中島省三の湖畔通信

散歩で見かける動植物・・・

2023/06/09

僕は昆虫や植物を写真に撮りかけたのは湖畔通信に写真を載せるようになってからだ。花、鳥、昆虫の写真をSNSで見ていると凄いなと思う写真が多く感心するばかりだ。最近はデジイチ(一眼レフ)を重く感じるようになった、やはり歳を繰ったわけだ。スマホカメラで撮ったものはSNS専用で湖畔通信はデジカメで撮ったものを載せたいから散歩やポタリングの時もデジカメ持参だ。三井寺の散歩では石段の途中でオオケマイマイを見つけた。今年は見かけないと心配していた矢先に出会え嬉しくなった。余計な事をせずに写真を撮るのが僕の写真なのに、綺麗な落ち葉に小さなオオケマイマイを乗せ撮った。そして反省、そっとオオケマイマイを地面に返した。カタバミの赤い花が彼方此方で咲いているのを見かける、去年、こんなに咲いてたんだろうかと花に聞いてみたくなった。三尾神社の近くの道端で撮ったカタバミが良かったのでアップした。三井寺の茶房ながら亭の池ではアオモリガエルの白い泡状の卵が木の枝に多く産み付けられているが、僕の寄る時間には出会えなくて今日の午後やっとアオモリガエルを見ることが出来た。最初見つけたヤツは寝ているから黄金の瞼?が見えないと辺りを探していると店員のNさんが此処に居るよと知らせてくれた。やはり黄金の瞼は絵になると随分シャッターを切った。今日は被写体に恵まれた写真日和となった。

湖岸叙景

2023/06/08

雨の降る前にポタリングをと湖岸へ向かった。展望デッキは工事でもするのか手すりの一部が取り外されていた。琵琶湖疏水船が秋から浜大津港からの出港となるから小さな船専用の桟橋工事で始まるのかと想像した。琵琶湖は鈍色で静かな佇まいだ。公園のダイサンボクの花が存在感を示していた。曇り空の下で大きな白い花が静寂を楽しんでいた。広場の臨時駐車場には大型バスの数十台止まっていた。此の場所は今、ケリが子育て中で一番迷惑を被っているのはケリの親子だとケリの姿を探すも見つからなかった。

集合住宅

2023/06/07

西武百貨店跡に建設されている集合住宅が形を表してきた。700戸以上もの家族が一挙に増える事で学校らの施設は充分なのかと建設工事をデジカメで撮った。大津に唯一の百貨店が消え、おまけにパルコまでもなくなった。此の地域は琵琶湖の埋立地だ。広大な土地には本来パブリックスペースに利用されるのが普通なのに滋賀県では違うらしい、浜大津の開発も成功したとは言えない状態だ。江若鉄道、京阪、琵琶湖汽船と滋賀の交通の拠点だった頃の日常は賑わっていた。閑散とした現状を見ていると寂しくなるばかりだ。湖岸には高層の集合住宅が衝立の様に立ち並び、町中も高層集合住宅の建設ラッシュだ。人口は増えても楽しく暮らせる施設が少なく、ただ寝に帰るだけのベッドタウンになるのでは悲しい気分だ。人口に見合った図書館、美術館らの文化施設が街の中心部になく、車がなければ利用しづらいのが現状だ。博物館は5年ほど先に浜大津に出来ると聞いているが、早く建設してほしいと思った。午後は、僕のアーカイブ映像を少し整理しようと、三十年前の8ミリフイルムのデジタル映像をチェックしていると昔の方が今よりも遥かに賑わいがあり活気のある大津の情景が映るモニターを見ていると昔へタイムスリップしたくなった。

小さな庭

2023/06/06

今朝、庭を見ると赤い小さな花が咲いていた。花をスマホで撮りグウグルレンズで検索するとフリージア・ラクサと分かった。7年ほど前に展示会の時に藤を中心に山野草が植えられた鉢植えを、お祝いに頂いた。その山野草の一部のタネが庭で育ったのが此の花だ。その他の在来種の花は消えたが、南アフリカ産のフリージア・ラクサは強く、何も手入れをしないのに此の時期、庭の片隅で咲いてくれる健気な花だ。そしてヤマアジサイも頑張っている、松の木の根本近くに植えたものは枯れてしまったか、雑草と間違え引き抜かれたか、消えてしまったが、手入れされていない植木鉢の中のヤマアジサイは雑草にも負けず今年も咲いてくれた。開花から時間が経つと赤く染まってくる味わい深い小さなヤマアジサイは何故か写真に撮りたくなる可愛い花だ。庭木は松と槇と雑木そしてサツキ、でもサツキは毎年葉を虫にやられ弱りきっているのか余り花を咲かさない存在感の薄い木だ。そのサツキが今年は花を咲かせてくれた。ツツジより小ぶりな花がまだ健在だよと僕を元気づけてくれた。狭い庭の中でもドラマがあるなと先日、ヒヨドリの雛が庭の片隅で休んでいたことも思い出した。温暖化の影響を受け困るのはホモ・サピエンスだけではないと今年の夏の暑さが心配になってきた。

パソコン復旧

2023/06/05

今日の琵琶湖は穏やかで湖岸は風もなくポタリング日和となった。由美浜の紫陽花も見頃となった。紫陽花の写真も少しマンネリと足元のシロツメグサをローアングルで撮った。カメラの画像を確認するとシロツメグサの平原があるかの様に見えるから驚きだ、写真は嘘つきだと思った。疏水に掛かる北国橋も上空に雲があるとアニメ映画のシーンを想像させてくれる風景だ。明日は雨が予想される、午後は日常使いのパソコンが故障したので友人モロさんに修理してもらう為に京都太秦へ向かった。京阪京津線は太秦へ向かうには最高に便利な電車だ。浜大津から太秦天神川まで35分で行けるのだ。駅を出て暫く歩くとモロさんが迎えてくれた。言葉をあまり交わすこともなくパソコンの修理が始まった。ディスクを外して点検するとハードディスクは大丈夫だと分かり、修復作業で無事、パソコンは復旧した。僕は側で見ているだけで皆目わからず、只々作業が終わるのを待っただけだ。パソコンを始めたのもモロさんの勧めで当初からパソコンの師匠としてお世話になっている出来の悪い弟子だ。紅茶をいただき直ったパソコンをリュックに入れ、お礼をいって、そそくさと帰ってしまったことを反省しながら湖畔通信を打っている次第だ。モロさん本当にお世話をかけ、ありがとうございました。

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