朝日新聞11月18日付きの紙面で、テレビ進化の鼓動として特集がくまれていた。読んで感じたことだが、何のリテラシ イも感じずメリットばかりを話した内容であった。そんな良い事ずくめでよいのだろうか。森下洋一氏の発言の中で”使うテレビへ”ではたしかに便利になるだ ろうが、私は人がテレビに使われるような気がしてならない。チャンネルも大幅に増え、選ぶのも大変なように思う。私は映画を見る情報も、人から聞いたり、 新聞や町を歩きながら映画館の看板を見て考えるのが好きだ。テレビでバンキングやショッピングができ、病院らに出向かずとも診察が受けられる時代がくると メディアはそう伝えているが、物のことばかりで心の問題は。日本人が心豊かになれるのは何時の日か。先日もフイリッピンでボランティアをしている友人より メールが届いた。ネグロス島では物ではけっして豊かではないが、親子、兄弟、みんなが心豊かに暮らしていると。本当の幸せとは物ではなく心なんだと感じる メールだった。またNHKのIT関連での番組でも、ネクタイをしめよそ行きの服装でIT関連の話を討論していた。情報なんて普段着でいいんだよ。日本はよ そ行きで、表面のIT化は進むかも。でも政治を見ていると、すべてのことにしっかりとリテラシイを、そして自分にもと新聞を見ながらテレビみてます。私も 内容なしになりますか。頭カラッポ、サイフも・・・・・・
2000/11/22