中島省三の湖畔通信

夏のイベント

2023/08/03

コロナ禍で開催されなかった各地のイベントや祭りが再開された事を伝えるニュースが見られる昨今、久しぶりの元気な夏風景と行きたいが此の異様な暑さで開催時期を考える主催者も出てきた。大きく夏の行事が変化する時代になった。大津の一大イベントの琵琶湖花火大会も転換期に来ているのではとおもった。今日もテレビ局が湖岸を取材していた。浜大津から近江大橋まで続く湖岸には遊歩道がある細長い公園だ。花火大会で収容できる人数は5万人が良いところだ、有料観覧席は5満席と設定しているから妥当だが、花火となれば見たい人も多く行政の発表では人口を遥かに超える35万人もの人が花火を見るために押し寄せてくると知らせていた。やはりキャパシティを考えれば問題が多くあるのではと思った。今夜は三井寺のイベント、妖怪ナイトの初日で多くの人が日没後、三井寺へ訪れるが、人数も多くて二千人だから混乱は起きないから安心して参加出来るイベントだ。今夜も多くの家族連れらで賑わっていた。

福島原発汚染水放水問題・・・

2023/08/02

昨夜、ユウチューブで小出裕章さんの講演を見た。久しぶりに小出節を聞いた。福島原発事故で溜まった放射能汚染水の放水問題についての講演は誰にでも分かる様に話される姿は以前とお変わり無いなと安心しながら見た。トリチューム水の説明にも納得、そして放水をするのに何十年も掛かることが分かり驚いた。メディアの報道だけでは汚染水の放流の仕組みが確りと把握出来なかったが小出さんの説明で汚染水の危険性も認識できた。僕はもちろん最初から福島の放射能汚染水の放流には反対だ。トリチュームが自然に半減するまで国内で保管する責任を国が守るべきだ。そして即、原発を廃止する方向に政治的決断をしなければ、原発の放射能汚染ゴミ問題は山積みになるばかりだ。そして福島原発事故処理も解決できないままだでは未来に負荷を残すだけだ。今日のニュースでは、稼働する原発から出される使用済み核燃料を保管するプールが後数年で満杯になるから電力会社は慌てて場所探しをしたり他の会社と共同してでも使用済み核燃料の保管場所を作らなければ原子力発電が破綻するからだ。原発は当初からトイレの無いマンションに例えられていた。我が国の実情は正しくトイレのない原発政策だ。六ケ所村も未だ稼働出来ずでは使用済み核燃料は貯まるばかりだ。そして最近、40年超えの老朽原発が稼働した。地震大国で危険な老朽原発が事故を起こさないとは誰もが保証できない、本当に危険な原発政策を即中止しなければ此の国の未来は無いと不安が募る日常だ。高浜原発の老朽原発がもう一基の再稼働が準備されている、本当に此のままで良いのだろうかと今日も琵琶湖の彼方の原発群を心配した。

花火大会が迫る中・・・

2023/08/01

花火大会が迫る中、大会中止を願い出る中央学区自治会の行動がニュースとしてテレビや新聞が取り上げていた。人口35万人の大津市に花火大会の日には35万人の見物客が来るとニュースでは伝えているが、本当だろうかと少し考えた?此の数は少しオーバーだと思う、15万人ぐらいではと・・・でも大津市の浜大津一体は狭く大変な混雑になるのは間違いないと思った。そして今日、浜大津港の西端に大きな看板が上がっていた。花火大会の場所取りのビニールシートらによる占有を禁止する看板だ。一方長期に渡り金儲けの為に湖岸を占有するのには許可を出し、庶民の僅かな楽しみを禁止するのもおかしいな話ではと思った。僕らの少年時代は浜大津と言っても船着き場の周囲は狭い湖岸で花火が見える場所を探して、長閑に楽しめた、そして場所取りなどする人も無かった時代だった。今は、大きな花火大会はイベント化して人を集める事が主のようだ。もっと縮小した花火大会で良いのではと思った。

雲の美術館

2023/07/31

台風が日本の近海にある時は大気の動きが活発で雲の美術館が楽しめる大津の琵琶湖岸は雲を眺めるには最高のロケーションだ。今日も素晴らしい雲の作品が楽しめた。上空には秋を思わせる雲も、そして巻雲や巻積雲そして高積雲の舞う高度は地上の暑さとは別世界で高積雲の出来る高度は0度と言われている、僕は何時も上空の雲を見ていると涼しく感じるのは其の高度を想像するからだ。でも僕が操縦していた小型単発機の上昇限度が3000メートルでは0度を経験する事は出来ないが夏場で15度くらいだから地上の暑さよりは遥かに涼しかった。琵琶湖全景を写真に撮れるのも高度3000メートルだ。そして僕の暑さ対策は湖岸に佇んで雲を見て暑さを忘れるのが夏の習慣だ。

三井寺の蓮池

2023/07/30

三井寺の蓮池では花が咲き始めた。例年なら蓮池の南側に多く咲くのだが今年は北側に集中していて金堂を背景に撮ることが出来ず残念だ。数日前から開花し始めた、でも写真に撮るには標準ズームレンズでは距離があり諦める日もあった。デジイチ(一眼レフ)も高齢の身には重く散歩には不向きと散歩には持たなくなった。でも蓮の花を撮るには必要だ。今日は撮りやすい位置に咲いている事を願って出かけた。蓮池の花は撮影しやすい位置で咲いていた。蕾には赤トンボまでが止まってくれた。色んな構図で蓮の花を撮ることが出来た。撮った写真をモニターで確認しながら、写真を撮るには待つことが大切と・・・なかなか待つことの出来なかったセッカチな性格も後期高齢者になって変わったと自分に笑った。

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