中島省三の湖畔通信

自転車

2023/05/27

自転車は僕の必需品だ、自転車のお陰で行動半径が広がり楽しい毎日を送っている、所有している自転車は用途に分けて買い物用、クロスバイク、ロードバイクと三種類を乗り分けている、何れも20年以上使用しているから長寿命だ。昨日、買い物に使用している自転車の後部のギアとチェンの調子が悪く、漕いでいる時に空転する様になったので今日、西大津の自転車チャンピオンに持ち込んだ。一番簡単なのは安い自転車を買えば簡単に済むのだが、長く使用するのが環境的にも良いので修理して使える限り、修理代が高くても使用する様に心がけているから、店員さんにその旨を伝えた。見積もり価格はタイヤ交換を入れて19、300円と分かり依頼した。此の店は良い職人気質の人がいて気に入っているお店だ。町中の親切な自転車屋さんは大きな修理は部品などが無いから大型店へ出かけた次第だ。電動アシスト自転車を買う資金もないが僕は最初から自分の力で自転車を漕げなくなったら清く自転車を止めるつもりだ。自転車の字の通りの物が好きだ。午後、家から歩いて18分の西大津のチャンピオンへ向かった。自転車を受けとり、自転車に乗るとガタツキもなく自分の足の力が100%後輪に確り伝わっている感触を感じた。これで終生、大丈夫と自転車のペダルを漕いだ。

今日は週末で湖岸は賑わっていた。打出浜では蜃気楼研究会のIさんにであった。由美浜サンシャインビーチでは外国のビーチを想像させるサインが立てられていた。由美浜の紫陽花も咲き始めた。久しぶりにMさんとも出会えた。少し暑さを感じた午後だった。

日々の叙景

2023/05/26

自転車と徒歩では行動半径が限られてしまい写真もマンネリ化しているのではと思った。琵琶湖疏水の観光通船も観光シーズンが過ぎ乗船客も少なくなった。鹿関橋から疏水を眺めると通船が二艘見えた。第一便は出航したようで、第2便が出航準備をしていた、乗客は四人で定員の十二人には満たないようだ。秋は浜大津港から閘門を通るコースになると聞く、目新しさも話題になり乗客も増え賑わうと良いのだが・・・三井寺の境内は昨日の世界の記憶、登録のニュースで知ってか普段より多くの人が訪れていた。牡丹園には芍薬が少し咲いている、僕は牡丹の花よりも此方のが好きと写真を撮った。琵琶湖は遠くの台風2号の影響?か曇っていた。

世界の記憶

2023/05/25

毎日の散歩で歩く三井寺の境内に見慣れない旗が並んでいた。旗の文字を見るとユネスコの「世界の記憶」登録と大きく書かれた旗が収蔵庫前に並んでいた。三井寺の開祖円珍が平安時代の僧が9世紀に唐へ渡った時の渡航証明や、それに関する古文書が人類の財産として保護するユネスコの「世界の記憶」に登録されることに決まった。それを記念して今日から収蔵庫で国宝の古文書が展示が始まった。三井寺の光浄院での記者発表後、テレビ各社が大きく取り上げニュースとして放映した。今日も三井寺の境内は静かな佇まいだ。ニュースがきっかけになり三井寺の賑わいに繋がると良いのにとおもった。

何でもない日・・

2023/05/24

何でもない日、そんな日はないとパソコンの前に座り湖畔通信を書こうとしている・・・毎日の散歩で通る疏水鹿関橋の上から閘門を見ると電動化が完成したのか工事関係者の姿はなかった。手動では三十分かかるが電動にすると5分ほどで開閉できるらしい、観光通船の見せ場のために明治に作られた閘門を自動化しては文化的な価値が半減するのではと閘門を見た。そして疏水両側の堰堤の除草作業がはじまりアザミの花も刈り取られてしまった。情緒など現代生活には必要ないと言わんばかりだ。三井寺の境内は舗装されておらず、僕の少年時代の道路が残っている様な感覚になれる場所だ。志納所に務める人が道に水を撒いているのは車が通ると土埃が立つからだ。少年時代に散水車が道路に水を撒いていたことも懐かしい思い出となった。土煙を上げて車が走っていた時代は心に余裕があったのか、それを夏の風景として受け入れていた時代があった。風鈴の音を聞いて暑さを和らげ、夜は家の前に床几をだし大人たちは将棋を、子どもたちは花火などを楽しんだ夏の夜の思い出には暑さよりも涼しさを感じたのは情緒が豊かな時代だったからだ。そんな事を思い出した何でもない日も悪くないとおもった。

波の彼方

2023/05/23

今日の琵琶湖は午前中は黄砂の影響で視程も悪く打出浜からの眺めもイマイチだった。湖岸では除草作業が進んでいた。最近では駆除対象のオオバナミズキンバイの花やキショウブも見かけなくなった。午後遅く二度目の湖岸ポタリングに出かけ、打出浜から琵琶湖を見ると白波が立ち湖上は荒れていた。湖岸に佇んで波の彼方を見ていると、僕はやはり福井若狭の原発が気になるのが高浜と美浜の老朽原発の再稼働問題だ。40年超え原発が再稼働され、もし事故でも起こせば今日の様に北西風が強ければ、一時間も掛からずに放射能を帯びた雲が琵琶湖を覆い始め、近畿1400万人の命の水が放射能に汚染されればどの様な事態になることは誰でも想像できる、原発事故防止のためにも絶対老朽原発の再稼働には反対しなければと波の彼方を見た。

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