セスジスズメ
2023/06/21
庭の簾に虫が止まっていると家人が知らせてくれた。デジカメを持って簾に近づいて見るとセスジスズメとすぐに分かった。去年は玄関で撮ったからよく覚えているからだ。数年前にはスズメガのホシホウジャクとオオスカシバの見事なホバリングで口から伸びた管で花蜜を吸っている姿を見たことも思い出した。友人のSさんは僕にハチドリを最近見たと僕に話してくれた時、僕は多分、スズメガではと言ったのも数年前だ。そしてセスジスズメの幼虫の迫力をあるデザインは黒の胴体に黄色の輪が何本?そして目玉模様があり少し怖さもあるが僕は素晴らしいデザインだと思い写真に撮ったことも思い出した。そして琵琶湖の生態系に詳しい博物館の学芸員Nさんがセスジスズメの幼虫が琵琶湖の特定外来生物のオオバナミズキンバイを食してくれるから琵琶湖にとっては良い虫だと言っていた。今日、改めてグウグルと、害虫で芋類を食い荒らすと記してあった。農家には害虫で駆除対象だが湖岸ではオオバナミズキンバイを食べるから益虫?ではと思った。
琵琶湖疏水では通線の大津閘門の通過と浜大津港への慣熟運行をしていた。僕が疏水北保橋から写真を撮ってから浜大津港へ向っても通船の姿はまだ見えなかった。随分と船足・・スピードが遅いなと思った。京都まで一時間半とゆっくりと向かう旅は僕の好みには合わないと思った。
ブタナは特定外来種
2023/06/20
昨日もブタナの花の写真を載せたが、今日も黄色の花ブタナの美しさに自転車を止めた。特定外来種で指名手配された花で、地方によっては見つけたら駆除するよう指導している県もあるが滋賀県は?琵琶湖に侵入しなければお目こぼしされるのかと存在感のあるブタナと琵琶湖文化館を撮った。夏場の殺風景な湖岸で咲くブタナの花は背丈もあり迫力ある花だとおもった。花言葉も好きだ、最後の恋と記してあった。そして今日、浜大津公園では小さな花が群生しているのに気づいた。黄色の花はスマホのレンズで検索するとキク科の多年草のニガナで在来種と分かった。此の花も間もなく始まる除草作業で消える運命だ。在来種も外来種も同じ地球で咲く花だ、自由に咲く権利はあると思いながらデジカメのシャッターを押した。
外来植物
2023/06/19
青空が広がる梅雨の晴れ間は蒸し暑く感じるが自転車で走る湖岸は快適だ。昨日、釣り大会で占拠されていた湖岸は人の姿もなく静かな佇まいだ。打出浜湖岸で黄色の花が咲いているのに気づき自転車を降りた。スマホで撮って、すぐレンズで見るとブタナと教えてくれた。外来種だと分かった。一時、湖畔を飾っていた、オオバナミズキンバイは行政の徹底した除去作業で最近は花を見かけなくなった。先日も県の依頼を受けた漁師さんが湖岸でオオバナミズキンバイを根から掘り起こし除去していた。キショウブの花も今年は湖岸で見ることがなかった。僕が楽しみにしているカラスウリの花は在来種なのに除去作業のお陰で此処数年見ることがなく残念だ。帰宅後、パソコンでブタナを調べると別名タンポポモドキとあり、要注意外来生物に指定されていると帰してあった。夕方、スマホを見るとSNSの友人彦根のUさんから空き地を占拠し始めたブタナの写真が送られてきた。此の花もオオバナミズキンバイの様に駆除されて行くのかとおもうと少し可哀想におもった。外来といっても地球上を人間の行動でやってきて要注意外来生物と指名手配されてはあまりにも気の毒だとおもった。
浜大津港の賑わい
2023/06/18
お天気はイマイチながら浜大津港は賑わっていた。観光船ミシガン号に向かう観光客も多く乗船ターミナルでは多くの人を見かけた。湖岸を見ると釣り人に占拠され打出浜の琵琶湖文化館までの湖岸は人で埋まっていた。釣り振興会が主催する外来魚リリース禁止の釣り大会には三百人を超える家族連れの釣りを楽しむ姿をデジカメで撮った。受付近くに置かれた外来魚回収ボックスを見るとブルーギルが入っていた。でも数量は少なく底の方に重なっているだけだ。以前なら回収ボックスに溢れんばかりにブルーギルが入っていた外来魚の全盛期を思い出した。ブラックバスの姿は無かった。変わりにドンコの外来種が少し釣れていた。僕らが少年時代に見たドリンコより大きく感じた。そして気持ち悪い生き物に見えた。最近はブルーギルが湖岸に打ち捨てられている姿を見なくなった。外来魚は確実に減っていると思いながら湖岸を後にした。
青空の匂い?
2023/06/17
雲ひとつ無い青空を見上げて、こんなお天気を五月晴れと言うのかなと考えた。朝の散歩を終えて、暫くしてまた三井寺へ向った。二度目の三井寺行は、友人のIさんから三井寺の菩提樹の花を見たいから案内をしてほしいと連絡があり仁王門へ向った。Iさんを入れて三人は既に仁王門で僕を待っていた。Iさんは足の調子が悪いと聞いていたので石段を止めて緩やかな坂を上がって一切納経堂へ着くと甘い香りが漂っていた。香りは菩提樹の花の香りだ。大きな菩提樹の木には花がたわわに咲いているが花は小さく量がある割には地味な花だ。でも辺り一面に漂う香りは日本のイメージではない南国に来たように思った。午後、湖岸ポタリングに出かけ打出浜から琵琶湖を見ると青一色の世界が広がっていた。カメラのファインダーの中も青一色だ。湖岸に佇んで深呼吸してもなんの匂いも感じない、思い切り鼻孔を広げ青空の匂いを探すも感じなかった。青空は無味無臭なのが一番美味しい空気なのだと理解した。美味しい水も無味無臭なのかと青空を眺め、もう一度深呼吸した。