中島省三の湖畔通信

アオコが発生・・・

2023/10/24

今日は雲のベールに覆われ太陽が顔を出さない寒い朝となった。でも湖岸ポタリングに向かう10時頃には青空が見え始めた。打出浜から見る琵琶湖は雲が霧のように残っている場所もあり幻想的な風景を魅せてくれた。青空には巻雲の姿を表し秋空へと変化した。午後はブランチ大津京のモンベルへ出かけ、帰路は柳が崎湖畔公園へ寄った。湖畔に佇んで湖面を見ると緑色に染まった小さな波が打ち寄せアオコの発生を告げている、其の様子をスマホカメラで撮った。最近はアオコぐらいではメディアも県も報道したり発表もしなくなった。琵琶湖の富栄養化問題は大丈夫なのかとアオコの湖面を見ていると、滋賀大学教授の鈴木紀雄先生の顔が浮かんできた。何も知らない僕らには何時も親切に琵琶湖のプランクトンの話や赤潮そして特にアオコの毒性については詳しく教えていただいた。馬がアオコの水を飲んで死んだ例が外国では発表されていることも教えていただいた。でも僕は最近まで牛だと勘違いしていた、其の事を友人の清水さんが馬だよと教えてくれた。馬から牛へと勝手に思い違いしていた事も思い出し恥ずかしくなった。琵琶湖は今、水位低下が続いているのがアオコの発生にも関係があるのかと?研究者でない僕には琵琶湖のメカニズムなど分かる筈もないが琵琶湖は苦しんでいるのではと、琵琶湖が心配になってきた。

アオコの写真はスマホからのものです。

天高く舞う雲

2023/10/23

三井寺の展望台から琵琶湖上空の雲を見ると巻雲が筆使いも鮮やかにアートの世界を繰り広げてくれた。湖岸ポタリングでは琵琶湖上空は青空のキャンバスに巻雲がダイナミックに描いた作品を眺めているとチッポケな悩みごとは消えた。好天に誘われ、友人と坂本へ出かけた。鶴喜で蕎麦を食し、食後は今月で閉店するカフェ珈琲人のコーヒーを飲んだ。そしてオーナーさんが美味しいチーズケーキをサービスしてくれた。素晴らしい店内の様子をデジカメで撮り、名残を惜しみながらカフェを出た。

雲の発生

2023/10/22

僕は今日まで雲は水蒸気が上昇して雲になると思っていた。そして毎日、琵琶湖上空に現れる雲を空の美術館とか勝手に言って楽しんでいるだけで雲の発生するのは簡単に海面から水が蒸発して雲になると単純なことと思っていた。もっと複雑な事と、今読んでいる本の中で知った。雲の役目は唯、雨を降らすだけと思っていたら太陽光線を遮る役目を果たしグリーンランドや北極そしてシベリアの温度上昇を抑える役目も・・・低層の雲は太陽光を遮り降らした雨で地表をさまし温度調節も果たす、重要な雲の発生に海洋中の藻類の放出するDMS(硫化ジメチル)という硫黄性のガスのおかげで発生していることが近年明らかになっている。そのガスは、上空に行くにつれ硫酸の粒子となり雲形成に必要な核を構成している。この藻類は同時に海洋での光合成の主人公である。と(「人新生」の惑星政治学)前田幸男著)に記してあったのを読んで知った。素晴らしい地球の循環システムに驚くばかりだ。その素晴らしい地球の循環システムを壊すホモサ・ピエンスの責任は重大だと思った。

浜大津港叙景

2023/10/21

浜大津港周辺は以前の賑わいはなく普段の休日でも静かな佇まいだ。賑わうのはイベントがある時だけだ。今日は行政が関連したイベント、浜大津港に賑わいをと秋のシーズン中、土日行われる催しだ。今日は移動図書館やマルシェそして小さな子供用の自動車らが持ち込まれ遊園地の様になった。湖上には大きな台船を利用した「湖上MARKET」などもあった。今日は風も強くそして寒さもあり午前中の人出は少なく見えた。盛りだくさんだがスケールが小さく、僕には目新しさは感じられなかった。此れなら公園にプチ遊園地でも作ったほうが毎日の賑わいはあるのではと思った。今日の琵琶湖の眺めは素晴らしく、煩わしい人間社会の事など関係ないわと積雲が大空を泳いでいる迫力に僕は魅せられた。

湖岸叙景

2023/10/20

琵琶湖の水位が低下し続けている、現在−0.43Mで浜大津湖岸では石積み護岸の最下段が丸見えだ。今日の午後は雨の予報だが水位が回復するほどの雨は降らないようだ。9月に台風が来なかった事も影響しているからだ。打出浜湖岸に佇んで琵琶湖を眺めると琵琶湖が小さくなった様に見えた。湖岸の樹木は紅葉していないが、におの浜湖岸の湖面を見ると紅葉した落ち葉が浮いていた。秋は確実に進んでいると感じた。

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