中島省三の湖畔通信

「森の生活」を漫画で・・・

2023/06/25

「森の生活」は19世紀に書かれたアメリカの本、書いたのはヘンリー・D・ソローだ。数年前に読んで感動した本だ。1845年アメリカのマサチューセッツ州コンコードにあるウォールデン湖の森での生活を記した本は世界中で読まれ愛されているのは美しい言葉で表現されたウォールデン湖の自然、特に水の表現は凄いと思いながら読んだことを思い出した。その「森の生活」の漫画版が出たのを知っていたが、買うのが遅れ、注文したが既に売り切れしていた。近くの中井書店で探してもらい昨日、手に入った。実は、森の生活を再読したいと思っているが、ページも390ページもあり、躊躇していたおり漫画で読む「森の生活」があることに気づき簡単に読めるとおもう魂胆もあったからだ。漫画「森の生活」開くと、絵のシンプルさに驚いた。ジョン・ポーサリーノの描く絵は素晴らしく文章も少なく、一見早く読めるのかと思った。それは本を読んでいるからだ。短い文とシンプルな線で描かれた絵からウォールデンの森の生活が浮かんでくるとページが進まなくなった。考え思い出しながら読むとソローのシンプルな暮らし方から学ぶ事が多いとおもった。そして僕の目論見は・・漫画なら簡単に再読できると、でも此の漫画版も重みがあり簡単に読める本ではないと感じたから、ゆっくり読み終えて、もう一度最初から「森の生活」を読もうとおもった。

浜大津港の丘

2023/06/24

此処数日、腰が痛く少し憂鬱だ。じっとしていては気分が滅入るばかりだから僕は動くことにしている今日も三井寺への散歩、そして湖岸ポタリングを済ませた。最近は重いデジイチを持つのを躊躇するようになった。やはり老いたかと自分に笑った。でもポタリングは自転車の前カゴに入れるから苦にはならない、浜大津港で写真に撮る被写体を探すと何でも無い丘に黄色の花が咲いていた。もちろん外来種のタンポポ系の花だ、スマホのレンズで検索するとブタナと出たが少し違うように思った。湖岸はやたら黄色の花が多いからと検索するのを諦めた。そして合歓の木を見ると満開になっていた。琵琶湖の水位はマイナス17センチだ。少し狭くなった琵琶湖を眺めた。

みんな仲良く

2023/06/23

毎日の散歩やポタリングではデジカメとスマホで写真を撮る、梅雨の時期は被写体が無く湖畔通信に載せる写真に苦労する日が続いている現状だ。おまけに腰が痛く憂鬱だ。やはり後期高齢者は一度痛めると回復が遅いと実感した。三井寺の散歩を終えて大門通りに入った時、アザミの赤い花が信号機の赤に感じ自然に止まった。花は棘が多く摘まれることを拒否している様に見えた。モンシロチョウが赤い花から蜜を吸っている様子をスマホで撮った。そして家にデジカメを取りに帰った。現場に戻るとモンシロチョウの姿は消えていた。スマホのレンズを当て検索するとマリアアザミと分かった。もちろん外来種だ。そしてヒメジオン等の花と仲良く咲いている様子をデジカメで撮った。ポタリングで琵琶湖へ向かうと浜大津港公園ではアガパンサスが咲いていた。此の花にもスマホレンズを当てるとムラサキクンシランと名前だ分かった、別名アガパンサスとあり何方でも良いと思いながらデジカメで撮った。辺りを見渡すと合歓の木も赤い柔らかさを感じる花がたわわに咲いていた。今日は曇り空ながら色んな花を愛でられた日となった。

処理汚染水海洋放出

2023/06/22

午後、雨が止んだので湖岸ポタリングに出かけた。浜大津湖岸に佇むと、風も強く湖面は波立っていた。僕は北西風が吹くと何時も福井若狭の原発とくに美浜と高浜の老朽原発が気になり、事故が起きればと思うからだ。そして福島第一原発で起きた事故後処理では、新聞が伝えている様にトリチウムを含んだ汚染処理水が1618基のタンクに収まっている、そして来年の2月から6月にかけて満杯になり放出が続く汚染水を処理した汚染水を収納する場所が無くなるため、133万トンある汚染水の安全基準を満たし100万トンを今年の秋から海洋放水することに日本政府が決めたとしているが反対する国もあり、我が国でも漁業者が反対しているのが実情だ。風評被害も心配だと地元の漁業者は国に訴えている、トリチウムが上手く処理できなかったのも操作ミスと聞いたこともあり、之から先、放出基準を満たしとあるが信用してよいのか問題だ。僕は汚染水の保管場所を増やすのが先で、海洋放出は完全にトリチウムを取り除いてから海洋放出するのが順序ではと思った。

写真二枚目は大津の商店街、菱屋町に新しい店がプレオープンした。クラフトビールとピザ等が提供される明るい店舗だ。

セスジスズメ

2023/06/21

庭の簾に虫が止まっていると家人が知らせてくれた。デジカメを持って簾に近づいて見るとセスジスズメとすぐに分かった。去年は玄関で撮ったからよく覚えているからだ。数年前にはスズメガのホシホウジャクとオオスカシバの見事なホバリングで口から伸びた管で花蜜を吸っている姿を見たことも思い出した。友人のSさんは僕にハチドリを最近見たと僕に話してくれた時、僕は多分、スズメガではと言ったのも数年前だ。そしてセスジスズメの幼虫の迫力をあるデザインは黒の胴体に黄色の輪が何本?そして目玉模様があり少し怖さもあるが僕は素晴らしいデザインだと思い写真に撮ったことも思い出した。そして琵琶湖の生態系に詳しい博物館の学芸員Nさんがセスジスズメの幼虫が琵琶湖の特定外来生物のオオバナミズキンバイを食してくれるから琵琶湖にとっては良い虫だと言っていた。今日、改めてグウグルと、害虫で芋類を食い荒らすと記してあった。農家には害虫で駆除対象だが湖岸ではオオバナミズキンバイを食べるから益虫?ではと思った。

琵琶湖疏水では通線の大津閘門の通過と浜大津港への慣熟運行をしていた。僕が疏水北保橋から写真を撮ってから浜大津港へ向っても通船の姿はまだ見えなかった。随分と船足・・スピードが遅いなと思った。京都まで一時間半とゆっくりと向かう旅は僕の好みには合わないと思った。

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