家プロジェクトで大改造を琵琶湖に施した総合開発は自然が多く残っていた琵琶湖の南湖を人工化してしまった。琵琶湖の持つ自然の治癒力が失われたと僕は思っている、事あるごとに琵琶湖の自然を大切にしてきたようにマザーレイクの言葉を御旗に立てての自然美化など聞いても僕は虚しくなるだけだ。琵琶湖の未来も地球と同じく明るい未来でないことは確かだと考えた。