中島省三の湖畔通信

トイカメラ

2023/11/07

トイカメラの思い出は小学生2年生の時、親類の方から頂いたカメラが最初だった。日中現像出来るから説明書通りにしても写ると言うより幻みたいに人が写っているだけで写真といえる代物ではなかった。でも一度だけ鶏を抱いたIくんが辛うじて分かる写真が撮れた事は記憶に・・そして父に小学6年生の時にリッチレイ?というトイカメラ(ボルタ判)の買ってもらってから誰が見ても写真と言える代物になった、懐かしいトイカメラを思い出した。今日の写真はデジタルカメラに付いているモードを使ってトイカメラ風の写真を楽しんだ。スクエアサイズ所謂真四角写真で撮ると少し精度の悪いトイカメラで撮った様な写真ができた。そんな写真を見られる平和な時間が流れる此処は楽園なのかと・・・そしてパレスチナの子供や市民の命が失われているガザの状況を変えることの出来ない国連は機能しているのかと・・イスラエル軍は即戦争を止めるべきとおもった。

白鷺の飛翔

2023/11/06

琵琶湖の冬は水鳥の天国と言われているが南湖では白鳥などの大型の鳥は殆ど見ることが出来ないが、唯一、大型の白い鳥、白鷺が見られる、そして近づいても逃げない個体もいるから素晴らしい飛翔の姿が撮れる、しかも上から見事な羽の形が見られる湖岸があり撮影には最適だ。今日は曇り空だが白鷺の白い姿が一段と映えた姿が湖面に在った。自転車を留めてデジカメのモードを連写モードにして三メートルの位置まで近づいて白鷺を撮った、そして飛ぶことを計算に入れて二メートルまで近づくと白鷺はひと羽ばたきでテイクオフした。僕はシャッターを押し続けるだけだ。白鷺がすぐ近くにランディングするから羽の変化も詳しく撮れる事もあり僕は白い鳥と言えば琵琶湖では白鷺だと思っていて、好きな鳥のナンバーワンだ。今日も白鷺の写真をパソコンにアップする時に画像を確認しながら素晴らしい飛翔姿勢の美しさに感心した。人間が作る飛行機は地球の資源を多大な量を材料として多くの人の手で組み上げて、化石燃料を使用して温暖化ガスを出しながら大騒音で空気をかき乱して飛行する姿を見て凄いと思っていた頃が恥ずかしくなった。飛行機が戦争に使用され多くの人命が失われ続けている現在を見ていると人間が飛行機など発明しなかった方が良かったのではと白鷺の自己完結し、空を飛べる性能へと進化した鳥の姿の素晴らしさを称えたくなった。そしてイスラエル軍が即攻撃を止めてガザから撤退すべきだと思った。

霧の日曜日

2023/11/05

連日の霧だが今日の霧は楽しめた。霧の湖上を行く観光船ミシガンを見ているとアンゲロプロス監督の映画シテール島への船出を思い出した。そしてタルコフスキーの映画でも霧が立ち込めるシーンが多く僕は霧が出てくる映画は何故か好きだ。実際の霧を写真に撮るのは難しい、自分のイメージした写真にはならないから露出を変えても自然の霧を写真に撮るのは難しいと思った。映画はスモークを焚く事が多いようだがギリシャのアンゲロプロス監督やロシアのタルコフスキー監督の映画は広い風景なのでスモークだけでは無理かと思いながら琵琶湖の霧の光景を愛でた。

セイダカアワダチソウ

2023/11/04

今日も霧が発生した、モヤっとした、お天気は写真を撮るにはイマイチだ。浜大津湖岸から琵琶湖を眺めるも視程も悪く琵琶湖大橋は見えなかった。湖面を見るとアオコの兆候も見えたので僕は自転車で柳が崎へ向かった。柳が崎湖畔公園は週末と在って散歩する人の姿もあった。心配したアオコは発生していなかった。琵琶湖大津館の方へ向かう途中の湖畔にはセイタカアワダチソウの黄色の花が見え自転車を止めた。僕はセイタカアワダチソウとブタクサの違いを知らなかった50年以上も前、僕がよく通った大津際川飛行場にはブタクサが多く咲いていた事もあり長い間セイタカアワダチソウだと思っていた。セイタカアワダチソウは虫媒花で花粉を飛ばさないからアレルギーには関係ない花と分かってからは好きになった花だ。花の少ない湖岸で咲く黄色の花は写真に撮ると何でも無い湖岸風景が際立ってくると今日も数枚撮った。地球温暖化による気候変動は何が起こっても不思議でない域に入ったのではと考えると心配だ。

霧晴れる

2023/11/03

朝の霧は11時頃には晴れて青空が広がる穏やかなお天気となった。僕が湖岸ポタリングで浜大津港のイベント会場に着いた頃は比叡山も比良山系そして湖上の彼方も霧の中で見ることは出来なかった。浜大津港の会場周辺にはキッチンカーが並び、食べ物を販売するテントの数も多く大賑わいだ。先週の人出はそれほどでもなかったが食の祭典となると賑わうのは食欲の秋だからと辺りを見渡した。電動自転車の試乗コーナーにはタンデム自転車もあり湖岸に設けられたコースを走っていた。湖岸には食べ物を食す人たちが霧の琵琶湖を眺めながら休憩していた。僕は食べ物には興味が沸かず写真を撮って会場を後にした。

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