びわ湖大花火大会
2023/08/08
今日は8月8日4年ぶりの、びわ湖大花火大会が開催された。今回はメディアに取り上げられて有名になったと言っても色んな問題が地元の自治会の間で起きた。問題になった高いフェンスは建設され、無料の市民らのスペースも縮小され、高額な有料観覧席が設置されたことも市民から不満がでたのではとおもった。午前中に湖岸ポタリングに出かけると浜大津港で警備員に止められた、始まるまでには時間もあり以前ならポタリング出来たが今回は威圧的だ。パブリックスペースは自由利用の筈だ、市行政は何時から拝金主義になったのかと呆れるしかなかった。浜大津港付近ではパイプ椅子を並べる作業が続いていた。遠くへ追いやられた庶民の無料スペースでは場所取りのカラフルなビニールシートが敷かれている光景を見ながら此方も色々大変な様だ、早朝からの場所取りは家族の誰が行くのだろうと思いながらシャッターを押した。僕は花火の写真は湖岸で撮らないから場所取りもしたことはないから苦労は知らずだ。夕食後、大門通りの上から撮った。衝立の役目をしている高層の集合住宅を入れて何枚もシャッターを押した。帰宅後、見るとそれなりに撮れていた。何だか花火に振り回された一日となり少し疲れた。
壮観な眺め
2023/08/07
琵琶湖花火大会の準備期間は長く湖岸は有料観覧席工事で雄大な琵琶湖の眺めは台無しだ。明日8月8日はびわ湖大花火大会だ。前日の今日は浜大津からにおの浜に掛けての湖岸は工事現場の様だ。これでもかと言う数のパイプ椅子が湖岸に並べられる様子はある意味では壮観な風景と言うべきではと苦笑いしながらデジカメのシャッターを押した。メディアの報道で、4メートルのフェンスの是非問題も取り上げられていたが、粛々と工事が進められた、午後遅く湖岸へ出かけると黒い布(寒冷紗?)が上部に貼り付けられた高い塀(フェンス)が完成した光景は異様に感じた。どう見ても何のためにと考えざるを得なかった。車の脇見と言われているが通行止めの道路になる、歩行者が見るには問題ないのではと思いながら不思議な光景だと思った。浜大津からにおの浜までの2キロメートルの区間が花火見物の有料席になり、一般観覧席は東側の限られた場所では大津市民から苦情が出るのは当たり前だとおもった。4年ぶりの琵琶湖大花火大会だ、問題は色々あるがどうか無事に花火大会が終わることを祈るのみだ。花火には興味がない僕には憂鬱な日となるのは確かだ。
湖岸で働く人の多さを見て、花火大会も雇用に少しは貢献しているのかなとおもった。
広島原爆記念日
2023/08/06
8月6日は広島に原爆が落とされて14万人の尊い命が失われた日の78回目の記念日だ。三井寺の観音堂では亡くなられた人の供養と世界の平和を願って広島原爆忌の法要が執り行われる、観音堂前の広場では原爆が投下された8時15分には広島から放送される記念日と同時に黙祷を、その後、風船に平和の願いを込めたメッセージを付けて大空へ放たれ、その後、観音堂内で三井寺の僧が読経、参加者が焼香を済ませ法要がすむと三井寺の福家長吏が戦争の悲惨な歴史を語り伝えていかなければならないと原民喜の原爆詩らを語りながら、短いスピーチの中で平和の重要性を語られて法要は終わった。何時もなら晴れ渡る夏空の下で始まる行事も曇り空だったが黙祷を終えると急に青空が広がった。風船は東風に乗って西方へと運ばれて行った。一刻も早く核兵器の恐怖から開放されたいと大空に祈った。
格差社会の塀
2023/08/05
今日の朝日新聞(朝刊)の地方版に遅ればせながら花火大会に地元の自治連合会が中止を申し入れた記事が載っていた。テレビや他誌が報道したあとなのでニュース的価値もなかった、内容も変わらずもう朝日が今更掲載する記事でもないと白けた。今日は積雲が大空を埋め尽くす勢いで楽しい雲の美術館を楽しめた。大空の愉快な姿とは裏腹に湖岸では花火大会の有料席を区別するために湖岸道路側に塀が作られていた。あからさまに格差社会を見せつけられる塀まで出来ると現実に豊かなモノと貧しいモノが分けられているように感じられ虚しさを感じた。もう大きなイベントの花火大会も曲がり角にきているのではと湖岸道路脇に出来た塀を写真に撮った。
積乱雲の迫力
2023/08/04
もくもくと湧き上がる積乱雲を眺めていると下界のチマチマしたことなど吹き飛んでしまった。午後4時過ぎ雲に見せられて湖岸へ向った。昨日は湖上の彼方の積乱雲は雨を降らせている様子が伺えた。今日の積乱雲は東から南の空を覆うように迫力ある姿を見せてくれるが期待した雨を降らせてくれなかった。日本近海の台風6号は高気圧に阻まれて停滞した上に方向を転換した。日本本土にも影響が出そうな状況になった。6日の日曜日から近畿地方でも影響が出そうだと天気予報が伝えていた。8月8日火曜日の琵琶湖花火大会の開催もどうなるか、観客も主催者も心配なことだろうと思った。今日の時点では不評をかっている4メートルのフェンスの工事は進んでいるが中止となれば必要もなくなるのではと工事中の様子を眺めた。地球を取り巻く大気の流れはホモサピエンスのことなど関係なしに動く自然の摂理の大きさに感心しながら積乱雲を写真に撮った。