琵琶湖の水位上昇
2023/05/08
琵琶湖の水位が昨日の雨で平常水位よりプラス34センチとなった。琵琶湖の基準水位は大阪湾の最低潮位からプラス85・614メートルからのプラス34センチだ。今日の浜大津港では公園の一部が水の中に入っていた。風も強く波も高く湖岸にも波しぶきが上がっていた。少し琵琶湖が大きくなった様に感じた。5月は琵琶湖の在来種の産卵期で葭原や湿地にも湖水が行き渡り魚の産卵には好都合だ。今年の春はモロコが増えたとニュースが伝えていた。来年の漁獲量に期待できそうだ。浜大津では鯉釣りの人が大きな鯉を釣り上げていた。久しぶりの大物を写真に撮らせてもらった。今日は水位が上がり波ももあるから大きな鯉が釣れる条件が揃ったのかと大きな鯉を見た。
雨の散歩
2023/05/07
三井寺への散歩は、お天気が悪くても出かける、今日は久しぶりに強い雨が降っている中を出かけた。疏水の鹿関橋から流れを見ると通船が見えた。人影もなく寂しい眺めを写真に撮った。三井寺の新緑も雨に濡れ深緑に見えた。砂利道は側溝から溢れた水が小さな川を作っていた。小さな川にも中洲が出来たりしていて大きな川の模型を見ているようで楽しかった。午後、三井寺の茶房ながら亭へ出かけた。店員Kさんから冊子「生活と自治」5月号をいただいた。特集記事「暮らしの中の合成化学物質、どうつきあっていくか。」を読んだ。有害性が指摘される化学物質「PFAS(ピーファス)」が全国各地の水道水から検出されている事を知り驚いた。PFASは長年、撥水剤や表面処理剤、消火剤、コーティング剤など、あらゆる製品加工分野で使用されてきたことが原因と、詳しく説明された記事を読んだ。身近なところで何気なく使っている化学物質が含まれた製品の多さに改めて驚いた。原発問題、温暖化問題が大きく取り上げられているが、化学製品の問題も注視しなければとおもった。
地震のニュース
2023/05/06
昨日、能登で起きたニュースを見ながら、僕の住む大津も琵琶湖西岸は断層があり地震が起きる可能性が高い地域だと認識しているが、我が家は築90年と古い民家だ。耐震工事も出来ていないから大きな地震が来れば倒壊は免れないと覚悟をしながら生活しているのが現状だ。ニュースで古い民家が地震で倒壊している様子をみると、我が家も同じ様になるのではと想像するだけだ。でもなるよにしかならないと諦めて暮らせるのは老人力のなせる術だとおもった。
ゴールデンウィークの最終章でも近くの観光地は静かな佇まいだ。湖岸では家族連れが釣りを楽しんでいた。
端午の節句
2023/05/05
僕の子供の頃は5月5日は端午の節句と言われていた。床の間には武者人形?鎧飾りが、そして虎、金太郎の人形なども飾られていた記憶がある、明治生まれの父は季節ごとの習わしには几帳面だった。綺麗好きで掃除が好きだった父がいた頃はゴミ一つなく家うちは整頓されていた。でも僕の部屋は何時も散らかっているので父に叱られることも多かった、そんな記憶が蘇る5月5日のこどもの日となった。今年は武者飾りを出すのは止めようかと思っていたが、苦手だった父親の事を思い出すためにもと4月30日に玄関に飾った。傷みも目立ってきたが、飾るとそれほど気にならないと写真を撮った。以前は太刀や弓矢も飾ったが平和な時代に武器など飾ることもないと数十年前に止めてからは鎧兜のみとなった。屋外では三井寺から千団子さんの匂いが漂ってきた。空を見上げると雨が近いと知らせる雲が見えた。
トンビとカラスの空中戦
2023/05/04
今日も好天、琵琶湖、浜大津から膳所にかけての湖畔公園は静かな休日を楽しむ家族連れの姿が多く見られた。僕はぼんやりと打出浜湖岸から琵琶湖を眺めていると青空の中でトンビとカラスが空中戦をやっていた。ホモサピエンスの世界なら戦闘機が火器を使用して命をかけての戦いで何れかが命を落とし悲惨な結果に終わるのが常だ。でも鳥たちの世界は命のやり取りのない空中戦だ。トンビもカラスも空中で技を競うがトンビは大きな翼を匠につかいカラスの執拗な攻撃を交わし続けるうちにカラスが疲れると空中戦はお互い傷つかずに終わる、ホモサピエンスの戦争も何れの国も傷つかずに引き分けとは行かないものかとトンビとカラスが去った空を見た。そして僕は憲法第9条の大切さを改めて感じた。