中島省三の湖畔通信

梅雨明け

2023/07/20

今日、テレビの天気予報が近畿地方が梅雨明けしたと伝えていた。琵琶湖にとっては雨の少ない梅雨だったのではと夏に向けての水位が低く8月の渇水が心配だと梅雨明けの琵琶湖を眺めた。今日の雲の美術館は積雲の作品が迫力を感じさせてくれた。花火有料観覧席の工事は進みにおの浜までの湖岸が変貌した。暫くの間、目障りな観覧席が湖岸を占拠した光景を眺めながらの湖岸ポタリングが続くのかと溜息が出た。

有料席

2023/07/19

今日の夕刊(朝日新聞)の第一面記事で花火大会広がる有料席を取り上げていた。京都の保津川花火大会は全席の2万5千席が全て有料となると記してあった。安全対策の為の警備費用が高騰して花火大会の有料化は広がっている、全席有料化して人数制限をして安全に開催するためと・・そして琵琶湖花火大会のことにも触れていた。琵琶湖花火大会で大津市を訪れる人は15万人以上と予想される、有料観覧席は5万席で料金は保津川よりも高く設定されている、有料席の5万人そして溢れた10万人の観客が目指す湖岸は端っこだ。4年ぶりの開催とあって相当な混雑が予想されるが警備体制は大丈夫だろうかと心配になってきた。雑踏事故が起こらないことを祈るだけだ。保津川の花火大会のように全席有料にして入場者を制限することができれば良いのだが、琵琶湖花火大会は会場も広く警備体制が大変だ。記事の終わりは大会を中止する地方が増えている事も知った。琵琶湖花火大会も転換期に来ているのではと今から8月8日の当日が心配だ。

夏空を見上げて

2023/07/18

湖岸に佇んで素晴らしい夏空を見上げていると大津際川飛行場からPA18パイパースーパーカブで飛んだ事が僕の脳裏に浮かんだ。日本飛行連盟が1966年から1971年までの5年間、日本赤十字飛行隊の名前の下に日本飛行連盟が大津際川で小型飛行機の操縦訓練を行った。僕はこの飛行場で育った第一号の小型単発の自家用操縦士だ。そんな事も記憶の彼方へと消えそうだ。家から15分で際川の飛行場へ行けた。1996年の9月に単独飛行をしたことは今も鮮やかにエンジンの音と共にパイパー機の姿まで浮かぶ、ライカミング135馬力のエンジンが唸ると羽布張りの軽い飛行機は僅かな距離で離陸すると眼下には青い琵琶湖が見えた。南湖東岸は緑の絨毯を敷き詰めたヨシの群生地が琵琶湖の自然環境の素晴らしさを見せてくれた。現在は総合開発で湖岸はコンクリート化され湖岸道路が走り人工湖の様になった。僕が佇む浜大津湖岸も埋め立て地だ。そして1966年の大津市の湖岸には高層の集合住宅所謂マンションの姿は無く美しい甍の町並みが上空から見られた。今では高層集合住宅が衝立の様に立ち並ぶ姿は決して僕には美しい風景には見えないと思うから、今更、飛行機で上空から見ることもないと夏空を見上げた。

湖岸叙景

2023/07/17

毎日の湖岸ポタリングで走る遊歩道の湖岸には琵琶湖花火大会の有料観覧席の設置工事が始まり浜大津からにおの浜の湖岸が占拠された。一月の長き期間は琵琶湖の景観は台無しだ。浜大津港の観光船ターミナルは最近賑わっている、話し声が中国語?でインバンドの再来かと思った。におの浜では久しぶりに常連さんと会話した。やはり最近は外来魚のブラックバスやブルーギルは釣れないらしい、生きたブルーギルを鮎の友釣りのようにしてブラックバスを釣っていたのは5年前かと波の無い静かな湖面を眺めた。常連さんは竿がしなるのに気づき上げるとニゴイが釣れていた。

夏本番となった。

2023/07/16

テレビの気象ニュースでは梅雨明け宣言はないが僕は勝手に梅雨明け気分だ。今日は夏本番を感じさせくれる青空が広がった。街で出会う人の挨拶は暑いですねばかりだ。僕は暑いですねは8月まで取っておこうとおもった。不思議と自分の口から暑いと言うほど暑いと思ったこともないし耐えきれない暑さでもないとおもっているからだ。青空の巻積雲や高積雲を見ていると気分は雲の高さでは涼しさを越えて寒いはずではと考えた。自らが招いた地球温暖化による暑さではないか、ホモサピエンス以外の生物にはとんだ迷惑ではないのかと大空を見上げた。

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