京都の編集所で今から16年前のビデオテープを編集している。 そのテープは琵琶湖周辺に住む人たちにインタービユー したもので、近江舞子雄松崎の網元は世の中の動きを見たしっかりとした内容でしゃべり方も味があり、再生していても感動をおぼえる。それにくらべ私の質問 と言えば、相手の返事よりも先に答えるというせっかちさだ。そんなシーンの連続に編集の加納さんが苦笑いしている。ついこの前市民病院でのことも、ドク ターの所見よりも私が先に病気の内容を答え、ドクターにそれはドクターが言うことですと注意されたことを思い出し思わず笑った。なごやかな雰囲気のなか編 集作業は続いて行く。完成後はまた何処かで発表会でもするつもりだ。加納さんは新しいビデオの製作を考えている、インタービューを軸に映像を組合した環境 映画だ。私も共同製作者として参加する、良い作品が出来ること楽しみに期待している。
2000/10/3