中島省三の湖畔通信

ディストピア小説

2023/04/28

ディストピア小説の代表作と言われている「一九八四年」(ジョージ・オーエル)は1949年に出版され、今でも人気がある小説は監視管理社会を描いた小説だ。そして「すばらしい新世界」(オルダス・ハクスリー)は1932年に出版された本だ。一九八四年は随分前に読んだ、そして小説を元にして映画化され見たこともある、政府による徹底的な管理下におかれた社会の中で暮らす人々を描いたフィクションだが、現実世界でも似たような国が増えてきた様に思える昨今だ。そして最近、読んでいるのが「すばらしい新世界」だ。此方も政府に管理された社会だが、1984年と違うのはソーマ(薬品)によってコントロールされているから苦痛はないが恐ろしい楽園的世界だと思いながら読んでいる最中だ。時々、現実社会を考えると、僕は一九八四年の小説の様な世界に近づいているのではと感じるこの頃だ。ディストピア小説の世界でよく言われるのが「一九八四年」の世界と「すばらしい新世界」の何方かの管理社会なら何方を選ぶかとすれば「すばらしい新世界」を選ぶ人が多いのではと、本の後書きにあるが、僕は何方も選びたくはないとおもった。どうしても何方かを・・・「一九八四年」の方が市民が革命を起こせる余地があるように思えた。現実社会がディストピア小説の様にならないように願うしかないとおもった。

お天気が良い日の写真

2023/04/27

お天気が良いと、写真も明るい被写体も多く楽しい気分で撮れた。こんな日は言葉はいらないとおもった。新緑に囲まれた紅葉する木もあり自然の多様性に感心しながら散歩した。ギンリュウソウは今年は少なく例年なら咲いている場所を探すもイノシシが掘り起こした後ばかりでした。辛うじて食堂の庭に咲いているのを撮った。浜大津の一本木も今年は元気に見えた。

雨上がりの琵琶湖

2023/04/26

お天気に関係なく三井寺への散歩は欠かさないが、湖岸ポタリングは天候不良の時は出かけないから雨の止むのを待った。天気予報通り雨が上がった午後、買い物を兼ねて湖岸ポタリングに出かけた。浜大津港から打出浜湖岸の間の広場には大きな潦ができ、リフレクション写真が撮れる場所だ。今日は弱い風があり水面は鏡のようにはならなかった。琵琶湖が鏡の水面になれば雄大なリフレクション写真が撮れるのだが、と雨後の美しい琵琶湖を眺めると写真など小さなことは消えてしまった。

山笑う

2023/04/25

三井寺は長等山の山麓にあり境内には椎木も多く此の季節は椎の花粉が飛び交い花粉症の人にとっては嫌なシーズンだ。でも今は山笑うシーズンで自然が一番元気な姿を見せる時で境内は新緑に覆われ鶯の声を聞きながら散歩できる環境は最高だ。今朝も長等山から椎の匂いが漂ってきた。地元では三井寺の千団子まつりが近い事を知らせてくれる季節のシグナルだ。今日は肌寒く浜大津湖畔には人影もなくガチョウが五羽が餌をくれる人を待っていた。

曇り日

2023/04/24

僕の観天望気では今日は雨と予想したのは昨日だ、飛行機雲を多く見たせいだ。今日は朝から曇り空で気温も上がらず肌寒い日となった。浜大津港から出航するミシガン号を撮っていると浮桟橋にユリカモメの姿を見つけた。ズームアップするも200ミリ程度の望遠ではユリカモメのアップは撮れなかった。何時ものユリカモメなら近くの桟橋や手すりに近づくのだが、よく見るとユリカモメは頭が黒く見慣れた姿ではなかった。以前図鑑で見た事を思い出した。頭の黒いユリカモメは夏に衣替えした姿だ。でも冬は懐いて人の近くまで来ていたユリカモメが何故?冬のユリカモメはカムチャッカ半島へ帰還した筈ではないのか・・・そんな事を考えながらシャッターを押した。打出浜の湖岸では人馴れしたセグロセキレイが近くを横切った。商店街では老舗のウインドウに武者人形が飾られていた。春は過ぎ初夏が来たとは思えない肌寒さに気候変動の怖さを感じた。

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