浜大津港の賑わい
2023/06/18
お天気はイマイチながら浜大津港は賑わっていた。観光船ミシガン号に向かう観光客も多く乗船ターミナルでは多くの人を見かけた。湖岸を見ると釣り人に占拠され打出浜の琵琶湖文化館までの湖岸は人で埋まっていた。釣り振興会が主催する外来魚リリース禁止の釣り大会には三百人を超える家族連れの釣りを楽しむ姿をデジカメで撮った。受付近くに置かれた外来魚回収ボックスを見るとブルーギルが入っていた。でも数量は少なく底の方に重なっているだけだ。以前なら回収ボックスに溢れんばかりにブルーギルが入っていた外来魚の全盛期を思い出した。ブラックバスの姿は無かった。変わりにドンコの外来種が少し釣れていた。僕らが少年時代に見たドリンコより大きく感じた。そして気持ち悪い生き物に見えた。最近はブルーギルが湖岸に打ち捨てられている姿を見なくなった。外来魚は確実に減っていると思いながら湖岸を後にした。
青空の匂い?
2023/06/17
雲ひとつ無い青空を見上げて、こんなお天気を五月晴れと言うのかなと考えた。朝の散歩を終えて、暫くしてまた三井寺へ向った。二度目の三井寺行は、友人のIさんから三井寺の菩提樹の花を見たいから案内をしてほしいと連絡があり仁王門へ向った。Iさんを入れて三人は既に仁王門で僕を待っていた。Iさんは足の調子が悪いと聞いていたので石段を止めて緩やかな坂を上がって一切納経堂へ着くと甘い香りが漂っていた。香りは菩提樹の花の香りだ。大きな菩提樹の木には花がたわわに咲いているが花は小さく量がある割には地味な花だ。でも辺り一面に漂う香りは日本のイメージではない南国に来たように思った。午後、湖岸ポタリングに出かけ打出浜から琵琶湖を見ると青一色の世界が広がっていた。カメラのファインダーの中も青一色だ。湖岸に佇んで深呼吸してもなんの匂いも感じない、思い切り鼻孔を広げ青空の匂いを探すも感じなかった。青空は無味無臭なのが一番美味しい空気なのだと理解した。美味しい水も無味無臭なのかと青空を眺め、もう一度深呼吸した。
五月晴れ
2023/06/16
梅雨の晴れ間を五月晴れと言うことは知っているが6月なのに何故と空を見上げた。今日は楽しい日となった。友人の清水さんが尋ねてくれた。秋に憲法9条問題を取り上げた集いの打ち合わせをした。その後、ブランチ大津京のモンベルに行くと、モンベルのIさんに出会い、モンベルの上司Wさんを紹介してもらい、最初から話が弾んだ。夏場にテレマークスキーの話が出来、テレマークスキーが盛んな頃を懐かしく思い出した。モンベルの社員であるWさんIさんは登山やスキーはもちろん外遊びにも詳しく久しぶりに楽しい会話ができ嬉しい日となった。Iさんに感謝しながらモンベルを出て、柳が崎湖畔公園へ向った。僕がポタリングで行ける唯一の琵琶湖の自然の砂浜だ。今年は水位が高く保たれ何時も満々と水を蓄えた琵琶湖が見られた。5月にも淡水赤潮の発生もなく琵琶湖は見た目は美しく見えるが、実情が知ってみたいと思った。砂浜は数年前の柳川の土砂流入らで集積された砂を浜に入れ、暫くは砂浜が広がり昔の柳が崎水泳場の様になった。でも植物のパワーはすごく、砂浜は緑の植物に占拠されそうだ。久しぶりに渚に打ち寄せる波を見て心が鎮まった。ハルジオンが咲く浜辺も素敵だとデジカメのシャッターを押した。
梅雨の夕景
2023/06/15
今日も梅雨空で何時雨が降っても対処できる様にストックを止めて傘を持って三井寺へ向かった。首から下げたデジカメも今日は出番が無かった。昨日、収蔵庫の係の人からホトトギスの鳴き声はしていますかと聞かれた。長年散歩しているが鶯や目白、シジュウガラ、ヒヨドリぐらいの鳴き声は良く聞いているが、ホトトギスは聞いた記憶もない、ただ鳴き声が、てっぺんかけたか、と鳴くと本か何かで見たことがあるぐらいですと答えた。そしてホトトギスの鳴き声を聞きたくなった。湖岸ポタリングも雨を気にしながら走った。湖岸で立ち止まるもデジカメのシャッターを押すこともなかった。夕食後、外へ出ると青空が広がっていた。急いで自転車で湖岸へ行くと久しぶりに雲と琵琶湖が織りなす美しい風景が見られた。上空の寒気でお天気は急変する予報がでているのにと空を見上げた。暫く湖岸に佇んで梅雨の夕景を楽しんだ。
琵琶湖疏水大津閘門始動
2023/06/14
今日近くの疏水鹿関橋を通る時、流れを見ると通船が閘門に向かっているのが見えた。琵琶湖疏水大津閘門はパナマ運河の様に水位を調節して安全に船を通す事が出来る施設だ。去年から今年にかけて閘門を電動化する工事が行われた。手動なら30分はかかる作業が電動になると5分で済むらしいが、今日の閘門の開閉を見ていると、想像したほど早く感じなかった。琵琶湖へ向かう通船が閘門に入り琵琶湖の水位と合わせる時間は5分間では終わらないとおもいながらかったるい閘門の動きを眺めた。僕には観光化のために電動化したのではと思わざるを得なかった。琵琶湖疏水船が浜大津港へ向かう姿を写真に撮り、浜大津港へ向かった。港の展望デッキには仮設の桟橋が作られていた。暫くすると通船が見えた。浜大津港は大型観光船ミシガン、ビアンカ、そして学習船うみのこ、らの大型船の停泊地だ。小さな疏水通船は木の葉の様に見えた。秋の観光シーズンからは浜大津港が発着港となるらしいが季節風で大きな波が立つ港内を安全に航行出来るのかと少し心配しながら通船をデジカメで撮った。