山笑う
2023/04/25
三井寺は長等山の山麓にあり境内には椎木も多く此の季節は椎の花粉が飛び交い花粉症の人にとっては嫌なシーズンだ。でも今は山笑うシーズンで自然が一番元気な姿を見せる時で境内は新緑に覆われ鶯の声を聞きながら散歩できる環境は最高だ。今朝も長等山から椎の匂いが漂ってきた。地元では三井寺の千団子まつりが近い事を知らせてくれる季節のシグナルだ。今日は肌寒く浜大津湖畔には人影もなくガチョウが五羽が餌をくれる人を待っていた。
曇り日
2023/04/24
僕の観天望気では今日は雨と予想したのは昨日だ、飛行機雲を多く見たせいだ。今日は朝から曇り空で気温も上がらず肌寒い日となった。浜大津港から出航するミシガン号を撮っていると浮桟橋にユリカモメの姿を見つけた。ズームアップするも200ミリ程度の望遠ではユリカモメのアップは撮れなかった。何時ものユリカモメなら近くの桟橋や手すりに近づくのだが、よく見るとユリカモメは頭が黒く見慣れた姿ではなかった。以前図鑑で見た事を思い出した。頭の黒いユリカモメは夏に衣替えした姿だ。でも冬は懐いて人の近くまで来ていたユリカモメが何故?冬のユリカモメはカムチャッカ半島へ帰還した筈ではないのか・・・そんな事を考えながらシャッターを押した。打出浜の湖岸では人馴れしたセグロセキレイが近くを横切った。商店街では老舗のウインドウに武者人形が飾られていた。春は過ぎ初夏が来たとは思えない肌寒さに気候変動の怖さを感じた。
久しぶりの雲の美術館
2023/04/23
今日の湖岸ポタリングでは久しぶりの雲の美術館が楽しめた。午前は飛行機雲が青空に白線を描いていた、本数も多く定期航路が琵琶湖上空を横切っているのが良く分かる、空の銀座だ。そして空の一酸化炭素問題を思い出した。ジェット燃料は食用油(廃油)を再生したモノを使用するのが主流となると以前ニュースが伝えていたが、日本での生産体制がまだ出来ていないとも聞いた。地球温暖化は待ってくれない我が国も真剣に取り組まねば国際社会から遅れを取ってしまうのでは先進国としても恥ずかしいことだ。夕方近く湖岸へ向かうと琵琶湖上空は高積雲、層積雲が空を覆い始めた明日はお天気が下り坂であることを教えてくれた。
三井寺の牡丹園
2023/04/22
三井寺の牡丹園は境内の雑木林?森の一部を切り開き、其処に牡丹が植樹され始めたのは去年の晩秋の頃だ。牡丹の株は300くらいと聞いているざっと見たところ、そんなにあるのかと思わせるのは広い場所だからとおもった。高さ二メートル近くある鹿よけの柵に囲まれた牡丹園は参道からは見えづらく案内板が必要ではと・・牡丹の花は一週間ほど前から咲き始めた。そして今日満を持して開園された。今朝の散歩で初めて牡丹園に入った。大きな椎木が周囲にはあり森の中の牡丹園といった佇まいだ。朝の陽を受け牡丹の大きな花が迎え入れてくれた。おもったより色んな花が咲いているのに驚いた。参道より低い場所にあり静かな森の中で花を鑑賞できる空間は素晴らしいとおもった。花は、花言葉にあるように「風格」を感じる色とりどりの花には個性もあり見る人を楽しませてくれること間違いなしだ。5月の連休中は楽しめるのではとおもった。
植物を採る漁師?
2023/04/21
琵琶湖の外来魚ブラックバスやブルーギルは減少したと県が発表してるが特定外来生物オオバナミズキンバイは大掛かりな駆除対策にも関わらず、まだ黄色の花を咲かせて琵琶湖では生き延びて繁殖していると聞く、今日も湖岸ポタリングでにおの浜湖岸を通ると、小型漁船が止まっていた。石垣護岸では漁師がオオバナミズキンバイの除去作業をしていた。近づいて見ると容器にはオオバナミズキンバイが入っていた。話を聞くと南湖では魚が余り獲れないから、外来植物の駆除作業をしていると語ってくれた。石垣の隙間に根を張るオオバナミズキンバイの蔓までも丁寧に取り除く作業は大変な手間と労力が必要だ、誰かが何気なく捨てたオオバナミズキンバイが本の数十年で蔓延ってしまった。一度蔓延ってしまうと駆除は思うようには行かないから初期の駆除が肝要だとおもった。