中島省三の湖畔通信

琵琶湖の近くに・・・

2023/06/28

琵琶湖の近くに住んでいるお陰で毎日、広い空間を見ることが出来て幸せだ。都会では味わうことの出来ない琵琶湖の広がりを日常、体験出来るのは大津市の特徴だ。唯一残念なのは湖岸に並ぶ高層の集合住宅が大津の湖岸を衝立の様に琵琶湖を見えなくしているから湖岸へ出なければ雄大な琵琶湖を見ることが出来ないからだ。僕の父親の時代は琵琶湖の湖岸線には建物など無く春は湖岸線は黄色の菜の花が湖の青と陸地の黄色が美しかったと言っていたことを思い出しながら琵琶湖を眺めた。今、大津の湖岸では除草作業が始まっていて咲き誇っているハルジオンの可憐な花も間もなく刈り取られる運命だ。沖合を行く観光船にも人の姿が目立つようになった。でも湖の賑わいは僕らの少年時代に見た、ヨットや貸しボートが湖上に浮かんでいた頃とは大違いだ。湖上にはバス釣りのボートが数隻と遊覧船が一隻見えるだけだ。渡り鳥の姿もない梅雨の琵琶湖は静かな佇まいだ。

ベッドタウン化

2023/06/27

におの浜の西武百貨店跡には巨大集合住宅の建設が進んでいいる、今日、湖岸ポタリングの途中で寄ると700戸以上が入ると言われている巨大集合住宅が姿を見せ始めた。丁度工事用のゲートが開いたのでスナップした。そして駐車場だった場所にも500戸の集合住宅が建設されると一挙に1200戸の住居できる、学校は児童の増加に対応できるのだろうかと心配した。図書館らの文化施設は機能するのだろうか、娯楽設備も少なく浜大津のアーカスの映画館も閉館したままだ。琵琶湖に流入する生活による負荷は大丈夫なのかと少し心配になってきた。自然豊かな滋賀県も人口が増え人口増加が環境に及ぼす影響が琵琶湖にどれだけ負担がかかるのか未知数で琵琶湖が持っている自然の浄化能力は限界ではと思った。今日も夕方、湖岸に佇んで琵琶湖と空を見ていると雄大な景色がゆっくりと刻む時の流れの素晴らしさを体感していると豊かさで心が満たされこれ以上、何を望むのかと琵琶湖が問いかけているように感じた。

侵略的外来植物

2023/06/26

侵略的外来植物は琵琶湖ではオオバナミズキンバイが有名だ、そして駆除作業も大々的に行われていて僕のポタリングで走る湖岸では最近見かけなくなった。滋賀県が駆除対象にしている特定外来生物はもう一つある、それがナガエツルノゲイトウだ、白い花は小さく近づいて見ると蔓状の如何にも頑強そうな姿はオオバナミズキンバイにも劣らない迷惑な侵略的外来植物として有名だ。浜大津の湖岸では数年オオバナミズキンバイの姿は見かけないがナガエツルノゲイトウの花は何時も見ることが出来る小さく地味な花だ。今日は曇り日で辺りを見渡しても写真に撮る被写体もないと足元を見るとナガエツルノゲイトウの花が目にとまった。小さな花はそれなりに美しいと思った。でも石垣に蔓を張り巡らす姿は一筋縄で除去できる植物ではないと思った。でも気の毒な花だと思うのは、植物が好んで琵琶湖に一人でやって来たわけではなくホモサピエンスが自分の身勝手な行動で琵琶湖に持ち込んだのが繁殖につながっただけだ。特定外来生物だけでなく琵琶湖や周辺にも多く繁殖している外来生物は多いのではとおもった。此処数年は水草の繁殖も少なく感じるが湖岸からの見立てだけでは分からないとおもった。琵琶湖のプランクトンの状態も滋賀県が発表しない限り分からない、毎年発生しているアオコについては以前ほど発表されなくなった。アオコが危険なことは何十年も前から滋賀大学の鈴木紀雄教授(故人)が事あるごとに危険性を訴えておられてこともあり、今でも僕が気にしているのがアオコの現象だ。去年は8月に浜大津で見たことを思い出した。少し琵琶湖が疲れているのではと湖面を見た。

「森の生活」を漫画で・・・

2023/06/25

「森の生活」は19世紀に書かれたアメリカの本、書いたのはヘンリー・D・ソローだ。数年前に読んで感動した本だ。1845年アメリカのマサチューセッツ州コンコードにあるウォールデン湖の森での生活を記した本は世界中で読まれ愛されているのは美しい言葉で表現されたウォールデン湖の自然、特に水の表現は凄いと思いながら読んだことを思い出した。その「森の生活」の漫画版が出たのを知っていたが、買うのが遅れ、注文したが既に売り切れしていた。近くの中井書店で探してもらい昨日、手に入った。実は、森の生活を再読したいと思っているが、ページも390ページもあり、躊躇していたおり漫画で読む「森の生活」があることに気づき簡単に読めるとおもう魂胆もあったからだ。漫画「森の生活」開くと、絵のシンプルさに驚いた。ジョン・ポーサリーノの描く絵は素晴らしく文章も少なく、一見早く読めるのかと思った。それは本を読んでいるからだ。短い文とシンプルな線で描かれた絵からウォールデンの森の生活が浮かんでくるとページが進まなくなった。考え思い出しながら読むとソローのシンプルな暮らし方から学ぶ事が多いとおもった。そして僕の目論見は・・漫画なら簡単に再読できると、でも此の漫画版も重みがあり簡単に読める本ではないと感じたから、ゆっくり読み終えて、もう一度最初から「森の生活」を読もうとおもった。

浜大津港の丘

2023/06/24

此処数日、腰が痛く少し憂鬱だ。じっとしていては気分が滅入るばかりだから僕は動くことにしている今日も三井寺への散歩、そして湖岸ポタリングを済ませた。最近は重いデジイチを持つのを躊躇するようになった。やはり老いたかと自分に笑った。でもポタリングは自転車の前カゴに入れるから苦にはならない、浜大津港で写真に撮る被写体を探すと何でも無い丘に黄色の花が咲いていた。もちろん外来種のタンポポ系の花だ、スマホのレンズで検索するとブタナと出たが少し違うように思った。湖岸はやたら黄色の花が多いからと検索するのを諦めた。そして合歓の木を見ると満開になっていた。琵琶湖の水位はマイナス17センチだ。少し狭くなった琵琶湖を眺めた。

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